話は変わって、湖の科学〜酸素溶存量に入ります。
| 水に含まれている酸素(20度前後) |
空気や水には酸素が含まれていると簡単にいうけれど、
調べてみれば恐ろしいほどの違いが分かる。
知ってる人は”そのジャンルの”研究者しか居ないんじゃないかな。
(聞いても忘れるだろうし)
温度によって多少の差が出ますので20℃で計測。
| 酸素の含有率 |
| ・海水=約0.004% ・淡水=約0.005-0.006% ・空気=約21% |
ゲゲッッ!
空気と比べて、ほとんど無いのと一緒じゃないですか〜〜〜!
考えてみれば、よくこんな世界で生きてられるものですね。
生物って不思議です。
淡水の方がいろいろ含んでいる海水よりも
ちょこっと多く入っているんですネ。
最初の頃に書きましたけど
人間は21%の酸素が含まれる空気を吸って、
その20%を利用しています。
魚はホンのチョッピリしか含まれてない水で呼吸していますから、
どれぐらい利用できるのでしょう。
⇒なんと!魚のエラは80%もの酸素を利用できます。
←エラはF-1エンジンなのさ。(写真はフナ)
すごいでしょ。
見てのとおり水の酸素は空気に比べて思いっきり少ないです。
だから滝や波の当たる場所などは他のエリアより酸素が多くなりますから、
魚が集まる好ポイントなんですネ。
もちろん、エサの流入というのもありますが。
こうやって見ますと釣りでもなんでも科学的根拠があるんですな。
釣る時に「空気を吸わせろ」の理屈Part1 大きな魚を釣った場合、合言葉のように言われるのが「空気を吸わせろ」という言葉。 これは実際に魚が空気を吸って弱るのではないのですが、 理屈にすこぶる合っています。 上で述べたとおり、魚のエラというのは効率の良い器官であるため、 いつも吸収・排泄がスムーズに行われています。 本当にF1エンジンみたいなものです。 魚を空気上に出すと、ふわっとしたエラ同士が引っ付いてしまい、 排泄物が溜まってしまいまして、いわゆるアンモニア中毒になってしまうのです。 知識が無くても真理を見抜く釣り人の観察眼というのは、すごいものです。 |
魚にとってエラがF‐1エンジンのような器官と考えれば、
水質の変化は驚異ですよね。
ちょっと水質を汚濁させれば見事に全滅!?というほどアッという間。
だから洗剤やゴミ投棄などをしないでね…と呼びかけられている…
…かもしれない。
(いや多分知らなくても呼びかけるし)
つまり表層よりもドンドン酸素が無くなって行く湖の底方面、
そんな世界に住むとされる怪物は超高性能エラをしていないとツライですし、
肺呼吸ならカメの冬眠のように活性を止めるほどでないと厳しい。
現実を知りガクゼンとしながらも抜け道のある湖があれば…と希望。
又は画期的な呼吸システムを持つ動物が居れば…と希望。
否定派も肯定派も、こういう知識を得てから湖を眺めると
知らなかった頃よりも楽しめるのは確かでしょ!?
怪物なんて…などと闇雲に突っ走って行ったころと比べて
読み終えた後はちょっと違ってないかな。
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