オール・タイム・ベスト書評
ライアル,G
(15)『深夜プラス1』
ルイス・ケイン。イギリス人。ビジネス・エイジェント。彼の今回の仕事は、ある男をブルタニューからリヒテンシュタインまで送り届けること。男には敵がいるし、おまけに警察に追われている。執拗な攻撃をかいくぐって彼らを載せた車は闇の中を疾駆する。
本当に面白い話でした。冒険アクションとしては第一級です。大道具、小道具の使い方もうまい。なによりも登場人物の書き込みがなされています。おまけに周到な伏線と意外な結末と来れば申し分ありません。冒険小説数あれどこれほどミステリ味の強い作品はそうざらにはないでしょう。
69点。但し冒険小説度88点。
日本冒険小説協会会長の内藤陳は、新宿で「深夜+1」という店をやっています。御参考までに。
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