山田風太郎『ラスプーチンが来た』

山田風太郎『ラスプーチンが来た』


 日露戦争中、ロシアの内乱を企て日本を勝利に導いた男、怪男児明石元二郎の若き日の物語。
 ふとした切っ掛けで知り合った伊勢の神官の娘、雪香に明石は一目惚れをする。だが、彼女の周辺には不穏な影が差す。しつこく彼女を狙う占い師稲城黄天。幼い日に失踪した母にまつわる出生の秘密。そして密かに来日し陰謀を巡らすロシアの怪僧ラスプーチン。
 ロシア皇太子襲撃事件の裏の策謀を作者は暴くが、結末で明石とラスプーチンの決着がつかなかったのが、不満。


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