Part2

<深く潜れる理由>

クジラやイルカの中でマッコウと同じ獰猛な肉食のシャチは、
体色がパンダのようで目立つぐらいで頭がデカイわけでもなく
他と同じような体系をしていますよね。

マッコウクジラは頭に”脳油”という油がビッシリ入っていまして、
海水を鼻から取り入れて冷やして頭の比重を高くさせ、
深層まで一気に潜れるそうです。

つまり深く潜る為にデカイ頭にオモリの役割をさせてるのですね。

一方、浮上する時は、海水を鼻から吐き出し、
血液を送って暖めて比重を軽くし”浮き”の役割をさせます。

←頭を錘(オモリ)のようにして潜る!!!意外な役割だ。

あのデカイ頭は、そういう役割だったんです!

<潜る目的>

ダイオウイカなどの巨大な軟体動物は、
自身の遊泳力だけでは体を支えきれない事が多く、
海底へ沈降していってしまいます。

←すぎもとたけしさん提供

体の中を海水と同じ密度にして(主にアンモニア)、
海水と吊り合わせて浮いているのですが
素早い動きが出来ない、そういった巨大生物を捕らえて食べる為に、
肉食のマッコウクジラに備わった能力と思います。

一般のクジラ・シロナガスクジラなどはプランクトンを食べる為、
わりと表層を遊泳しています。

シャチもわりと表層の魚を食べています。

マッコウ君は呼吸を1時間も止めれるそうですよ。



↑写真:アラスカプラット博物館

ゾウアザラシも舐めちゃいけない。

ちなみにゾウアザラシは繁殖期以外は殆ど海に住んでいますが、
近年の研究によって2時間の呼吸止め2,000mまで潜っていた事
追跡装置のデータから分かりました。

泳ぐスピードがマッコウクジラよりも遅いため、
2時間潜水と多く時間が掛かっています。

この研究は日本を中心に行われています。

どうしてそんなに潜るのでしょうね。

それは海棲生物の上下移動にも関係が有ります。

昼は深く、夜は浅くという基本上下運動が海の生物にはある…ということと、
お腹を満たす大きなエサは深いところに居る傾向がある…ということを
理解してくだされば良いです。

←なんと2,000mも潜れるぞ!!!

どうして潜るのか、他にも潜れる哺乳類が居るのか?などは
研究が進行中ですから未だ詳細は分かっていません。

正直、この辺りの生物については分かっていそうで分からないことが多いです。

クジラの「ひげというのは、普通にいう[ひげ]とはまったく別のもの。

クジラは海に戻った哺乳類で、その移動の何らかから歯が退化してなくなり、
上あごの歯肉の部分が逆に進化して、人間で言うと爪のような角質
口内に並んでいるのです。

プランクトン(主にオキアミ)食に都合がいいように出来てるのですが、
魚のエラのように水を濾して(こして)、プランクトンだけを取り出します。

クジラ類の中では意外と少数派で、超有名なシロナガスクジラ、ザトウクジラを筆頭に、
ナガスクジラ、イワシクジラ、ミンククジラ、セミクジラ、コククジラなどがいます。

ヒゲクジラ亜目は10種、ハクジラ亜目は66種(マッコウなどの普通の歯のやつ)

年齢を計る方法は次のページで紹介しますけど、
クジラの体重を量る方法は科学の章で扱いますので、読み飛ばすと勿体無いよ。
(知識がバラバラに入っているので、読み通さないとダメなの。ごめんなさい。)

ちなみに動物の体毛は、爬虫類などのウロコ、人間の産毛、鳥の羽、みんな同じ進化、
皮膚から変化して出来たものなんだ。



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