大植英次は2005年に
バイロイト音楽祭で「トリスタンとイゾルデ」を指揮する
日本人として初めて
しかも、オペラ指揮者として何の実績もないに等しいのに選ばれた

その大植が初めて披露するオペラ
あまりなじみのない「サムソンとデリラ」
字幕つきで助かった

独唱の福井敬のすばらしさもあったのだろうが、
引き込まれた2時間半であった

特に第2幕、約40分ほどで、デリラがサムソンを恋に落とす場面
時間を忘れる素晴らしさだった
大阪フィルも大健闘

第3幕も大植英次はセクシーな動きで激しく指揮を続ける
演奏会形式にもかかわらず、場面が見えるように思える

今回は大フィル合唱団も健闘していた

長丁場の演奏会終了後、
大植英次と福井敬のカーテンコールでの嵐のような歓声が
聴衆の満足感を物語っている

来年はいよいよバイロイト
そして12月の定期では再びオペラ「トスカ」の予定
大植英次/大フィルのオペラ志向が定着してきたのか
いままでの大フィルにはなじみがうすかった方面
大植英次により開発されてきているのもよろこび