FPあきんこのうるおい生活術 / FPらしい話


外貨調達作戦

 

  普段は、為替のことなんか気にしていなくても、自分の海外旅行が決まると突然、為替動向が気になる、という人も多いのでは。だって、為替が5円動けば、千ドルで5千円、2千ドルなら1万円も価値が変動してしまうのですよ。
 さらに、外貨に換金する手数料は意外と高い。金融機関によっても大きく異なる。そこで、どこの金融機関でどんなサービスを利用すれば、安く外貨(ドル)を調達だきるのか調べてみた。

TTM仲値=金融機関が当日の為替相場を参考に独自に設定。
TTB売値=外貨を円に戻すときのレート1$あたりTTMマイナス1円が相場     

TTS買値=円を外貨に交換するときのレート1$あたりTTMプラス1円が相場

≪円を外貨に直接換金≫
通常、銀行で円をドルに交換する為替手数料は1ドルあたり3円(=TTSプラス2円)が相場。

≪トラベラーズチェック(T/C)≫

T/C用のレートプラス1%の手数料。
T/C用のレート≪ACC≫はTTSプラスα

 シティバンクは口座を開設していれば1%の手数料がかからない。ただし、ACCは仲値プラス2円と割高。(2円)
 UFJ銀行もオールワン口座を開設していれば手数料は無料。しかも、ACCは仲値プラス1.2円。(約1,2円)ただし、オールワン口座は10万円の預金額を下回ると口座維持手数料が発生する。
 次に、三井住友銀行、同行はACC=TTS要するにTTSがそのままT/Cのレートに適用される。ということは、TTSプラス1%の手数料で換金ができるということ。(約2円)
 さらに、「当行で外貨預金の口座をお持ちですと・・・」「あるある!!口座はある(残高はないけど)!お持ちですと・・・」「外貨預金でT/Cを購入されますと、1%の手数料のみになります。」「ガクッ」だって、外貨に入金すると、TTSが適用される。一度入金してから1%の手数料を支払うと結局2円程度必要になるわけだ。でも、外貨預金を上手く利用する方法はないものか。

≪外貨預金口座から直接ドルを引き出す方法≫
 
1ドルあたり2円の手数料が必要。
 外貨を直接引き出すには2円の手数料が必要になる。
でも、三井住友銀行には、この手数料を無料にする方法があるとか。外貨預金口座に1万ドル以上の残高があれば、外貨での出金にも手数料はかからない。また、残高1万ドル以上の口座に入金する場合も1円の手数料は免除される。
それでも、当初1万ドルも預け入れるのに1円の手数料はなくならない。要するに1万円はコストとして必ず支払うことになる。

 そこで、旅行のことならお任せ・・・のアメックスに聞いてみた。アメックスはゴールドカード会員への特典として金融機関で購入した際支払う1%の手数料を払い戻すサービスを提供している。これは、かなりお得度が高い。結局UFJ銀行でアメックスのT/Cを購入すれば、ACC1,2円の手数料のみということになる。ただし、FPあきんこアメックスはセゾンアメックスしかもっていない。セゾンアメックスの場合は0,5%の手数料割引しか適用されない。

 VISAの発行するT/Cも調べてみたが、手数料を無料にするにはハードルが高い。そこで、シティバンクなら、海外のATMで直接引き出せることを思い出し、早速調べてみたが、なんとこの手数料は3%。さらに、オーナーなどの都合により、ATM使用料が徴収される場合もあるという。英語力の乏しいわたしがATMごとに手数料を比較するなんてことは全くもって問題外。

 やっぱり、1ドル1円の手数料を下回る換金方法ないのかぁ〜外貨預金みたいに今だけキャンペーンは・・・そうだ!キャンペーン商品を探してみよう。

 あったぞ〜!少額のドル換金を安くしてくれる金融機関が!!しかもゴールドカードも高額預金も必要なし!!!
みずほ銀行では、米ドル預金をドル紙幣で引き出すための手数料は一律千円。しかも、現在(3月31日まで)キャンペーン中につきATMで米ドル預金口座に入金するTTSは仲値プラス50銭!千ドルなら往復1,500円のコストが必要になるが2千ドルなら2,000円。一緒に行く友人4人がひとつの口座を利用してこの裏技をつかえば1万ドルの換金も6千円(0,6%)ですむことになる。(裏技というより違法か?)
1万ドル分のドルに日本円を換金するには通常3万円のコストが必要になる。千ドルだって3千円。早速、明日は口座開設に行ってくる。

 ただし、みずほ銀行には普通口座さえも開設していないので、キャッシュカードが手元に届いて、外貨預金口座にATMを利用して入金できるのは1週間から10日後。その間、為替相場はどう動くのか、一旦入金した後、また千円の手数料を支払って、外貨を手にした後の相場は・・・

 結局、外貨はどんな手段をとってもリスク商品です。決して、コストの比較だけで真似をなさらないように。

 もちろん、その後の円高にも備えてクレジットカードも忘れず持参いたします。

           

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