ヲタに説法。
その7:自我(エゴ)について
少し前の話になりますが、北京オリンピックで金メダルを取った柔道の選手が、「自分が金メダルを取れたのは応援してくれた皆さんのおかげではなく、自分の才能のおかげです」と発言しました。
それを聞いて、私はこの選手って自分のことしか考えてない自我(エゴ)の塊の自分勝手な人間だな、とつくづく思いました。
彼が金メダルを取れたのは、確かに彼の才能なり努力なりがあればこそです。それは否定しません。しかし、試合をするためには相手がいるわけですよね。相手が負けたから自分が勝った。言い換えれば、自分が勝てたのは相手が負けてくれたからなんですよ。(「負けてくれた」と言うと八百長っぽく聞こえるのですが、「自分が勝つ」=「相手が負ける」ことですよね)
心身ともに切磋琢磨した者同士が繰り出す技の応酬の結果「負け」となった相手に対する畏敬の念はもちろんのこと、稽古相手や指導者、それから応援してくれた人々への感謝の念が彼にはまったくない。
なんでも、彼はプロ格闘家に転向するみたいですが、今はマスコミも「ビッグマウス」とか言って持ち上げてくれているんですけれど、プロ格闘家としてやっていくことができなくなったとき、マスコミのヨイショがなくなったとき、彼はどうなっちゃうんだろうな、と、ある意味かわいそうに思います。
自分のことしか考えられない人間を、誰が支えてくれるんでしょうかね。
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