<海〜川を行き来する生物が減ったら…>

河口堰(かこうぜき)が出来ると、
海から遡上出来無くなった魚達が減少・絶滅しますが、
日本産ウナギも結局川を遡上できずに減少していきました。

大きな問題にならなかったのは雨降る深夜に道路・草むらなどをはいずって
上流や他の池・沼に移り住むから直ぐに絶滅…とはならなかったからです。

世界各国で堰の建設が進められており、
あのネス湖にも水路を遮断する堰があるとのことです。

堰の為にそのような魚類が減れば巨大生物の目撃も減ったりして…。
堰のあり方を世界的に議論する方が重要だったりします。

山⇒川⇒海の関係は見なおし必須

川に入ってきたアゴヒゲアザラシのタマちゃんフィーバー
いい効果かもしれない事では淡水と海水の関係が見直される事と思います。

スポンジ土(←作者造語)

枝が広がって葉っぱが一杯ついている木は”広葉樹”といわれ、
山林にはえています。
落ちた葉がスポンジのような土を作ります。

雨が降ってそのスポンジ土に溜められた水が緩やかに集まって流れだし、
川となり海に注ぎ込みます。

カニ、魚、アザラシといった生き物が川←→海を移動します。
産卵目的もあれば、アザラシのような迷い込みもあります。

葉の多い木から少ない木へ

その木は枝が広がって曲がっているので、
家などの建築資材には利用しにくいです。

建築材料となるのは、もっぱら”針葉樹”という
針の字の通り枝がまっすぐ伸びた葉っぱの少ない木です。

スポンジ土が少なくなりますので、
雨水は溜められずに一気に川にあふれ海に注ぎます。

洪水の一因は、商売として広葉樹を切り倒し、
資材としてお金になる針葉樹林を植え直して
山林の状態を変えた事から始まりました。

そして、工業用水や飲み水の必要性からダムが作られ、
川←→海がシャットアウトされました。

大きな川なら河口堰(かこうぜき)というものが
ダムと同じ役割をします。

生き物は川←→海の行き来が出来ないものですから、
辛い日々が始まりました。
サケのように産卵時に冷たい川の上流を利用するものは、
当然産卵するところまで登れません。

ダムや河口堰に生き物が行き来できる
なんらかの道を作ってあげるのが産業文化の優しさですね。

または不必要なダムは作らないとか。

#なんらかの道=魚道と呼びます。貧弱なものが多い。

TVや新聞などで「ダム反対!」というのは、
水の需要が少ない場合に(大変お金のかかる)ダムを
作ろうとする人達に対しておきます。

どうして作りたいのかは一部の方々のポッケにお金が入るからですが、
そうとう説得力のある人がスタッフにいないと、
争いが大きくなるだけで収まりません。

推進側の方々は、まずはスタッフの見なおしから始めよう。
大人の世界は大変デス。

(注:特に作者は環境問題にウルサイ訳ではありません)


海岸侵食

かなりの長文で読みづらかったかもしれませんが、
ダムの裾野は広く、砂浜が少なくなったというのも、
その一因(影響)です。

現在、砂浜を守ろうとする為、消波ブロックの投入
他の場所から砂を引いてくる巨大なパイプラインの設置など、
多くの対策研究が進んでいます。

ダムを無くす事は、経済や国家プロジェクト変更で難しく、
結果、現地方面でのブロック投入や砂を引くパイプラインでの
新しい事業が発生する…。

なかなか難しいテーマです。

専門サイトには詳しい話が沢山あることでしょう。
興味を持った方は、そういうサイトさんで交流を。

★長文を頂きました↓

当サイトはコラムでも結構意見が来ますので、嬉しいです。
さて、どうやって分かりやすくしようか。

はじめまして、 にょろともうします。 
私自身は、大学で森林生態学を専攻していました。 

実は、湖と海とを勘違い でお話しなさっている、
広葉樹林の森林土壌の「スポンジ土」的見方は、
世界的に見られる森林土壌への誤解なのです(*1)。 

マスメディアの森林保護的論調にのって、この誤解が広まったために、
環境保護や森林生態学を学ぶものの中にも、
この誤解は広く行きわたって、今や正論となった感がありますが …(*2)。

 「森は緑のダムであり、特に広葉樹の腐葉土が厚くつもった森林土壌は、
雨水をたくわえる力があり、それを少しずつ地下水として放出する。
 針葉樹の森の土壌は、この力が弱い。

だから、広葉樹の森を針葉樹に置き換えると、洪水がおこったり、
土砂崩れがおきやすくなる」  広まっている誤解は、
だいたいこのようなものだと思います。

事実と異なる点を、以下に箇条書きにしてみます。

1.森林が地下水を涵養するしくみについて 

広葉樹林のほうが地下水を涵養しやすいのは事実です。 
しかし、その理由は「スポンジのような表土(A0層、A1層)が
水をたくわえるから」ではありません。

 広葉樹は、針葉樹と比べて、一般的に土壌深くまで根を張ります。
そのため、広葉樹林には、地下に雨水を誘導する水道管(=根の表面や、
根が腐って地下に出来た空洞)が多量に地下深くまで存在するのです。

 このように、広葉樹林は、地表に降った雨水を、
すばやく地下深くまで導くことが出来るため、
針葉樹と比べて、地下水を涵養するのに有利だといえます。

2.スポンジのような表土について

 実際の研究の結果、広葉樹林と針葉樹林の表土を比較しても、
保水力に違いは見られないようです(*3)。 

また、森林の表土が、地下水に影響をあたえるほどの水分をたくわえているとすると、
水の重さのせいで、森林では、地滑りが多発することになります。
しかも、より多くの水をたくわえている広葉樹林で
地滑りが多発することになってしまいます。

3.針葉樹林で、土砂災害、洪水被害が多いと言われる理由 

植林された針葉樹林は、もともとあった広葉樹林とくらべ、
根が浅く、雨水を地下に浸透させる能力が低いと考えられます。

 そのため、大雨が降ると、地下に浸透しきれない雨水が
表土に大量にたまってしまい、その重みが土砂崩れの原因となります。

 同じような理由から、大規模な植林による針葉樹林帯では、
表土から直接雨水があふれる場合が多く(*4)、
降雨から河川の増水までの時間が短く、
鉄砲水などの災害を招きやすいようです。 

広葉樹林の場合は、雨水がすばやく地下に浸透→河川にしみ出す、
というタイムラグがあるので、河川の増水にも時間がかかり、
結果的に洪水被害を減少させることにつながるようです。

 以上が誤解の主な部分なのです。

結局「広葉樹林のほうがよいようだ」という結論には変わりがないのですが…。

 大変わかりやすく、苦心して解説なさっているページに、
揚げ足をとるようなことをいってしまってすみません。

*1:アメリカの森林生態学者にインタビューした記者が、
誤解した内容を記事にしたのがはじまりと言われています。

*2:森林土壌が専門の教授がなげいていました(-_-)

*3:参考文献なしですm(_ _)m

*4:よく「土砂崩れが起きる直前に、
斜面からにごった水が大量にしみ出す」というのは、このことです。

内容的には、あれれ、誤解してたっけ?的な感じといいますか、
いや、申し訳なく同じ事を書いていた気がしたのですが、
いや、ありがとうございました。

サイト主旨は「山と海には関係があるんだよ」程度ですので、
専門サイトさんへGo!!!でお茶を濁させて頂きます。

▲正確に書き始めると広葉樹とは?針葉樹とは?の定義から
始めなければいけないという考えですから勘弁を。



戻る     表紙    恐竜の科学へ