◆教材のご紹介
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ものごとを筋道たてて順序よく考えていくためには、まず与えられた情報を整理して把握する能力が必要です。 |
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本が大好きな、なかよし3人組のA,B,Cが100円ずつ出しあって300円の本を買うことにしました。
Dくんのおうちが本屋さんなのでDくんに300円をわたして、お目当ての本を買ってきてくれるようにたのみました。
300円を預かったDくんが家に帰り、店にいたお父さんに話すと
「おまえのクラスの友達ならおまけしようじゃないか。250円でいいから、あとの50円はみんなに返しておいで」
ところがDくんはチャッカリと、みんなに返すはずの50円のうち20円を自分のポケットにしまいこんで、残りの30円だけをA,B,Cの3人にそれぞれ10円ずつ返したのです。
3人は、それぞれ100円ずつはらって、そのあと、10円を返したもらったことになるので、
つまり、 一人 100円 −10円 =90円 はらったことになります。
だから、3人みんなではらったお金は 90円 ×3=270円
ですね。
ところが、この270円にDくんがポケットにしまいこんだ20円を合わせると、
270円 +20円 =290円
アレレ・・はじめはたしかに300円
あったはずだよね。
あとの10円はいったいどこに消えてしまったのかな・??
夏目漱石の門下生で、ユーモアあふれる随筆や幻想小説で異彩を放った明治生まれの文章家、内田百間「の「特別阿房列車」の中で紹介してあるエピソードを3年生用にアレンジしたものです。
この説明は、明らかに矛盾をふくんでいるのですが、この説明のどの部分がおかしいのかを子どもたちに指摘させるわけです。
みなさんもぜひ挑戦してみてください。
| I・Yくん(在室当時:鵜沼第2小3年)の解答例 |
| 『3人みんなではらった270円は、お父さんがうけとった250円とD君がとった20円だ。 つまり、 270円 =250円 +20円 270円と20円をたしても最初の300円になるはずがない。 どうしてかというと、270円は、みんながはらったお金で、20円というのはD君がとったお金、それをたしても最初あったお金になるはずがない。 最初あったお金が、今どこにあるかというと、お父さんがもっている250円とD君の20円とA,B,Cがもっている10円だ。これをたせば300円になる。 250円+20円+10円+10円+10円 =3 00円』 |