(20)『弁護側の証人』
第十章まではすらすら読めました。第十一章「証人」になると途端につかえました。前の章と意味がつながらないのです。しばらく読み進んでやっと気付きました。そして頭をかきむしり叫んだのです。「きったねえー。」そういうお話です。
解説で青木雨彦が「女であるということ」「女が男を愛するということ」が書かれていると書いているけど、私にはわかりません。各自が読んで判断してください。ヒロインの性格もまるでわかりません。貞淑なようでいて結構いけずうずうしいんだから。(念のために。決してつまらなかったわけではありません。)
小泉さんは生島治郎の奥さんだったんだけれど、ミステリを書くために愛しつつも別れたのだそうです……。可愛そうに。
70点。但しねじくれ度75点。