ヲタに説法。


その10:「怒り」について

人間、生きていますと腹の立つこと、怒りを覚えることがよくあります。
怒(いか)っているときは自分がまるごと怒りに支配されてしまい、怒りの感情以外の感情を持つことができない、視点が怒りの対象へ一点集中するわけです。
・・・・で、後になって、冷静さを取り戻したときに、「怒(いか)りすぎたな、大人気(おとなげ)なかったな」と思ったりもします。それとは逆に、いつまでもその怒(いか)りを引きずることもあります。

だけど、怒(いか)ることによって、状況が好転したことはありますでしょうか?

怒(いか)ることは、肉体的にも精神的にも多大にエネルギーを消費します。その膨大なエネルギーを怒りの対象にぶつけるわけですから、そこには必ず衝突が生まれます。衝突すれば、相手も、自分も傷つきます。
だけどそこで、怒(いか)りの感情をちょっとだけ別の方向に変えることができたなら、衝突は起こらないかもしれません。

怒(いか)ることによって状況が自分にとって都合がよくなるように好転するのであれば、いくらでも怒(いか)ればいいでしょう。しかし、現実は必ずしもそうではない。怒(いか)りを相手にぶつけることで相手は不快になるし、めぐりめぐって自分も不快になる。そして状況は怒(いか)る前と変わらない。
・・・・まったくもって無駄ですわね。

人が怒りを覚えるのは、自分の主張とか欲求を相手に押し付けてごり押しで通そうとしているときだと思います。だけど、そういうわがままからくる怒りは、誰も幸せにしてくれません。自分にとって「面白くない」という感覚を増長させるだけです。
そういう無駄な怒りを抱くの、ちょっとやめましょうや。

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