2004年12月6日(月)
マイカー利用
天目山温泉〜湯ノ沢峠〜大蔵高丸〜ハマイバ(破魔射場)丸〜米背負峠〜天目山温泉 12月としては記録的夏日となった前日と打って変わって6日は北西の寒風が吹きつける寒い日となった。でも快晴は保障付の一日になりそうだ。あわただしく支度を終えて自宅を5時45分頃出発した。
高速代をケチって16号で八王子をめざし、高速はそこから大月まで。大月から国道で笹子トンネルを抜け、武田勝頼終焉の地景徳院方面へと日川の谷をさかのぼる。8時30分、ほぼ予定通りに天目山温泉の駐車場に到着した。
温泉から舗装された林道を歩いて湯ノ沢峠をめざす。峠までは林道が通じているので車でそこまであがってしまうこともできるのだが、今回は南大菩薩または小金沢連嶺ともよばれるゆったりとした高原状の尾根をたどり、破魔射場丸をへて米背負峠へとぬけ天目山温泉にもどる周回コースのプランなので歩くことにしたのだ。

途中から林道をはなれて沢沿いの山道に入り湯ノ沢峠をめざす。沢の水が次第に少なくなり急なのぼりなどないまま谷が開けてくるとそこが峠だった。古びた避難小屋がありその脇が駐車スペースになっていた。そこからほんの少しのぼるとそこが峠だった。冬の日ざしにススキが光り、冷たい風が吹き抜けていた。
潅木まじりの広々とした尾根をのぼっていくとすぐにカヤトの原になった。夏はお花畑になるところのようだ。ふと見るとはるかかなたに長大な南アルプスが全貌を見せていた。峠まで車であがってきたらしい作業服姿の若者にたのんで記念写真のシャッターをおしてもらった。

カヤトの原から少し急な斜面を登りつめるとそこが大蔵高丸の山頂だ。峠から30分しかかからないところだが、私は長い林道歩きのあとだったので疲れがでて休みやすみのぼった。
山頂はやはり広々としていて北西側だけ樹林があるほかは一面の草原で、あつらえむきに座りよい大きな石も点々とあった。そして南には富士山がくっきりとした姿を見せていた。写真を何枚かとり食事の支度をはじめたが、冷たい北西風が吹きつけて手がかじかんでしまった。あわててフリースをだしてコートの下に着込み手袋をしてコンロに火をつけた。昼食はお湯で戻して食べるきのこご飯。お湯が沸くまでのあいだにもってきた缶ビールをあけたが、この寒さのなかでビールでもなかったか。

きのこご飯は20分〜30分お湯で戻して食べるのだが寒くて待ちきれなくて12分くらいで食べてしまった。少し硬いところがあったが十分おいしく食べられた。腹の足しにミニ大福を3つほおばり、仕上げはコーヒーだ。一杯分づつ封入されたドリップ式のものだ。からだが暖まってきた。
さあこれから富士をながめながらのんびりと破魔射場(ハマイバ)丸をめざして尾根歩きだ。葉を落とした明るい疎林のところもあるが展望は申し分ない。それに急なのぼり下りもほとんどないのだ。

歩いていく前方にはくりかえし富士山が姿を見せてくれる。そして右手には南アルプス。少し振り返ると八ヶ岳も姿を見せていた。30分ほどで破魔射場丸に到着。ここは樹林の中だが明るい日差しがこぼれていた。そして少し進むと南に開けた露岩と潅木の斜面にでて雄大な富士とその前景に三つ峠や道志の山々が広々とながめられた。
そこからは少し急な下りとゆるやかなのぼりをくりかえして米背負峠へとくだっていく。昨夜の冷え込みでできた霜柱が日ざしで融けだし足元がすべってやっかいだった。冷たい風が吹き抜ける米背負峠でもう一度コーヒーをいれ、大蔵沢林道めざしてくだっていく。沢にでてから道がわかりにくいところもあったが、赤い目印や指導標も完備していて心配はない。
大蔵沢林道にでる手前の沢を渡るとき跳んでわたったさきの岩が凍っていてバランスをくずし片足を沢につっこんでしまった。でも登山靴は防水完備で中が濡れることはなかった。林道を歩きは1時間ほど。最後のしあげに温泉につかり汗になった服を着替えて帰路についた。