第48回 南海コンサート
(SAYAKAホール 2006年8月27日)
チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35(独奏 長原幸太)
パガニーニ 24のカプリース第24番より(アンコール)
ベートーヴェン 交響曲第3番変ホ短調作品55「英雄」
ヨハン・シュトラウス ピチカート・ポルカ(アンコール)
久々の大阪市外での近郊コンサート
チャイコフスキーは、コンサートマスターの長原さんがソロ
コンマスになって丸2年
やや荒削りではあるが、熱血的なヴァイオリン
時々足を踏み鳴らして感情移入するが
あくまでも楽しそうに弾く長原さん
まだ20代、これからどんどん成長されるだろう
楽しみ
エロイカは原典に忠実だった
第1楽章はやや快速でスマートだったが
第2楽章は金管の慟哭と咽ぶようにゆっくりとした弦の響きが印象的
ここに重厚さを加えたら非常に立派なエロイカだ
第3楽章のホルンも今日は上出来
第4楽章も遅めの演奏で迫力があった
大植さんは、いっときのような激しい指揮ぶりがなくなった
聞くところによると、ミネソタでも任期の終わりのほうでは
あまり激しい指揮はしなくなったという
オーケストラとの信頼関係ができてきたら
それほど極端な指揮は必要ないということかもしれない
アンコールはピチカート・ポルカ
アゴーギクを極端につけた楽しい演奏
エロイカを最後尾で弾いていた長原さんがトライアングルを鳴らす
狭山市の聴衆大喜びの演奏会だった