ハイドン 交響曲選集
1989年3月26日 カザルス・ホール
新日本フィルハーモニー交響楽団
フォンテックから当時リリースされていたCDを何枚か揃えるともらえた特典盤
朝比奈隆としては珍しい、ハイドンの交響曲シリーズである
第40番から第42番までの3曲と、
アンコールで演奏された第1番第4楽章が録音に残っている
あわせて録音されている、当日の朝比奈のスピーチによると
ハイドンの交響曲はすべての基本であり、
そのため、昔、ハイドンの交響曲を全曲演奏しようとしたが、
あまりの多さに、さまざまな理由で挫折したとのこと
ハイドンの録音はほとんど未聴なので妥当な表現かどうかわからないが、
演奏は朝比奈らしいがっしりした音に、
堅牢に構築されたハイドンの音符たちがかみあったように聴こえる
朝比奈がスピーチで言っていた、
「ハイドンの四分音符ひとつ、八分音符ひとつを完全に演奏してこそ、
ブルックナーだ、マーラーだ、ストラヴィンスキーだ、といった
作曲家たちの曲がちゃんと演奏できる」
という、演奏の基本に忠実なコンサートだったようだ