読書日記  2004.01

読書日記  2004.01


[2004.01.01]
 新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。


[2004.01.02]
 『虚無への供物』日記。亜利夫はひっそりと門を鎖したままの氷沼家を訪れる。蒼司は
木々高太郎『青色鞏膜』の主人公さながら、重苦しい悲劇を背負い込んで端座していた。 「15.五つの棺(亜利夫の推理)」冒頭。
 木々高太郎の名前が出てくるのは、乱歩賞選考委員の名前を読み込む遊び。


[2004.01.06]
 ”アラビク”での推理比べ。 亜利夫、五色不動の存在を指摘する。久生、北海道から九州まで飛び回って調べた氷沼家八十年の歴史について話す。誠太郎の発狂以来、函館大火、原爆、洞爺丸事件と次々殺戮が襲う各世代の業。藍ちゃん、与太者の存在を否定する。藤木田老、消去法によって犯人を橙二郎だと指摘する。さらには
ヴァン・ダイン『カナリヤ殺人事件』、クリスティ『アクロイド殺し』の趣向にのっとり、麻雀で心理的な揺さぶりをかけることを提案する。 「15.五つの棺(亜利夫の推理)」「16.薔薇のお告げ(久生の推理)」「17.第三の業(久生の推理・続き)」「18.密室と供物殿(藍ちゃんの推理)」「19.ハムレットの死(藤木田老の推理)」「20.”虚無への供物”」。


[2004.01.06]更新
 <読書日記>2004.01.01〜06


[2004.01.08]
 本買う。
 
ミステリー文学資料館編『「宝石」傑作選』(光文社文庫)。
 鮎川哲也『モーツァルトの子守歌』、松尾由美『バルーン・タウンの殺人』(創元推理文庫)。
 エリン,S『九時から五時までの男』(ハヤカワ文庫)。


[2004.01.14]
 本届く。
 藤田知浩編『外地探偵小説集 満州篇』(せらび書房)。
 『
甲賀三郎探偵小説選』(詩創社)。

 中井英夫『月蝕領崩壊』了。


[2004.01.14]更新
 <読書日記>2004.01.08〜14


[2004.01.16]
 
京極夏彦が『後巷説百物語』で直木賞受賞との報。遅すぎた感もないわけではないですが、それでもファンとしては嬉しいです。おめでとうございます。


[2004.01.20]
 
アフォード,M『魔法人形』了。


[2004.01.16]更新
 <読書日記>2004.01.16〜20


[2004.01.22]
 本入手。
 
京極夏彦『後巷説百物語』(角川書店)、『豆腐小僧道中双六』(講談社)。


[2004.01.23]
 『虚無への供物』日記。一月の中ごろから蒼司は氷沼家の改築を進め、赤の部屋や青の部屋を模様替えしてしまった。晴天続きで暮れから雨といえば1月9日の夜におしめり程度のものがあっただけ。季節風の吹きまくる中で火災は新記録をつくる。亜利夫がふらりと氷沼家に遊びに来たのは大寒に入った日曜日、ということなのでこの日。
 亜利夫、蒼司から氷沼家の庭で紅司が植えた花びらが光るという”虚無への供物”という名の薔薇の茎を見せられる。 「20.”虚無への供物”」後半。


[2004.01.23]更新
 
<読書日記>2004.01.22〜23


[2004.01.25]
 『虚無への供物』日記。爺や、不動明王の降伏の呪法を行っていたところを蒼司に見られる。黒月の呪法は一ヶ月のうちの後半の火曜日を選んで、とりかかるのは必ず夜半でないといけない。 第二章「21.黒月の呪い」。


[2004.01.28]
 <SRマンスリー>からの依頼原稿で
鮎川哲也『死者を笞打て』の書評を書く。<マンスリー>に載せてもらえるのは凄い久々だ。


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