ヲタに説法。
その2:呼吸法
呼吸法といえば、個人的には『ジョジョの奇妙な冒険』第1部〜第2部に登場した波紋の呼吸法を思い浮かべたりします。波紋法は初出時には「仙道」とも呼ばれておりまして、俺がうら若き乙女だったころ(違)、高校の図書館で『仙道入門』とかいう本を読んでそこに書かれている気のめぐらせ方とかをいろいろやってみたのですが、マンガのように山吹色の波紋疾走を出せるようにはなりませんでした(泣)
とまぁ前振りはさておき、呼吸というのは人間が生きていく上で必要欠くべからざるものであります。食い物なら数日断ってもなんとか生きていられるそうですが呼吸は数分止めたらまず生きていられません。
東洋思想的な表現をすれば、息を吸うことは大宇宙の霊気というかエネルギーを我が体内に取り込むことであり息を吐くことは取り込まれた霊気というかエネルギーを宇宙に返すことであるということだそうですが、そういう理屈はさておき、深く息を吸い深く息を吐くことは自分の気持ちを落ち着けるのに効果的であります。
怒っていたり不安になったり鬱になったりすると呼吸が浅くなるというのをどこかで読んだ記憶があるのですが、思い返してみると確かにそのとおりです。逆に言えば、意識的に呼吸を深くすることによって、心を明鏡止水の状態に置くことができる(とまではいかなくても気持ちを落ち着かせることはできる)のではないかと思われます。
ではその具体的手順ですが。以下は物の本を読んで自己流にアレンジしたものでありますので即それを真似しろと言えるものではありません。興味のある方はご自分で書物にあたるなりして研究してみて下さいませ。
- 姿勢は立ってても座ってても寝てても構いませんが、頭の先から肛門に向かって一本まっすぐな芯が通ってるように背筋は伸ばした方がよいかと思います。手についてはへそ下で左の手のひらと右の手の甲を合わせるように組んでおくと個人的には落ち着きます(手をブラブラさせておくとなんか落ち着かないんじゃないでしょうか)。
- 鼻からゆっくり息を吸い込みます。このとき、へその下、専門用語で言えば臍下丹田(せいかたんでん)へ息を溜めるようにします。要するに腹を思い切りふくらませろってことです。
- 息をいっぱいに吸い込んだら、今度はゆっくりと、丹田から力を抜くように、腹をへこませながら鼻から息を吐いていきます(口を少し開いて口から息を吐いても構いません)。吸い込んだ息は全部吐き出して下さい。(武道的な観点からすると、吸い込んだ息を全部吐き出してしまうとそこに隙が生じるので息を十吸ったら吐くのは七程度にとどめる(気を残す=残心)ようにするのですが、精神を鎮める観点からすれば、全部吐ききる方がその分新しい空気をいっぱい吸い込めるのでよいかと思います。この辺はまだまだ研究途中です)
- 以下、ゆっくり腹をふくらませながらゆっくり息を吸うのとゆっくり腹をへこませながらゆっくり息を吐くのを繰り返します。なお、息を吸うのも吐くのもゆっくり行って下さい。息を吐く時間を吸う時間よりも意図的に長くするのがポイントかもしれません。
回数とか時間とかは特に決めなくていいと思います。自分がやりたいだけやればそれでいいんじゃないでしょうか。
最初のうちは効果が出てこないかもしれませんが、懲りずに何度か(何十回か)やっていると、少しずつではありますけど、なんとなく以前と違うな、というのを感じることができるかと思います。
金はかかりませんからぜひお試しあれ。
(追記)
上の記述は以下の書籍を参考にしました(順不同)。
・『大安般守意経に学ぶ釈尊の呼吸法』,村木弘昌,春秋社
・『心が晴れていく簡単テクニック』,ひらやまれいこ,はまの出版
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