読書日記  2002.12

読書日記  2002.12


[2002.12.05]
 本買う。
 
鮎川哲也『翳ある墓標』、高木彬光『初稿 刺青殺人事件』、島田一男『古墳殺人事件』、陳舜臣『三色の家』(扶桑社文庫)。
 都筑道夫『退職刑事2』、P・ギャリコ『われらが英雄スクラッフィ』(創元推理文庫)。
 H・マクロイ『割れたひづめ』(国書刊行会)。


[2002.12.08]
 『このミステリーがすごい!2003年版』(宝島社)入手。国内ものに感じていた猛烈な不作感が裏付けられた感じ。


[2002.12.09]
 
江口雄輔・川崎賢子監修『叢書新青年 久生十蘭』了。

 明日は中井英夫の命日。


[2002.12.09]更新
 <読書日記>2002.12.05〜09


[2002.12.12]
 本買う。
 
ミステリー文学資料館編『「X」傑作選』(光文社文庫)。
 P・ワイルド『探偵術教えます』(晶文社)。


[2002.12.19]
 本買う。
 志村有弘編『罠の怪』『魔の怪』『黒の怪』(勉誠出版)。
 『2003本格ミステリ・ベスト10』(原書房)。


[2002.12.20]
 
山田風太郎『達磨峠の事件』了。


[2002.12.21]更新
 <読書日記>2002.12.12〜20


[2002.12.21]
 創元推理倶楽部東京分科会の忘年会に参加。プロの作家の方も何人か来ていらしたが、私にとって重大事だったのは
辻真先さんに初めてお会いしてお話したこと。
 『合本・青春殺人事件』『悪魔は天使である』にサインをいただき、私はミステリーのホームページをやっていまして、『悪魔は天使である』のあとがきにある悪口を言っているサイトというのは私のところではないかと思うのですが、と話しかける。 合掌と書きましたか、と聞かれてはいと答えると、そう書かれたのを見て書かれたご本人が笑ってしまいセンスがあると思ったと言ってくださった。
 1980年代の濫作については、そのときはとにかく書き続けて、十年たって気づいてひどく後悔した、 マンガの原作で一度やった失敗をまた繰り返してしまった、とのこと。
 ジュヴナイルにしろ、アニメの小説化にしろ、トラベル・ミステリーにしろ、まだマーケッティングができていなくてどこでどう売れるかもわからなかった。ただ注文のあるままに書き続けたが、そうして書いたものの殆どが絶版になってしまった。
 ただ、そのノベルス時代に稼いだ蓄えがあって、もうどこから干されても平気なくらいになった。 まだいくつか腹案はあるので、今後はそうしたものを書き残して生きたい、とのこと。
 若い作家の作品もよく読まれていて、西尾維新の作品を読んで、これを自分が二十年前にやりたかったと仰っていた。
 以前、お目にかかれる機会がありそうだったのだけど、そのときは顔をあわせたくないと思って自ら逃した。 今回もどうしようかと思ったのだけど、思い切ってお話してみてよかったと思った。
 高校時代に心底はまり、そして濫作に耐えかねてファンをやめた読者であるが、時代に先駆けた傑作を残した人であり、これからも新しいチャレンジをされるというなら応援していきたいと思う。

 <別冊シャレード>Vol.67「山沢晴雄6」(甲影会)を入手。


[2002.12.23]更新
 <読書日記>2002.12.21


[2002.12.26]
 本買う。
 
中井英夫『夕映少年』、山前譲編『本格一筋六十年 想い出の鮎川哲也』(東京創元社)。


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