2003.7.28(朝日新聞「声」欄)
「なぜ産まぬか考えた対策を」(主婦:30才)
伊吹元労相の「産む産まないは個人の自由といった考え方を少なくすることを
しないと少子化対策はできない」という発言に違和感を覚えます。
結婚するしない、子どもを産む産まないの選択はあくまでも個人の自由です。
国民は国の年金対策のために結婚し、子どもを産むわけではないのです。結婚や
出産が国民の「義務」であるかのような考え方こそ少なくするべきではないでし
ょうか。
少子化問題は解決すべき問題ではありますが、結婚しない人、子どもを産まな
い人を責めるような考え方は、問題をすりかえているようにしか思えません。な
ぜ結婚しないのか、なぜ子どもを産まないのか、産めないのか、という点にしっ
かりと目を向けるべきです。
これから結婚、出産という世代が仕事に忙殺されることなく、あるいは失業の
不安なく、ゆとりある生活を送れる社会、家庭と仕事を両立しやすい社会、子ど
もを育てやすい社会にしていく--そうすることで、「結婚しよう」「子どもを産
もう」という選択をする人が自然と増える、そのような少子化対策をしてほしい
と思います。
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<感想>
子どもを持つことがハンディにならないような社会を切に願います。