読書日記  2004.06

読書日記  2004.06


[2004.06.02]
 以下のお知らせをもらいました。
 私も予定があいたら行きたいです。


[2004.06.04]
 本届く。
 E・ハミルトン『フェッセンデンの宇宙』(河出書房)。


[2004.06.07]
 
バークリー,A『絹靴下殺人事件』了。


[2004.06.07]更新
 <読書日記>2004.06.02〜07


[2004.06.10]
 本買う。
 
C・ブランド『疑惑の霧』(ハヤカワ文庫)。
 東雅夫編『ゴシック名訳集成 西洋伝奇物語』(学研M文庫)。
 山田風太郎『忍法破倭兵状』(ちくま文庫)。
 『松本恵子探偵小説選』(論創社)。
 辻真先『仮題・中学殺人事件』『盗作・高校殺人事件』(東京創元社)。

 辻真先の二冊は迷ったが購入。ソノラマ文庫版も、東京創元社のハードカバー『合作・青春殺人事件』も持っているからスルーしようかとも思ったのだが、高校時代の私に江戸川乱歩と並ぶ影響を与えた作家であるのでやっぱり買うことにした。文庫化を機会に新たな読者に恵まれたら嬉しい。この作家に興味を持った方には元ファンによる辻真先名作・傑作・佳作リストというのもつくってあるので参考にしてください。本当に詳しい著書リストは夢現半球にあります。


[2004.06.11]
 
世田谷文学館『横溝正史あて江戸川乱歩書簡』了。


[2004.06.11]更新
 <読書日記>2004.06.10〜11
 資料室黒岩涙香松本恵子他修正


[2004.06.14]
 
京極夏彦『豆腐小僧双六道中ふりだし』了。


[2004.06.14]更新
 <読書日記>2004.06.14


[2004.06.17]
 本入手。
 
E・クリスピン『大聖堂は大騒ぎ』(国書刊行会)。


[2004.06.19]
 
カーシュ『廃墟の歌声』了。


[2004.06.19]更新
 <読書日記>2004.06.17〜19


[2004.06.24]
 本買う。
 
イーリイ,D『観光旅行』(ハヤカワ文庫)。
 光原百合『十八の夏』(双葉文庫)。
 『静かなる謎 北村薫』(別冊宝島)。


[2004.06.25]
 
山田風太郎『妖説忠臣蔵/女人国伝奇』了。


[2004.06.26]更新
 <読書日記>2004.06.24〜25


[2004.06.26]
 
新青年研究会主催の中井英夫シンポジウムに行く。
 発表は三つ。先ずは、黒瀬珂瀾氏「中井英夫と現代短歌 前衛短歌は誰のものだ?」 。中井英夫が中城ふみ子と寺山修司の新人賞でどの句を落としたかに着目すると、巧妙に作者の主張や個人像を削除していたことがわかる。中井自身が好きな句は文体が新しく精密で、人生のモチーフを回避した「無用の歌」であるとのこと。
 続いて、村上裕徳氏「編集者時代の中井英夫と短歌界・俳句界」 。当時の変革は短歌だけでなく、俳句や現代詩も含めた定型詩における同時代的な大きなものだったこと。
 最後に川崎賢子氏「中井英夫──研究の課題と問題提起」 。 中井英夫がいる文学史を構築するために、これからどんな切り口があるかの列記。 『虚無への供物』の新しい分析法。短編や日記の位置づけ。中井の短歌や百科事典・コンピュータなどへの興味。戦後への愛憎、父への愛憎、セクシャリティの言説、等。

 会場はかなりの盛況でいろんな人が来ていた。『流薔園崩壊』でお馴染みの元助手の金澤裕史氏が挨拶したときには、歴史上の人物が目の前に出てきたように驚いた。
 討論ではSRのF氏から、中井が久生十蘭をなぜそんなに評価していたのか、いいいい書いてあるばかりでどこがいいのかわからない、との疑問が呈された。金澤氏は「ジュラン」という名前の響きがいいからじゃないかと言っていたが、改めて考えると確かに謎だ。

 懇親会では本多正一さんらとお話しする。このところ疑問に思っていたことを尋ねて返答をもらった。中井英夫が三面記事の切抜きをしていたことは知られているが、『虚無への供物』に挿入された新聞記事はほぼ実在したものそのままだそうだ。 聖母の園焼失も実際にあった事件で、顎の骨が一人分増えていたというのも実話だと知ってはいた。しかし、鴻巣玄次の両親惨殺事件も実在記事とは驚いた。その辺の事情が知られていないと、『虚無への供物』の発表当時の衝撃度が薄れていくようで惜しい。
 京都からこのために夜行バスで来てすぐ帰るというとらんぷ館の久瀬氏にも挨拶する。熱意は凄いけど、サイトのコンテンツの充実の方もお願いしますよ。


[2004.06.28]更新
 <読書日記>2004.05.26
 資料室修正、 「Index to Anthologies CD-ROM版[日本作品篇]」による補完は小栗虫太郎まで


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