ますます盛り上がる漁業プロさんの話!


ウバザメ かず
今日、何気なくサメの図鑑を読んでたら

『ウバザメはこれまで盛んに捕獲されていたため
減少傾向にある』

って書いてあったんですが
果たして何の目的で捕獲されてたんでしょうか?
どなたかご存知の方いますか?
フカヒレ?まさかね・・・

http://isweb46.infoseek.co.jp/cinema/hawkdown/

ウバザメ 漁業のプロ
ウバザメは捕獲というより、『混獲』あるいは「なんかのはずみ」ってのが
多い気がします。専門でウバザメを獲ったってのは聞いたことがありません。

甚平につぐデカさでおっとりした性格なもんでカツオ船、巻き網船には好かれています。
(カツオが付く)別に好かれると言っても漁船が獲るわけでなく、
甚平やウバザメに大量のカツオが付くからです。「サメ付き」といいます。

サメのヒレには繊維質の筋が入っておりそれを中華料理では珍重してます。
周知の通り、それが『ふかひれ』というもの
ふかひれを取るために絶滅が危惧されているのはヨシキリやアオザメです。

オーストラリア西岸でタンカーの座礁・油漏れを取材してたTVクルーによって
騒がれ始めました。日本のマグロ船がサメをデッキに上げ、
切り刻みひれだけ取って捨てる・・・・・

「残酷だ!!!!」って騒がれました。

まぁ、あそこの連中が言いそうなことですけどね(´・∀・` )
取ってる我々もたまったもんじゃありません。私も咬まれた事がありますし、
首だけ切り取っても彼らは咬み付けます。

サメに咬まれると治癒しづらいってのもありますが・・・
だから、脊髄を切り、身動きの取れない状態にしてヒレを取ります。
身は水揚げしても二束三文ですから捨てます。サメで持ち帰るのはアオザメです。
値段がいいもので・・・・

サメは胎生で(ある種は除く)ヨシキリの場合、1腹で40〜60位は入っています。
腹から絞り出すとへその尾が付いたまま泳ぎ始め、これがまた可愛い(*^。^*) 
イッチョ前に歯は既に生えてます。
ヒレの話に戻ります。 ヒレで一番高いのが尾長ザメの尾びれの下側です。
次がアオザメの尾びれ。他の部はあまり筋が入ってません。

平均的にいい値段が『アカ』と呼ばれる種。メジロやヨゴレ、シュモク、トラなんかです。
反対に『アオ』はヨシキリとアオザメです。
マグロ船の場合、一航海それを貯め続けて、水揚げ先の業者に売ります。
そして、その金は乗組員で折半します。

もちろん非課税。現金です。私は8ヶ月航海の船でしたが
40万〜60万位貰いました。金になるから獲るのでしょうね・・・・
まぁ、毎度のことで少なくなったのが分かれば
慌てて規制するんでしょうね・・・・・浅はかな日本人
ニューネッシー 漁業のプロ

> まさかニューネッシーがお○ょ○だったとは…

違いますです。オヒョウではありませんし、NZや豪州には居ません。
オヒョウは北半球の高緯度です。
焼津のマグロ船が目撃したカバゴンをググルってみてもありませんねぇ〜
どなたか存じてる方がおりましたらお願いします。

何で突然、この話を出したかと言いますと、メスのセイウチ説があったからです。 
あ! 失礼しました!
正確なソースが無いもんで、変な話をしました。
カバゴンは’70年代後半にNZの南西海域で目撃したものです。 

揚げ縄中に右舷前方50m位のところに浮かんだとか・・・ 
近寄って行ったらもぐちゃった ってヤツです。
浮かんだ高さは1m位で目が巨大で鼻穴も確認できたとか・・・

ネット上には無いのか検索にヒットしませんが、
小学生の頃に読んだ本に載ってました。 

で、スケッチからカバに似てるってんで「カバゴン」になったそうです。
で、メスのセイウチに似てるって話になったらしいんですが、
セイウチなんか南半球には居ません。

アシカやトド(南半球ではオタリア)は居ます。しかし、見間違えますかね?
鼻穴まで確認してるのに・・・・
私が世話になった船頭も若いときNZでなんかあったそうです。
当直に入ると船頭がやってきてその話を聞かせてくれました。

←カバゴン(作者挿入)

↑詳しくは漁業プロの話最後”ニンゲン”ネタのところで。

カバゴン かず
漁業のプロさん、ウバザメの詳しいお話
ありがとうございました!
さらにフカヒレの話までしていただいて勉強になりました!

>私も咬まれた事がありますし、
>首だけ切り取っても彼らは咬み付けます。

凄いですね!映画『パーフェクトストーム』で
船長のジョージ・クルーニーが
吊り上げた鮫にショットガンを打ち込んで
海に捨てたシーンがありましたが、
映画特有の誇大ではないんですね。納得です。

『カバゴン』自分も知ってます!
小学校の頃UMAの本で見たことがありますよ。
(スケッチだったけど)
確か、水面から大きな目とでかい鼻の穴が出ている
真っ黒の怪物のスケッチですよね(違うかな?)
そっか、海獣類の説があるんですか
もっと巨大な海坊主みたいな化け物だと思ってました(^^;

ついでに、も1つ質問よろしいですか?
ニタリって知ってますか?
尾びれの上側が凄い長い鮫です
もしご存知でしたら、またお話聞かせてください!

http://isweb46.infoseek.co.jp/cinema/hawkdown/

カバゴン 漁業のプロ
ココに巣くってしまったきがします。ご期待に添えるかどうか・・・
カバゴンを知ってる方が居て安心しました(*^。^*)
さてと、
>私も咬まれた事がありますし、
>首だけ切り取っても彼らは咬み付けます。
って事について・・・・

私は当時、20代後半だったんですが、小さいヨシキリがきまして、
ヒレを切り取って捨てようとしてました。
延縄は随時、一定の間隔で枝縄を巻き取ります。

これはリズムカルに捗ります(魚が掛かってなければ)
枝縄の長さはおよそ50mです(釣針まで)  ちなみに幹縄は150kmです。
枝縄の数は4000本!!!! 揚げるのに12時間以上かかります。

で、サメを捨てようと枝縄の上がるのを待っていたんですが、
右腕を締め付けられるような感覚が・・・・
脊髄を切られてぶらぁ〜んとなったサメが私の腕を噛み付いてました!!

たいがいは腕を引きます。(反射神経で)
ですが、私は「サメの歯は全て内側を向いてる」って事を知っていましたので
そのまま噛み付かせておきました。あれを引いていれば・・・・
緊急入港は間違い無かったです。 

なにしろ「バックリ!!!」咥えてましたんで・・・・おそらく20針以上だったでしょう(^_^;)
彼らがそんな生命力を持っているのは秘密があります。

それは肝臓のデカさです。身体の大きさに比例しない肝臓のデカさがあります。
なんで、浅海のサメは汚染されてるってんで、深海サメの肝臓エキスが
健康食品で出回るのも納得がいきます。
ニタリ? 漁業のプロ
すいませんm(__)m
大事な事を忘れてましたぁ〜!!!
尾びれが長いってことは尾長ザメの亜種ですか?
ニタリかどうかは分かりませんが、尾長は2種類きました。

1つは普通の尾長ですがもう一つは異様にデカイ目を持つ尾長ザメです。
我々は「尾長」は総称して「チュー」とか「チュー太」「逆さメカ」などと呼んでました。
ちなみにメカはメカジキのことです。漢字では女梶木です。

「パーフェクトストーム」で出たサメはアオザメでしたね。
あれはボストン沖のメカ縄の話です。
行った人から聞きましたがあそこは時化が凄いみたいです。
カバゴ… さくだいおう
カバゴンは絵とか載っている本を持っていますので、
いつか写真に撮って…と思っていたのですが、
南山宏氏の本だったカナ。
未知なる動物を追え YOYOYO
>漁業のプロさん
伏字ありでもいいですから名前を載せていただけませんか?
くらげ ファンその15

島根県沖から福井県沖の日本海で8月ごろから、巨大なかさで知られる
エチゼンクラゲが異常発生し、漁業が大きな被害を受けている。
今後沿岸流に乗って新潟、山形県沖などへ北上する可能性も高いという。

 島根町漁協などによると、エチゼンクラゲは成長すると、
かさの直径が2メートル、重さは200キロにもなるとされ、
引きあげた定置網がエチゼンクラゲの重さで破れたり、底引き網が目詰まりしたりする。

 またクラゲが中にいるため、魚が網に入らず、一緒に網に入った魚も
クラゲの触手の毒や粘液で弱り、商品価値が下がるという。

 島根県美保関町の定置網漁業の会社は「毎日クラゲを網から出すことで精いっぱい。
すでに1000万円以上の損失がでている」。
同県鹿島町の漁業関係者も「漁船員に給料を払うのが難しいほど、
水揚げが減った漁業組合もある」と嘆く。

ニタリ? かず
漁業のプロさん、毎回興味深いお話ありがとうございます!
魚好きの自分には目からウロコが落ちる話ばかりです(^^)

> 尾びれが長いってことは尾長ザメの亜種ですか?
そうです。本にはオナガザメ科になってました。

> ニタリかどうかは分かりませんが、尾長は2種類きました。
> 1つは普通の尾長ですがもう一つは異様にデカイ目を持つ尾
>長ザメです。
でかい目を持つヤツは本の解説を読む限りでは
『ハチワレ』って言う名前みたいです。(ご存知ですか?)
『ニタリ』は写真を見る限りでは
尻尾がとても長くて神秘的なサメでした(^^)
今度自分のHPで紹介したいと思いますんで
良かったら遊びに来てください!
(またその時にお知らせしたいと思います)

>ファンその15さん
『エチゼンクラゲ』見ました!
メチャクチャ不気味ですね〜
自分はクラゲが超苦手&嫌いです(^^;
こんなヤツと海で出会ったときにゃ
失神しますね確実に(笑)

http://isweb46.infoseek.co.jp/cinema/hawkdown/

トキとソラリス 恕留樹(じょるじゅ)
漁業のプロさん>サメの話などさすがに臨場感があって大変興味深いです。

「ニンゲン」の話は「ソラリス」などで有名なSF作家のスタニスワフ・レムの言う
「科学的認識の限界」という感があり、何を言って良いのかわからないのですが、
貴重な証言ありがとうございます。
ゴイサギなど、、 松文
>恕留樹(じょるじゅ)さん
挨拶がまだでした。はじめまして。

ネス湖の観測、いつもご苦労様です。
オナガザメ かず
>さくだいおうさん
>漁業のプロさん

ちょっと話題になった(?)
オナガザメ科の『ニタリ』の画像をUPしました。
更新したUMAのコンテンツにあるので
良かったら見に来てください!

http://isweb46.infoseek.co.jp/cinema/hawkdown/

おはよございます! tanakass
この間はニューネッシーについて勝手に想像してしまい
すみませんでした^^
ヒントはほしいですが、わからなくてもしょうがないですよねw
NZ沖…禁断の海に行ってみたいですが
漁業するのは過酷なんでしょうね。
尾長ザメ 漁業のプロ
カズさん、さくだいおうさん。あと、他の皆様お久しぶりです。
ニタリ 見ました。キレイな魚体ですね。
あの中でのレスについてココにて披露させていただきます。

>この尾ひれを利用して餌となる魚や頭足類(軟体動物です) >を一箇所に集めると
>尾ひれを激しく大きく振って、叩き殺す

全くをもってその通りです。彼らの尾ヒレは武器なんです。

ハッキリ見た方は少ないと思いますが、尾ヒレの先端が「右巻きに捻れて」います。
本当です。それでエサをひっぱたくんでしょね(^_^;)
彼が掛かってくるときは8割が尾ヒレの先端なんです。

確実に殺しきらないと甲板上で大暴れして手がつけられない事もしばしばありました。

マジで怖かったです。
尾長ザメは歯とか顎は怖くないんですが暴れっぷりは一級品ですね

休暇で田舎に来ました。娘に遊ばれてます。邪魔されながらのレスですんで、
誤字脱字は御容赦ください。
次は硬骨魚類最大の魚の”親戚”の話でもします。

ますます盛り上がる漁業プロさんの世界。



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