『絡新婦の理』
『絡新婦の理』
何というインパクトだ。
冒頭がいきなり京極堂と犯人の対話であり、度肝を抜かれる。桜色の衣を纏う絡新婦がここで登場。
第1章は木場刑事の目で東京四谷の目潰し魔殺人事件の顛末が語られる。一連の事件の一つと思いきや木場の友人川島新造の影が差す。問い詰められた川島は「女に、蜘蛛に訊け」と言い残し姿を消す。第2章はうって変わって千葉の片田舎の聖ベルナール女学院での不可解な事件。学園内に<蜘蛛の僕>なる黒弥撒集団が暗躍。満月の晩に黒い聖母が出現し呪われた相手が絞殺される。ここでの視点は学院の一生徒呉美由紀。第3章ではおなじみ釣り堀屋伊佐間が骨董屋今川と連れ立って当地の名家織作家、別名蜘蛛の巣館を訪れ、例により事件に巻き込まれる。第4章は前回の事件で警察を辞めた益田元刑事が榎木津探偵に弟子入りを志願。人捜しの依頼から京極堂の元を訪れ蜘蛛の糸の一端に触れる。
この4つの視点から事件は叙述されていく。まるで蜘蛛の巣の横糸を辿るかのように。
京極が扱ったものの中ではいちばん古典的な探偵ものに近い構造であろう。例えば横溝正史の一連の戦後長編。例えば小栗虫太郎『黒死館殺人事件』。ある旧家名門の血統に関わる連続殺人事件。その動機は或いは莫大な遺産を巡るものと思われ、複雑極まる血縁関係と奇矯な登場人物たちが読者を悩ます。館ものとも称されるものがあるように主として事件が一つの屋敷内で展開し、閉ざされた世界が造り上げられる。
『姑獲鳥の夏』も旧家の血の呪縛が陰を落とす事件だが、このパターンからは外れる。『絡新婦の理』では事件の主要舞台は蜘蛛の巣館とベルナール学園、その他千葉や東京各地にも広がるが、やはり閉塞感が強い。まるで蜘蛛の糸に絡め捕られたかのように。
全ての糸を操り網の中心に位置する蜘蛛とは何者か。そしてその目的は。憑物落し京極堂をしても蜘蛛の計画を阻止することは不可能なのか。ベルナール学園で、蜘蛛の巣館で、惨劇は繰り返される。
******以下ねたばれ注意******
こうしたパターンの事件には特有の弱点もある。一つには事件を防ぎきれない探偵役が無能に見えてしまうこと。金田一耕助を見よ。連続殺人こそ犯人の仕掛けた芸術。探偵は批評家兼幕引き役に過ぎない。
もう一つの弱点は相次ぐ殺人のあまり、誰が犯人でもどうでもよくなってしまう点。犯人は意外な人物。だとしたら最も疑わしくない者こそ犯人。いや、裏を行って怪しい奴こそが犯人。さらにその裏をかいて……。もうなんだかわからない。これでは真相が明らかになったところで驚天動地の心地には程遠い。
これらの弱点をどうやって克服するかが作者の腕の見せ所である。
坂口安吾は『不連続殺人事件』で終戦直後の世相の中、芸術家気質のいかれた人物ばかりを一堂に集め、猥雑な人間関係を演出した。時代の風俗と作者自身の作風がトリックと化して、その中に心理の足跡は埋没した。
笠井潔は、『バイバイ、エンジェル』において矢吹駆に本質直感という武器を与えた上でこう宣言させる。僕の関心はひとつの犯罪が現象としてどのように生成していくのかを、始めから終わりまではっきりと見届けることのみにある、と。以下、駆は冷徹な目と化し、犯罪の陰の観念の悪を凝視つづける。
『絡新婦の理』の場合はどうか。事件は全て蜘蛛の巣の上。木場刑事が暴走しようと、探偵榎木津が乱入しようと、果ては憑物落し京極堂が介入しようと、皆が盤上の駒と化し、蜘蛛の計画を進める上で何の障害にもならない構造。
それだけの罠を仕掛けた犯人の正体は如何に。京極堂にあなたが蜘蛛だったのですね、と名指しされたのは一見どうも犯罪を起こすようには見えない人物。
『黒死館殺人事件』の結末を連想してしまった。降矢木家連続殺人事件の犯人として法水麟太郎に告発されるのも、どうもあれだけの犯罪を構築するとは思えない人物。たったこれだけの類似で『絡新婦の理』が『黒死館殺人事件』のパロディめいて見えてくる。
ということで久々に『黒死館殺人事件』を読み返したところ、予想以上に様々の示唆が得られた。
そもそも意外な正体を曝したベルナール学園そのものが、ボスフォラス以東唯一のケルト・ルネサンス式城館にしてあまたの影と記号の倉、黒死館の模造らしく見える。両者を建築したのがユダヤ教徒であることも意外な共通項。
『黒死館殺人事件』の冒頭で法水は、広間に飾られる甲冑の持つ富貴と信仰の2本の旗の並びが入れ変わっていたことを犯人による虐殺の宣言だと喝破する(弥撒(Mass)+英町尺(acre)=虐殺(Massacre))。ところが後でそれは真犯人の意図とは関係なく、全く別の理由があったことが明らかになる。黒死館という宇宙の中では探偵がいて初めて記号に意味が付与されるのだ。
この点は京極堂による憑物落しの手法と同一である。いつも京極堂が今回の憑物はこれこれと認定したところから初めて物語の性格もタイトルも決定される。だから命名者京極堂こそが物語の作者でありなおかつ真犯人であるとも言える。
織作碧が開かずの告解室の異端書から悪魔を学んでいくくだりは、黒死館の犯人が当主算哲の蔵書ウイチグス呪法典から絢爛たる犯罪を構築していくところに対応する。原点であるグリーン家の(2字抹消)や、『Yの悲劇』のハッター家の(5字抹消)のことまでが思い起こされる。開かずの部屋の死人の蔵書というのは黄金のパターンであると言えよう。だが、もう一段の操りが加わり、これが本書の中で最も悲惨なエピソードとなった。
さらに、『黒死館殺人事件』のテーマは犯人による、そして作者小栗虫太郎自身による父親殺しである。父よ、吾も人の子なり(パテール・ホモ・スム)。この悲痛極まる叫び。
既に本邦アンチ・ミステリー3作に共通する、登場人物及び作者の父性に対する相克という概念を指摘してある(追悼・中井英夫<霧笛>14号)。アンチ・ミステリーはミステリーを殺すとともにいつも巨大な父親をも葬ってきたのだ。
『絡新婦の理』において犯人は自分の居場所が欲しかったと述懐する。だが、犯人を取り巻く人々の中で極めて父親の存在は希薄である。仮の父親は金儲けだけに長けた唯の凡人。真の父親に至っては存在を匂わされはするものの実体がない霞のようなものである。おまけに家父長制の幻想自体も京極堂によって祓い落とされてしまった。
父権そのものが崩壊した現代にとって、アンチ・ミステリーによって埋葬する対象としてはまた新たなものを取る必要があったということだろうか。それとも……。
父性の象徴とも言える黒死館の代りが女学院になっている。
本書のテーマの大項目の一つは女。あまたの女性登場人物たち。13才の少女から齢百才にならんとする老婆まで。奥方、お嬢様、女教師、女権拡張論者、老舗の主婦、さらには娼婦ややり手婆まで。その中でも今まさに女になろうとする少女はやはり特別な存在である。
疾走する少女たち。きりきり舞いさせられるのは分別盛りの大人ども。夢野久作『少女地獄』をどことなく思わせる。ベルナール学院の場での主人公美由紀が呉姓なのも『少女地獄』→『ドグラ・マグラ』という連想の賜物だろう。
ところで女学院で父といったら、神のことである。そうすると女学院での父親殺しとは神を殺すことか。確かに最終的に学院における基督の不在は証明されはしたが……。
さて、今回挑んでみたのは蜘蛛の真実の正体を探り切ること。もしも犯人と名指しされた人物が本当に犯人であると読み取れたなら、なにかその影のもっと大きなものが見えてくるだろう。
そもそも本編の構造において本来終章であるべき京極堂と絡新婦の対話を序章に持ってきているのは、この作品には真犯人が存在しているという作者京極夏彦の読者に対する宣言である。さもなければ前作が前作だけに、この事件にも犯人はいないのではないかと読者も思い込みやすい。益田元刑事の言に対する京極堂の応対がさらに釘を刺している。この事件には全ての糸を引く真犯人が絶対に必要不可欠なのだ。
ラプラスの悪魔とは、宇宙の全ての粒子の位置と運動の情報を持ち、系の過去から未来までの発展の全ての経緯を正確に把握する仮想上の全知者である。その存在は、不確定性原理 − 位置と運動量の正確な情報を微少空間においては同時に得ることはできない − によって否定はされる。
京極堂は言う。ラプラスの悪魔は居なくても、蜘蛛一匹でここまで揺らぐのさ。
またしても人間の自由意志のいかに覚束ないことか。
今回の犯人蜘蛛の手法とは予め無数の事件を再生産して引き起こす体系を造りあげること。
蜘蛛は獲物に糸を掛ける。一本、二本、三本と。早く気づいて振り払えば助かるが、さもないと深い淵へと引きずり込まれる。
蜘蛛は網を張る。関係者に密かに働きかけ、欲望を刺激して行動に駆り立て、お互いに自滅させる。目潰し魔も絞殺魔も、絡新婦の糸の端にへばり付いた小蜘蛛に過ぎない。
関わった人間は必ず事件の内部に取り込まれる。外側にいるためには事件の存在自体を知らずにいるしかない。絡新婦の正体を知るためには、慎重に縦糸横糸を辿りながら巣の中心を見いださなくてはならない。それでも中心に辿り着けるのは事件が終ったときのみ。
そして全ては冒頭の対話に収斂される。
やはり不確定性原理への言及。それ自体については既に『姑獲鳥の夏』の冒頭で京極堂と関口に討論されている。骨壷の中の仏舎利は蓋を開いた瞬間に干菓子に変化したのかもしれない。
世界は観測されて初めて確定される。そして情報を獲得しようとする観測行為そのものが、系の事象の進行に影響を及ぼす。事象と観察者は切り離せず、観察者も世界の一部となる。
蜘蛛はその理に無自覚だった。発動された計画に従い、事件は無数に再生産される。もう誰もそれを止められはしない。無自覚な観察者の元には客観的な情報は届かない。観察自体が誤認を引き起こし、事件はただただ反復再生産を繰り返す。
全ての糸を引いている筈の蜘蛛にしても己の糸に足を取られていたのだ。
情報操作の理はそれほど難解で宿命的なものなのか。それならなおさらそれからも自由でいる陰陽師は何者なのか。
一方、蜘蛛は京極堂を研究する。相模湖の事件(『魍魎の匣』)から。そして久遠寺家の事件(『姑獲鳥の夏』)から。蜘蛛は久遠寺涼子の死に対して個人的な怒りさえ感じている。
京極堂は、概ね懇願されて半ば無理矢理に腰を上げさせられる。京極堂が関わったことで憑物は落ち、その結果幾人もが居場所を失って死ぬ。
だが、それはたとえ京極堂が関わらずにいても元より決まっていたこと。止まっていた時間が急に流れ出したときに避けようもなく起こること。
京極堂は言葉のみを使う。陰陽師の武器は言葉しかない。言葉で式を飛ばし、憑物を落とす。
そしてさらに言葉で己の境界を区切ることにより、不確定性の理から逃れ、自らを事件の傍観者とすることができるという。
京極堂は斯く語る。
慥かに、観測者が無自覚である場合は不確定性の理から逃れられるものではありません。だが観測者がそうした限界を十分に認識している限り、己の視点を常に括弧に入れて臨む限りはそのうちではない。
京極堂の行為は繰り込みなのか。そう思えば私にはある程度納得がいく。
同じ物理現象にしても記述の仕方で随分と解釈が違ってくる場合がある。発散して解けなかった計算がうまい方法さえ見つかると解が導出できるようになる。
繰り込み(self consistent substraction)とは、朝永振一郎が造った言葉である。朝永は、自己エネルギーにおける質量の無限大と散乱断面積に現れる無限大とを繰り込んで収束させた。彼はその自己の業績をヘビが自分のしっぽを喰うようなものだと評している。
ファインマンの経路積分法では、系が初期状態Aから終期状態Bへ発展するとき、その間に全宇宙の全ての状態を通りうるものとし、その各々の経路の確率を計算して総計を取っている。そんな一見すれば離れ技も繰り込みという概念を用いると可能なものになるのだ。
前回『鉄鼠の檻』の相手は、不立文字を掲げ言葉の式が通用しない禅だった。それに対し、今回の敵は情報を操作する蜘蛛ではなくて、情報理論の理そのものだったのかもしれない。
京極夏彦は初期2作『姑獲鳥の夏』『魍魎の匣』にて、SF的手法を導入し、海野十三の後継としてミステリーの新しい方向と可能性とを示した。だが、最近の作ではSF的な要素がなくなってきている。それでも私は『絡新婦の理』を『魍魎の匣』と同じ程度に高く評価している。『鉄鼠の檻』と『絡新婦の理』では脳や言葉への認識や、情報理論に対する考察が一段と凄みを増してきており、京極堂の憑物落しの手法に対するアンチテーゼともなる。
果たして京極夏彦はどこへ行こうとしているのか。一作ごとにこれだけの深読みをさせてくれる作者と巡り合えることが今後ありうるだろうかとまで思う。書評をするのにも常に真剣勝負を強いられる。
またしても新しい境地に達することを祈りつつ、心して次作を待ちたい。
執筆 (1997.05.22)
初出 <霧笛>25号(1997.08.20)
《事件暦》……ねたばれ注意
1927(S.2)?
09.12 呉仁吉 海で神像を拾う
1932(S.7)
石田芳江 茂浦に住み着く
1935(S.10)
石田喜市 川島家に引き取られる
1938(S.13)
榎木津・木場 川島新造と知り合う
1941(S.16)
10.18 京極堂 川島新造と会う,新造 実家へ帰る
1945(S.20)
織作茜 敗戦間際に薬学校に通う
石田芳江 首を吊る
高橋志摩子 RAAに入る
3人の娼婦 茂浦の小屋に暫く住む
北条勇治 柴田耀弘の養子になる,織作五百子刀自の推薦
1948(S.23)
夏 平野祐吉の妻宮の自殺
1949(S.24)
織作葵 己の半陰陽を知る
1950(S.25)
織作茜と出門是亮の結婚
1951(S.26)
04. 杉浦隆夫と伊藤美江の結婚
春 平野祐吉 信濃町に引越
06. 杉浦隆夫 神経衰弱となる
1952(S.27)
02.
杉浦美江 出奔
前島八千代 綺譚舎『近代婦人』3月号に載る
春 織作是亮の会社倒産
04.
初 織作紫 死亡
後半 織作茜 川島喜市に精神科医への紹介状を送る
05.01 平野祐吉 降旗弘の診察を受ける
05.02 矢野妙子 遺体発見,目潰し魔第1の犠牲
05.
織作茜 茂浦の小屋で川島喜市に会い彼の母の死を告げる
川島喜市 平野を匿う
織作葵 平野に出会う
07.
久遠寺家の事件
川野弓栄『猟奇実話』に載る
08.15 柚木加奈子 鉄道事故で重傷
08.
杉浦隆夫 信濃町の酒井印刷で働き川島喜市に知り合う
高橋志摩子 『近代婦人』に載る
08.末 杉浦隆夫 失踪,実は浅草の倶楽部花園へ
夏から秋
織作茜 小金井町の工場に通う,2月程
09.初 織作葵 五百子刀自から告解室の鍵を貰う
09.
渡辺小夜子 本田幸三教諭に陵辱される
ベルナール学園理事長 柴田勇治から織作是亮に交替
杉浦隆夫 浅草倶楽部花園で川野弓栄に知り合う
09.21 柴田耀弘死去
09.下
杉浦隆夫 ベルナール学園に臨時雇用職員として採用
木場 川島新造に会う
織作葵 平野をベルナール学園の告解室に移す
10.03
織作碧 満月の晩に川野弓栄を呪う
平野 織作碧の黒弥撒を知る
10.中旬 川野弓栄 目潰し魔第2の犠牲
10.
山本純子を柴田グループ幹部に紹介の日取り12月末と決まる
山本純子 麻田夕子の売春を知る
11.02 満月
11末 織作茜 茂浦の小屋で川島喜市に再会
12.01 麻田夕子 満月の晩に山本純子を呪う
12.末 山本純子 目潰し魔第3の犠牲
12.31 満月
1953(S.28)
01.
川島喜市 酒井印刷所を辞めて新造の元に転がり込む
川島喜市 前島八千代に接触
01.末 木場 降旗と飲む,猫目洞
01.30 麻田夕子 満月の晩に前島八千代を呪う
01.31 目潰し魔事件合同捜査本部設置
02.
杉浦美江 夫の失踪を知る
降旗と里美 猫目洞へ
2日前
織作茜 川島喜市からの電話を受ける
1日目
前島八千代 目潰し魔第4の犠牲
木場 前島八千代の殺害事件を捜査
川島喜市 中条質店より前島八千代の友禅を受け出す
川島新造 逃亡
2日目
3日目
4日目
呉美由紀・渡辺小夜子 坂本百合子より黒弥撒の情報を得る
渡辺小夜子 十三番目の星座石で本田教諭を呪う
5日目
美由紀 蜘蛛の僕に呼び出される,麻田夕子に知り合う
麻田夕子の元に前島八千代殺害の報届く(3日前の報道)
黒い聖母出現,本田幸三絞殺,麻田夕子墜落死
03.01
6日目
満月
7日目
織作碧 帰宅
呉美由紀 尋問される
美由紀の両親 学園に来る
8日目
美由紀 是亮に強請られる
柴田元理事長 登場
9日目
10日目
美由紀 是亮に強請られる,祖父仁吉への手紙
織作雄之介 葵及び是亮と口論
11日目
未明に織作雄之介死去
伊佐間 呉仁吉の小屋に逗留する
12日目
雄之介 密葬
出門耕作 首吊り小屋に燈を見る
織作茜 川島喜市に3度目に会う
伊佐間 今川に連絡をつける
13日目
織作雄之介の葬儀
今川 仁吉宅に到着,神像を買う
呉美由紀・渡辺小夜子 織作是亮ともみ合う
14日目
伊佐間 蓑火を目撃
伊佐間・今川 蜘蛛の巣館を訪問
織作是亮 絞殺される
呉仁吉 美由紀の元を訪れる
美由紀 緊急職員会議に乗り込む
?木場 猫目洞から降旗を訪ねる
15日目
益田 榎木津に弟子入りを志願
杉浦美江 夫隆夫の捜索を依頼
益田・増岡 京極堂を訪問
?木場 里村医師より目潰し魔の情報を得る
?木場・青木 中条質店で川島喜市の痕跡発見
16日目
17日目
川島新造 高橋志摩子と逃亡
木場 蜘蛛の巣屋敷を訪問
織作碧 登校する
高橋志摩子 目潰し魔第5の犠牲,伊佐間 負傷
呉美由紀 海棠に脅迫される
榎木津探偵 学園に出現
渡辺小夜子絞殺,絞殺魔杉浦隆夫 榎木津に捕縛される
18日目
ベルナール学園の生徒の殆どが親元に帰される
?奈美木セツ 織作雄之介の覚え書き発見
19日目
益田・敦子・青木 京極堂宅に集結
今川 京極堂に憑物落しを懇願
織作葵 雄之介の後継者と決まる
20日目
織作真佐子 学園に来る
木場 呉美由紀に聞き込み
ベルナール学園に憑物落し参上
織作碧 目潰し魔第6の犠牲, 平野祐吉 逮捕
蜘蛛の巣屋敷の惨劇,織作葵・真佐子・出門耕作 死亡
03.後半から04.初
渡辺小夜子の父 自殺
織作五百子刀自 心不全で死去
織作茜と柴田勇治の結婚決まる
04.
終章序章
→『姑獲鳥の夏』
→『魍魎の匣』
→『狂骨の夢』
→『鉄鼠の檻』
→『絡新婦の理』
→冒頭
→京極堂の虫干し目次
→京極夏彦目次
→表紙