| 毛の生えたブラックバス |
中国妖怪図鑑でお馴染みの(でもないか)、毛の生えた魚の捕獲報告!!!
場所は日本の某川河口。
←だん魚(毛の生えた魚の妖怪)
山海経:第1南山経三の巻より(世界未確認動物事典:笹間良彦著・柏書房2800円)
▲UMAというより、妖怪系の本です。
中国・けい山より流れ出る黒水には「だん魚」という毛の生えた魚が住んでいるそうです。
フナのようで、イノシシみたいな毛、豚に似た鳴き声まで出すという!!!
この魚が現れると干ばつになるは洪水は起こるは良い事は無いそうです。
この凄まじい破壊力を持った魚が日本のアングラーに釣り上げられた!!!
場所も日本!!!
ただ、まだ毛が生え揃う前の幼魚だったようです。
はじめまして、いつも楽しく見させて頂いてます。 mamiという者ですm(_ _)m 先日UMAでは無いですが不思議なブラックバスを釣ったので 見て頂きたくメールしました。 体から苔?が生えているバスです。 傷跡みたいなところから苔が生えておりかなり違和感がありました。 |
解説上の都合で「苔」を「毛」に置き換えました(チョットずるくてゴメン)。
毛の生える前段階というイメージでお読みくださいネ。
<解説>
毛が生えるというのは通常魚では考えられません。
ゆえに、毛が生えているとビックリします。妖怪指定100%級ですね。
毛が生えるのは、そもそも”毛穴”という汗を出す体温を下げるという機能を
持った動物じゃないと毛は必要が無いです。高等生命体である人間とか…
mamiさんの錯覚か、はたまた、モノホンの妖怪「だん魚」か…しかし、体はブラックバス。
最近の関東大地震、東海大地震などの話がチラホラある今日、悪い事が無ければ良いが。
★中国の妖怪には飢饉や洪水を予告するものが多く居ます。
ところがどっこい、地震を予告する妖怪が居ないのが妙に不思議。
これ調べたい人がいましたら、ガンバってレポートを書いて欲しい!!!
ということで、診てみましょう。
←エラブタに丸く根が張り毛のようなものが…
周辺が赤黒くなっているのもミソ。
←水から上げているのでペッタリしている。
多分水に入っている時には綿のような毛の様な
ふわっとした感じだったのだろうと思います。
これは水綿(みずわた)病にかかった魚ですネ。
水綿病というのは怪我をした一部に綿がくっつく病気で
長〜く成長すると結構髪の毛の様になります。
じゃんねん!!!
気味が悪かったでしょうけど、大丈夫ですからご安心下さい。
せっかくの機会ですから、魚のメジャーな病気をご紹介。下に列挙しておきます。
<魚の病気一覧>
=我が家のアマゴ白点病
←ミズカビ病の重症魚ヤマメ。まさに「だん魚」
↑「ヤマメアマゴその生態と釣り」加藤憲司著つり人社1300円より
←口にカビが生えたグッピー
←リンホシスチス病(つぶつぶが)
↑写真2枚「知っておきたい魚の病気と治療」発行:日本動物薬品株式会社980円より
日本獣医畜産大学教授:畑井喜司雄/東京大学助手:小川和夫
/日本動物薬品(株)研究室:柴田俊幸共著
キャッチアンドリリースの誤解Part2 釣りサイトならクレームの嵐必至のコラム。またやってしまおう。part1はこちら。 自然界で病気が治る魚はまずいません。確実に死亡します。 ということは、こう云う魚をリリースすれば病気を蔓延(まんえん)させる可能性があります。 リリースするとバッタバタと他の魚まで死なせてしまう…という訳ですね。 なんと!!!恐ろしい!!! ということで家に持ち帰ってメチレンブルーなどの色素剤で消毒し治療する以外は リリースせずに殺した方が他の魚のためにも良いという事です。 病気の魚を釣ったら草むらに放っておくか(=又は投げ捨てるとも言う)、 石で頭を叩いたり、首の骨をポッキリ折ったりします。 =表現がひどくて申し訳無い= または通常”シメる”という作業を海・渓流釣り雑誌でマスターするのも好いでしょう。 活き魚料理店でイケスから上げた魚を処理する場合のテクです。 病気がありそうなレベルの魚を釣った時はリリース派であればこそ、 他の多数の魚達の為に立ち上がるべきではなかろうか…(なんちって) 病気の一匹を犠牲にして他の数百匹の命を貴方が救うのです。 しかし… パート1でも書きましたが自然を愛する方が見ていますと「なんて残酷なヤローだ!!!」とか、 「魚がカワイソウじゃないか」、「人でなし」とか100%言われるでしょう。 「この魚は病気なんで色素剤で消毒しないと…」とか説明が大変ですから やはり、優しく逃がすのが1番ですね!!!他の魚の事なんて関係無しさっ。 この世の中、やっぱりイメージが大切です!!! ▲脅かしすぎました。 本当は病原菌や原虫などは自然の水域に普通に存在しています。 弱ったり何らかの原因のキッカケがないと病気にはかかりませんのでご安心を。 (もちろん酸素が少なく有害な水になっていれば全滅するほど広がる場合はあります) しかし2003年ごろから日本でも広がったコイヘルペス(←資料は発見前!!!)のように、 恐ろしい程の広がりを見せる時があります。 霞ヶ浦から、なんと広大な琵琶湖まで広まったのはキャッチアンドリリース以前に 何か考えさせられる事例ではありませんか。 |
そうそう。
私の実験用水槽では毎年「だん魚くん」が現れます。鳴きませんが。
だからだったのか…良い事が無いのはっ!!!
←もう一度「だん魚くん」
ちなみに情報提供のmamiさんによると、
釣ったバスは「外来魚専用」の捕獲所に持って行かれたそう。
エライ!!!
シーラカンス系ゲット!?戻る 表紙へ 次へ鉄のウロコを持つ貝参上