ヒゲ状物質のたんぱく質(アミノ酸)鑑定。
下記データ、確かにほぼ合っています。
公になったデータ
| アミノ酸分析 | この怪物 | サメ類(平均値) |
| 4-Hydroxyproline | 45 | 45 |
| Aspartic/acid | 54 | 55 |
| Threonine | 25 | 25 |
| Serine | 39 | 40 |
| Glutamic acid | 80 | 80 |
| Proline | 130 | 125 |
| Glycine | 291 | 290 |
| Alanine | 109 | 110 |
| Cystine (1/2) | 7 | 6 |
| Valine | 25 | 24 |
| Methionine | 10 | 10 |
| Isoleucine | 20 | 20 |
| Leucine | 19 | 19 |
| Tyrosine | 43 | 41 |
| Phenylalanine | 12 | 12 |
| Hydroxylysine | 5 | 6 |
| Lysine | 25 | 26 |
| Histidine | 11 | 13 |
| Arginine | 51 | 53 |
| (Amide-N) | (57) | (62) |
専門項目に何の意味があるのかサッパリというところでしょうが、
ほぼ合っているという事が判ればOKです。
青色は2以上の差が有ったもの。
タイとかの魚類、淡水魚とも違う、
サメ類(エイ含む)の特徴を備えています。
しかし、ちょっと待ってください。
サメは当サイトの最初の頃に説明した通り、
古いタイプの生物です。
古いタイプの生物がサメ類の特徴を持っていたとしたら…。
しかも、恐竜たちのアミノ酸は分かっていないのですから。
| タンパク質比較鑑定法 |
アミノ酸比較鑑定 正体不明の肉塊を調べるにはもってこいの鑑定法です。 DNA鑑定に比べて安いです。 どれでも精度を出す為にクラス別に分けられ金額が違います。 ただ、現存している生物でも調べられていないものが多いため、 アミノ酸比較鑑定法は穴だらけでもありました。 ましてや1977年のことです。 人間の遺伝子地図がやっと完成したのはつい最近で、 大量の資金と全世界の遺伝学者が何年もかかりました。 さらに、各部位の役割は特許を争って世界中で競争しています。 |
警察のDNA(遺伝子)鑑定 全国の都道府県に有る科学捜査研究所の法医学セクション。 ここでは、犯罪のあった現場から髪の毛や精子などが 日夜持ちこまれています。 あくまで参考資料として活用されます(当時の精度で)。 現在では、人間ならOKです。 完璧に犯人が特定できるイメージがありますので、 犯人は逃げられないと思って自白します。 一概にDNA鑑定といっても種類ランクがあり、 昨今ヒトゲノムが完成したとはいえ、 かなりお金をかけないと分析精度も悪いです。 |
アミノ酸鑑定を実施した当の木村博士の発言を掲載しましょう。
他の見解も網羅(もうら)してみます。
木村博士(東京水産大学) 分析結果からは、(ニューネッシーが)サメだとは断言できない。 サメの 角質繊維に似た角質繊維をもつ未知の生物がいる可能性を 否定することはできない。 1977年7月26日 サンケイ新聞 |
神谷講師(東京大学医学部) 海棲ほ乳類のヒレ には、先端まで骨があって角質繊維はない。 従ってクジラやイルカのような海棲ほ乳類 ではないと断言できる。 1977年7月26日 サンケイ新聞 @哺乳類ではないと断言されているだけで、 正体に付いては断言する事を立場上避けられたようです。 |
佐久間臨時講師(K大学) マスコミ関係者はサメだと判断したのでしょうが、 ウバザメは歯がデカくない事を大きく扱わなかったとか、 アゴは欠落してるって言っているレベルなら、 本当に理解して判断したわけではないのでしょう。 聞きかじりではダメです。 魚類の専門家である現場の漁師さん達を信じたいと思います。 ずばり怪物だった事でしょう。 |
おおっと、「ウバザメと断定」した専門機関として報じられた
東京水産大学の談話を見ると断定していないじゃないですか!!!
どうなんですか、マスコミのみなさん、そこんとこっ!!!
どうなんですか、断定していた否定派のみなさん、ソレ!!!
当の専門家たちは、
確かにアミノ酸鑑定はサメに近いが…と前置きしていますが、
断定する部分だけは不思議な表現を使っています。
これは運が悪く、たまたまサメと一致してしまったとするのか、
偶然、サメと一致するなんて可能性は低い…とするか、
意見が分かれたところと思います。
3つ目の作者の意見は、ひとまずスルーしてくださると幸いです。 ←おい
確率的には後者が正解となり、
足のスケッチ、
魚の匂いじゃなかった、
皮下脂肪がサメにはないのにコレにはあった、
骨の構造が違った・・・
という現場サイドの意見を無視して、
アミノ酸分析がほぼ一致しているからサメじゃなかろうかと
導き出されたのでしょう。
統一見解を発表しなければいけなかったので、
仕方が無かったと思います。
しかし、1次資料の、乗組員さんの意見に触れた専門家筋は
真剣に(サメと)断言していないのが正解だったのに、
何故、世間ではサメに断定されてしまったのでしょうか?
2次資料のアミノ酸鑑定の資料と写真を見て、
サメと断定したのは海外の学者さん達と思います。
それが逆輸入されてメジャーな結果になってしまった感じですネ。
しかも、何故か電子工学や物理学者までが
鑑定して意見を述べてたのが…。
自分の専門に他の人間が意見を述べるのは
「専門外だろ」と怒るのにね〜。
▲専門が違えば”素人扱い”というのは学問研究では常識
生物学をひっくり返すこういうレベルの時には、
ちゃ〜んと、生物学者に花を持たせて欲しいのですぞ。
鹿間教授 分析結果からサメだと判断するのは軽はずみすぎる。 写真、骨格のスケッチから判断する限り、 プレシオサウルス(=海棲長頚竜)と言わざるを得ない。 1977年7月26日 サンケイ新聞 |
本当に、どうしてウバザメってことになったんだろう?
ウバザメって断定してた方々は生物系研究で実績のある人なのかな?
いや、違うでしょう。
「マスコミに躍らされるな」と言っている人ほど、
本や知人(&ネット)などから聞いただけで「ウバザメ」にしてないか?
まぁ、でも頭骨を持ちかえらなかったんで、どっこいどっこいか。
それにしても後足さえ見えればなぁ…。
で、写真を探して見なおしてみると。
…エエッッ!!!
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