読書日記  2004.12

読書日記  2004.12


[2004.12.01]
 最近買った本。
 杉山其日庵(
杉山茂丸)『浄瑠璃素人講釈』(下)(岩波文庫)。
 山田風太郎『武蔵忍法旅』(ちくま文庫)。

 水上勉『飢餓海峡』了。


[2004.12.01]更新
 <読書日記>2004.12.01


[2004.12.10]
 最近買った本。
 『子不語の夢 
江戸川乱歩小酒井不木往復書簡集』(皓星社)。

 <小説推理>2005.01をようやく入手。どこにもなくて買いそびれるかと思った。
 「特集 幻想と怪奇の誘いH」という続き物企画に「中井英夫『虚無への供物』の原風景を探る」というタイトルで、伝説のアドニス版『虚無への供物』の序章が掲載されている。
 <アドニス>とは男性同性愛者の会員制同人誌で、三島由紀夫ら高名な文学者が匿名で執筆していたことで知られる。その雑誌に中井英夫は碧川潭のペンネームで『虚無への供物』第一章の紅司の死までの場面を連載したという。今回はその序章部分のみの復刻である。
 かなり驚かされた。媒体が媒体だけに男性同士の性愛描写があるのは当然である。氷沼紅司と鴻巣玄次の絡みは絶対あると思っていた。それが光田亜利夫を主役にしてああいうことになっていようとは。
 納得させられるものはある。探偵トリオのうち奈々村久生には牟礼田という婚約者がいるし、藍ちゃんにも登場場面は少ないけどルナという恋人がいた。亜利夫一人が何で女気なしなのかがちょっと疑問だったのだがそういうことか。現行版『虚無への供物』にも彼の人物が初恋の人のような描写はあったのではあるが。
 これを知ってしまったら今後『虚無への供物』という作品への見方がどうしても変わってくるのは否めないであろう。
 ところで碧川(緑川)潭というペンネームは乱歩『黒蜥蜴』の緑川夫人に由来するのだろうか。

 今年もこうしてまた12月10日がやってきた。


[2004.12.10]更新
 <読書日記>2004.12.10


[2004.12.13]
 
ノックス,R.A.『閘門の足跡』了。


[2004.12.13]更新
 <読書日記>2004.12.13


[2004.12.22]
 最近買った本。
 『このミステリーがすごい!2005年版』(宝島社)。
 『エラリー・クイーンPerfect Guide』(ぶんか社)。
 
C・ドイル『北極星号の船長』(創元推理文庫)。

 山沢晴雄『砧最後の事件』了。


[2004.12.22]更新
 <読書日記>2004.12.22
 資料室浜尾四郎他修正


[2004.12.31]
 最近買った本。
 
A・B・コックス『プリーストリー氏の問題』(晶文社)。
 『山田風太郎疾風迅雷書簡集』(神戸新聞総合出版センター)。

 さらに乱歩蔵びらき委員会より『子不語の夢 江戸川乱歩小酒井不木往復書簡集』2刷(皓星社)のご恵贈を受けた。ありがとうございます。

 喜国雅彦『本棚探偵の回想』了。


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