技術報告書:JEITA−EMF−R0505 「テクノストレス」という用語の使い方などの調査報告
(社)電子情報技術産業協会 EMF専門委員会 表示装置PG 発行:2005年7月27日
「テクノストレス」という用語はブロードによって1984年に初めて提唱され、以下に示す正しい使い方としての「コンピュータにのめり込んでしまうテクノ依存症」と、「逆に適応できないで不安を抱くテクノ不安症」の2種類がある。ブロードの著書は日本語訳も発行されている。
1980年代の初頭、パソコンの普及時期に、ブロードが指摘したような、不安症・依存症の例が見られた。昨今ではパソコン作業は普及し、一般化し、慣れ親しんでしまい、そうした不安症・依存症は少なくなったと思われる。
一方では、昨今のWEBなどを見ると、この用語は提案者の意図した意味とは離れて、拡大解釈されて使用されているケースがある。特に、電磁波防護用品を取り扱う場合は、パソコン作業・視作業に伴う疲れ・ストレスを全てテクノストレスと称しているケースが多い。
委員会として、これらの使用状況の調査を行なった。
以上のように、テクノストレスという用語は、ブロードが提唱した意味で広く用いられているが、拡大解釈して用いられているといえる。
VDT関連の疲労全般を拡大解釈し、テクノストレスと称することは正しくない。 正しく用語を用いることを推奨する。
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