山田風太郎『ラスプーチンが来た』
山田風太郎『ラスプーチンが来た』
ちくま文庫 山田風太郎明治小説全集11 初版1997.10.23
初出 「週間読売」1979.12.02〜1980.06.15
初出単行本 文芸春秋 1984.12.20
新刊書
日露戦争中、ロシアの内乱を企て日本を勝利に導いた男、怪男児明石元二郎の若き日の物語。
ふとした切っ掛けで知り合った伊勢の神官の娘、雪香に明石は一目惚れをする。だが、彼女の周辺には不穏な影が差す。しつこく彼女を狙う占い師稲城黄天。幼い日に失踪した母にまつわる出生の秘密。そして密かに来日し陰謀を巡らすロシアの怪僧ラスプーチン。
ロシア皇太子襲撃事件の裏の策謀を作者は暴くが、結末で明石とラスプーチンの決着がつかなかったのが、不満。
→冒頭
→山田風太郎目次
→読書日記
→表紙