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高級ホテル情報(東京

外資系ホテルが多く進出している今日。老舗日本ホテルも切磋琢磨している模様。スイートルームを基本に「ホテルライフ」を楽しめるという観点から厳選。 INDEX






 グランドハイアット東京   東京都港区六本木6-10-3  03-4333-1234
妻

プレジデンシャルスイート不況と言う割には週末の六本木ヒルズ界隈は騒がしく、それなりに人が戻って来た印象。けやき坂の通り沿いの店も様変わりし、色々とマイナスイメージのかつての豪華マンションも、少し色褪せた落ち着いた感じがかえって「洗練さ」にも繋がってきてるかもしれない。

週末はさすがにテレ朝側や毛利庭園などは子供連れも多く見るけど、けやき坂突き当たりにある「グランドハイアット東京」は、外国人ビジネスマンや落ち着いた大人が集う。平日は静かで大人の街らしくて良い。

夕方、ホテルロビーにしては落とし過ぎる照明も、落ちついたホテルマンの適度なサービスも、ホテル慣れした人間には楽。チェックインは10階クラブラウンジで快適に。2011年秋に全面リニューアルされてカジュアル広々になったクラブラウンジには、都内ホテル唯一の屋外テラススペースも出来た。

アンバサダースイートクラブフロアは10〜14階、中でも上級3スイート「チェアマンスイート(125m)30万円」「アンバサダースイート(200m2)50万円」は10階にあり、最高クラスの「プレジデンシャルスイート(260m2)100万円」は最上階にあるわ。(サービス料・税別)

まぁ当然ながら文句なしは「プレジデンシャルスイート」。静かで広く天井高く豪華で快適、プライベートプールもあって温水。
そして次ぐ「アンバサダースイート」は、和室があり寝室がかなり広く快適。日本坪庭が望める温泉風のお風呂も良い。
とはいっても下ランクの「ディプロマットスイート(100m2)」16万円は、3タイプある同サイズの部屋より明らかに広く感じるし調度品も景色も良い。トイレも2つある。しかし天井低で他室音が響く。

ホテル全体の安心感や落ちつき感は、家族連れや海外からの長期滞在には良いのではないかと思う。シックモダンなベージュとブラウンでまとまった縦に長い部屋。照明の使い方が巧いのが特徴。優秀なバスルームにゆとりあるベッドルーム。東京タワーやレインボーブリッジなどの夜景、いわゆる「けやき坂イルミネーション」も華やか。バスアメニティは相変わらずREN。設備的にはハイアットグループではお馴染み「ネスプレッソ」と「バング・アンド・オルフセン」。

ディプロマットスイートルームサービスでの朝食は「フレンチ キッチン ブレックファスト」1人3500円位だったかな。ホテル2階の「フレンチ キッチン ブラッセリー」のもの。ボリューミーで健康的な迫力で山盛りな感じが男性向き、女性にはびっくりな量かも。生野菜がなく(フルーツはある)肉類ばかりというのは少し寂しいが、他のホテルの朝食より美味しいかもしれない。パンもフレッシュジュースも合格。ちなみに最近ダヴィッド・ブラン氏が料理長に就任した(元ベージュ東京やブノワの料理長)。
ついでに「和定食」も石鍋に入ったご飯(お粥も)や、品数豊富なおかずで満足。

「リヴァロ家の食卓」世界一のショコラティエが作るMODEなケーキ」、「ディプロマットスイートで大人の夜を」、「完璧文句なしのプレジデンシャルスイート」、「プレジデンシャルスートでインルームダイニング」、「アンバサダースイートで和の涼夏」、「新グランドクラブラウンジで大人の寛ぎを」、「フィオレンティーナで桜スイーツ」、「六緑で春の鮨ランチデート








 シャングリ・ラホテル東京   東京都千代田区丸の内1-8-3丸の内トラストタワー  03-6739-7888
妻 2009年春に丸の内に開業。予定より遅れながらスイートルームも完成し夏過ぎのグランドオープンとなる。東京駅に隣接する複合ビル内と言う事でまずはこじんまりした印象は仕方ないか。とは言ってもとにかくシャンデリア♪地下の車付けや一階のエントランスから、27階のフロントはもちろん、エレベーター内でも高天井から吊り下がる豪華なシャンデリア。至る所キラキラでまばゆいばかり。そして廊下で目をひくエキゾチックなアート達、2000点以上が展示されているという。

37階「ホライゾン クラブ ラウンジ」でチェックイン。ここも狭くこじんまりしているが、重厚感あるふわふわのソファーや絨毯、オリエンタルモダンなインテリアデザインが大人っぽくて落ちつくわ。壁面にはトランクを模った棚にドリンク類、前には軽食が並ぶ。反対奥には会議室もある。客層は外国人のビジネスマン中心なので接客もクールで落ちついた感じ。異国情緒たっぷりなのも良い。
シャングリラスイート
オープン当初から価格高が気になる点ではあったが、この円高でも余り価格は落とさず強気ブランド維持。36階の「シャングリラスイート(170m2)」50万、「エグゼクティブスイート(120m2)」20万がお勧めかな。クラブラウンジより更に豪華なオリエンタルな雰囲気でキラキラゴージャス。

リビングスペースは低めのソファーで落ち着いた空間。寝室窓際に書斎スペースと上手い間取り。大きな家具類、茶色とゴールドで纏めたファブリック、床は大理石とふかふか絨毯。シーリー社製ベッドはふかふか高さもあって大きめ。

天井高で吊り下がるクリアなシャンデリアはキュートでゴージャス。照明スタンドの足もどれもクリスタル使用で素敵。独立した感じのドレッシングルームもキラキラゴールドな感じで女性に嬉しい。そこにあるルーム香水なども良い。

エグゼクティブスイートダイニングルームのテーブルは高さがあり大きな椅子が迫力。屏風も立っていてオリエンタルゴージャス。アメニティーはオリジナルのチョコとフルーツ、ミネラルウォーターは沢山あちこちに置いてあって便利。ミニバーや5種類の缶茶葉とエスプレッソマシンなど色々完璧に揃う。インルームダインングはかなり充実していて、クラブラウンジでの朝食は部屋食へと変更して貰えるのは嬉しい。

「エグゼクティブスイート」のバスルームは、ガラス張りで寝室と一体風。丸見えの必要はないがスクリーンを開けた方が当然明るい。角部屋ではないので、外の景色を見せる為の苦肉の策と言ったとこかな。洗面台が一つしかないがトイレが二つある。
「シャングリラスイート」は全面ビアンコカラー大理石の広々豪華バスルームがお気に入り。ジャグジーバスとサウナ室つき、もちろん洗面台は2つ。
バスアメニティーは、新しくクリアなイメージの「ブルガリ」になっている。

寝室とリビングダイニングがしっかり別空間で、それぞれ用途区別しやすい造りが良かった。リッチな長期滞在にも良いと思うわ。そして最もビックリしたのはすっごく「静か」な事。丸の内・八重洲口という恐ろしく煩いはずの環境なのに物音がしない。他の部屋の音も廊下の声もしない。窓にはスクリーン・カーテン・遮光と3枚も重なって、すべてボタン一つの軽快なシステム。よって朝まで一度も目覚めず熟睡出来る。

メインダイニング「ピャチェーレ」や「なだ万」なども入っているし、ルームサービルメニューも満足できる。不特定多数に人が出入りするような大型ホテルとは違って、ここは静かでプライバシーが保たれるNYの高級コンドミニアムのような雰囲気。

「リヴァロ家の食卓」ホライゾン・クラブ・ラウンジ と エグゼクティブ・スイートインルームでアジアンダイニング」、「グループ欧州初進出とゴージャスシャンデリアメインダイニング イタリア料理 ピャチェーレ」、「豪華なシャングリラスイート





 パークハイアット東京   東京都新宿区西新宿3-7-1-2  03-5322-1234
妻

外資系の新しいホテルが沢山入ってきた事で、最近は既存のホテルがリニューアルラッシュ。かつてはもてはやされた「元祖オシャレ外資系ホテル」の火付け役と言えばココね。海外セレブは未だにここを指名する人も多いわ。

しかし新宿と言う場所柄、レジャーやビジネスには多少不便か。でも丹下健三氏設計ビル高層階からの絶景や宝石箱のような夜景、米国人建築家ジョン・モーフォードによる洗練された内装・・これはどこより素晴らしいわ。

このホテルもオープンして15年を越えたので、かなりの投資をして色々手を入れたわ。デザインを保ったまま新調をするという、超こだわりのにリニューアル。何よりプライバシーが守られる造りや対応、改めて「大人のホテル」である事を実感。

100m2のお手軽「パークスイート」15万円程度は相変わらずの人気、うまく企画化しているわ。
それより上のピアノがある160m2の「ディプロマットスイート」などは、リニュと共にやたらと値段が上がって50万円以上だが、自宅のように過ごしやすくてやっぱり好き。
唯一新設された220m2の「トーキョースイート」85万円程度がやはり注目ポイントね。

おこもりが似合うこのホテルなら、スパやフィットネスもありな感じ、レストラン系で言うなら、分かり易いところで1階にある「デリカテッセン」が相変わらず人気。
最近総料理長に就任したナディーン・ヴェヒタ・モレノ氏や、「ニューヨークグリル」新料理長ステファン・レッシュ氏も話題。

「リヴァロ家の食卓」開業10周年ガラパーティークールに過ごせるクリスマス」、「お忍びで『パークスイート』大人の夏休み」、「パークハイアット東京のお取り寄せ」、「グランドピアノがあるディプロマットスイート





 ザ・ペニンシュラ東京   東京都千代田区有楽町1−8−1  03-6270-2888
妻

2007年秋、日比谷にオープンした「ザ・ペニンシュラ東京」。本拠地である「ザ・ペニンシュラ香港」がお気に入りなので、東京も良く使う(とくにチェリ〜ちゃんのお気に入り)。「丸の内スイート(109m2・22万円)」もいんだけど、ネット予約出来るレベルの「デラックススイート(116m2)」で、お安く泊まれるプランにするのがお勧め。

皇居や日比谷公園を見下ろし銀座にも近い絶好の場所だからか、ホテルとしてはかなり小さい規模(スモールラグジュアリー)。よって香港ばりにロールスロイスではなく、東京らしくミニクーパーをスイート宿泊者には無料提供とはなかなかのアイデア。

正面玄関入ってすぐのオールデイダイニング「ザ・ロビー」。香港同様人気のアフタヌーンティーが楽しめるとあっていつもたくさんの人がいて賑やか。若干アットホームな中を通り抜け、奥のの小さなフロントに行く。混んでる場合はお部屋でチェックインして頂ける事もあり。エレベーター前の美術品などは必見。

「デラックススイート(116m2)」は、雑誌などに出されるいわゆるプロモーション用の部屋なので、部屋数もありお値段もプランによってはかなりお安い。実は眺望や広さなども適度で快適、主人も満足な様子。ただ、ベッドルームやそのお隣のバスルームは少し手狭かも? その分ドレッシングスペースを広く取ってある。

館内全体が日本人デザイナーを多く起用していて、部屋も網代天井やスライド扉など和のテイストが濃い。布目下地の朱塗りや漆などがエキゾチックに活かされているわ。設備等は英語表示で外国人に喜ばれるジャパニズムな客室。
ちなみにチェリ〜ちゃんは、この部屋にコネクト出来る「グランドデラックスルーム(63m2)」などがお気に入りよ。下の部屋はレイアウトがほとんど同じなので、眺望や階数の違いで値段が変わってくる感じ。

24階の「Peter(ピーター)」。そこは80年代にタイムスリップしたかのような、いわゆる外国人が思うジャパンな香り。LEDの赤紫や青いライト、金属製の木々が黒い大理石の中に浮かび上がる不思議な世界。バーでのお勧めはオリジナルカクテルの「東京ジョー」。ジンベースで梅酒やクランベリーを使ったエキゾチックなこのカクテルは、シルバーの台に盃が乗ったような器が面白い。(メインダイニングはこちら)
そして2階中華料理の「ヘイフンテラス」。カジュアルで、老若男女・デートに家族・友達と幅広い層に人気。エキゾチックな空間で、ゆっくりワインと共に楽しむランチもいいと思う。

「リヴァロ家の食卓」食とワインの祭典、シルクキュリネール京都つる家でクリスタルな夜ピーターでアムールを満喫おひとり様グランドデラックス軽く乙女なルームサービスデラックスバークビュールームとブティック夏も快適チェリ〜のおひとり様美術と『デラックススイート』とミニクーパー」、「ヘイフンテラスで老若男女が幸せになる広東料理






 マンダリンオリエンタル東京   東京都中央区日本橋室町2-1-1  03-3270-8800
妻 オープンして数年、色々手を入れたり企画をしたりと努力の甲斐あって、随分と素晴らしいホテルになったわね。トータルで最も過ごしやすいホテルかもしれない。ビジネス使用のイメージが強いが、実はどちらかと言うと女性好みだと思うので、あえてプライベート使用をお勧め。

相変わらずの、落ち着いたクールなアジアスタイル。茶系で統一されているも、さし色が落ち着いていながら主張があっていい。ソファ類は日本伝統織物を使用していて、ハードな感じがする。ベッドやスリッパなどはフワフワで心地よい。

スイートは100m2が3種類でイメージはほとんど変わりない、間取りや階数で値段が違うわ。その上は一気に250m2のプレジデンシャルスイートになってしまうから、結局いつも似たり寄ったりな感じで飽きてしまうのが残念。
上から、バスルームが広くトイレが2つあって私好みが「オリエンタルスイート」。リビングが広く主人好みは「ダイナスティスイート」。一番下の「マンダリンスイート」は間取り自体が独特。
アメニティが充実しデザインも細部に気を使っていて、バスルーム全体がおしゃれでかなり機能的。

お気に入りはプレミアムな朝食。その中でも「ドンペリとキャビア」(笑) 連泊では正直飽きて来る似たメニューでも、これだけは毎日でもOK。
それと、ウェルカムアメニティで頂く定番の「モエとフルーツ」。午後チェックインして、ゆっくり日が落ちるのを眺めつつ頂く。
夜なら夜景を眺めつつ、イベリコとアスパラ、美味しい子羊などをシャンパンで頂くのもいい。
色々星付きレストランが3つもあるしグルメにも力を入れてるのが楽しい。

豊富なインルームダイニングメニュー、充実のスパ、レイトチェックアウトなどなど・・・色々ホテルライフを楽しむ上級者には嬉しい企画満載。

「リヴァロ家の食卓」 夏こそマンダリン、ウェルカムで乾杯!バスルーム充実オリエンタルスイートシグネチャーにインスパイアされた夏ダイナステイスイート2010夏、「マンダリンバーとインルームダイニング」、やっぱりオリエンタルスイートが好き開業5周年記念特別ディナー@シグネチャー世界一のクリスマスケーキ と プレミアブレックファストナディーヌ・ギュブラン女史が育むブルゴーニュワイン東京スカイツリーが見える 鮨そら








 ニューオータニ東京   東京都千代田区紀尾井町4-1  03-3265-1111
妻 仕事やイベントで急な宿泊が必要な場合は、場所的にココを選ぶ事が多いわ。老舗オータニでも大掛かりなリニューアルが行われ、綺麗な部屋が増えた。
今ではどのホテルでも常識のエグゼクティブフロアを新設。ラウンジは「エグゼクティブハウス”禅”」とエキゾティックジャパンを演出。今では本館のこの「禅」しか使わない。黒を貴重にした和のクールな感じは、やはり外国の方を意識した作り。廊下のコンセプトはまさに墨絵の世界。竹のアロマなどエキゾチックで爽やか。

ちなみにこのエグゼクティブラウンジでは、ピエール・エルメの「幻のクロワッサン」が頂ける。薄く何層にも重なっているふわふわ生地、油っこさは皆無なのに甘いバター「エシレ」の香りがあふれてとても美味しい。これを食す為に宿泊するのもあり?な程。国内ではここのラウンジ(朝食)のみ個数限定、販売なし。

色々揃ったスイート。黒を基調に今までとは違った和モダンなインテリアを配した造りに。まさに”禅”の世界。ただし廊下も部屋も、天井低で全体的にこじんまり小さいのが残念・・とにかく狭い。1泊18万で70m2とは、いくら新しく設備が行き届いていても割りに合わない気がする?ここのコストパフォーマンスは「パリ価格」、正直致命的かも。どうせ高いなら贅沢に過ごしたいわって事で、私は「ガーデンスイート」にしかもう泊まらない(笑)

主人の、ビジネス使用の一人泊まりでも、やはり50m2以上じゃないと狭い。オータニは予約時に広さと値段を確認しないと、同じ「デラックスルーム」と言えど幅があるの。外資系ホテルにはあり得ない狭い部屋も、日本ブランドホテルには存在するのでご用心。

アメニティはフェラガモで女性に嬉しい感じ。ホテル内には「久兵衛」「トゥールダルジャン」「ピエール・エルメ・パリ」もあるし、取り合えず便利には違いない。

「リヴァロ家の食卓」 エグゼクティブハウス・禅 ガーデンスイート 夢窓庵 再びパリの夕暮れ ガラディナーパーティー禅、もうひとつのガーデンスイート







 リッツカールトン東京   東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン  03-3423-8000
妻 大阪に行く時はやはり「リッツカールトン大阪」に宿泊する事が多い。見た目洗練の「リッツカールトン東京」も、実は中身(ソフト)は「大阪」とあまり変わらないイメージ。スタッフに失態はなく、ワガママにも笑顔で皆さん迅速対応するが、フレンドリーすぎて東京っぽくないかも。

内装デザインは、「デザイン発信施設というコンセプト」という割には、昔なつかしアメリカ的西洋文化がスッキリ品良くなった感じ。クラシカルなインテリアを好む方にはかなり良いと思うわ。

何故かカジュアル感・・・大阪だけかと思いきやこの東京でも関西風でフレンドリーな雰囲気。カジュアルな家族連れのガヤガヤ感。
45階のロービーに全てのレストランが集まっているので、宿泊者以外の一般の方も簡単に上がってきて気軽に入れる。
マンダリンやコンラッドは最初から、大人でシックな雰囲気だったから、これはもうコンセプトと立地の違い、割り切るしかないかもね。

リッカールトン東京では、120m2の「カールトンスイート」でも、他のホテルに比べると割安な設定だし、充実した設備と豊富なルームサービスを楽しんで、お部屋で静かに過ごしたい。
とにかく、写真でもわかるはずだけど、この部屋からのパノラマは素晴らしい。クラブラウンジも広く綺麗だけどそんなに利用しない。

アメニティは3周年を過ぎるとブルガリからアスプレイに変わった。タオルは十分用意されててスリッパはフカフカ、シラー社製のオリジナルキングベッドも気持ち良いわ。クローゼットや引き出しも普通より3倍もある。更に欲を言うなら、このサイズの部屋ならトイレは二つあるといい。

「リヴァロ家の食卓」4周年を迎えた震災後の東京ミッドタウン





妻 首都高速道路・汐留ICより3分、銀座ICより5分という素晴らしい場所。なんと言っても景色が良い。当然ながらシティビューでなく、ベイビューを選択すべし。

不況や震災の影響で、かなりお手頃感がある部屋もあるようなので、家族連れも最近は多く見かけてアットホームな雰囲気。ミシュラン星付のレストランなどもファミレスのようなカジュアル感。

さて、オススメは出張使いに最適な「ベイビュースイート」72m2。スイートとしてはかなり狭いが、スッキリとしたデザインと色使いがうまく調和している。動線面での造りが機能的なので狭さは思う程感じない。
そして37階エグゼクティブフロアの広いスイート130m2の「デラックスベイビュースイート(25万円程度)」、マンションのモデルのような雰囲気、アットホームで明るく広いのが良い。玄関もあるしクローゼットも広い。

両部屋共に、お風呂に浮かべるアヒルちゃんや、ベットメイキングされた後に寝ているクマちゃんなどは、女心もキュート♪ ウェルカムのチョコもバスアメニティにも満足。
ちなみに、チェリ〜ちゃんは「ゴードン・ラムゼイ」の朝食と、ルームサービスの「チャイネブルー」がお気に入り。

ちなみに、ここのエグゼクティブラウンジは狭い。コンラッドお得意の暖炉風オブジェを中心に、落ち着いたブラウンのインテリア、刺し色で窓際は紫の椅子が並ぶ。オープンキッチン風の軽食スペースは明るく浮き立つ演出。でも特別開放感がある言う訳ではないから、ロビーラウンジ「トゥエンティエイト」の方がお勧め。

「リヴァロ家の食卓」チャイナブルーのルームサービス女子お一人様、シティルームキング」、「家族連れが似合うホテルに変身?!

 コンラッド東京   東京都港区東新橋1-9-1 東京汐留ビルディング  03-6388-8000







 帝国ホテル東京   東京都千代田区内幸町1-1-1  03-3504-1111
妻

日本が誇る最高峰ホテルといえば、やはり「帝国ホテル」ね。とは言え、メインロビーは相変わらず団体や年配の御婦人方でごった返して、待ち合わせ場所的騒がしさ。
まだエグゼクティブラウンジを持たない帝国ホテルでは、スイートに宿泊しようとも、この行列のできる雑然としたフロントでチェックインしなければならない。
ロビーラウンジだけでなく、上階のバーラウンジどこでもそうだけど、とにかく人がワサワサいる。とにかく色んな人が団体や大家族でいるの。日本の古き良き雰囲気と言えばいいのかしら。夫婦やカップルがしっとりおしゃれに使う場所ではないかもね。

チェックインを済ませ、上のラウンジを奥まで進んで更にバーの奥まで行く。すると人気はやがて減り、何とか景色よい静かなテーブル、シャンパンで一息。ふぅ。気分を変えたいので、少しゆっくりして部屋に入る事にするわ。
本館14〜16階、一応隔離された静かなインペリアルフロア。そこにあるリニューアルされた今回のスイートルームは115m2。ニューオータニ東京もそうだけど、日本のホテルでリニュされた部屋は割高。外資系の同サイズの部屋より一割二割高いの。天井は低いし無理矢理広くするため、間取りが不自然?なのがリニュされた部屋の特徴(笑)

インペリアルフロアの場合、「伝統と現代性の融合」がテーマでジュリアン・リード氏がデザインを手掛けているわ。家具は新しいのに今までと変わらないクラシカルな英国風デザイン。どちらかと言うと、昭和の良家風といった感じかしら。実家に帰ったような、祖母に会えそうな気持ちすらする落ち着き。
窓の外は日比谷公園。昔ながらの壁掛け時計はセイコーで、アメニティは資生堂、表示は全て日本語。そう!すっかり日本一色。日本らしい湯舟に、布団的固めのベッドとデュベが予想外に心地良い。そう、これこそ帝国ホテルご自慢のオリジナル寝具「スリープワークス」。馴染んで来る安心感は、やはり日本人の血だろうか、思わずゆったりと寛いでる。年配の方にお勧めね。






 ホテル西洋銀座   東京都中央区銀座1-11-2  03-3535-1111
妻

銀座にある老舗と言えば「ホテル西洋銀座」。日本で初めてコンシェルジュ、バトラーサービスを取り入れ、日本のホテル文化を作ってきたと言える元祖西洋文化的ホテル。銀座の真ん中にあり、客室数わずか77という小規模だからこそのホスピタリティー、今こんな時代でも健在。
車を付けてエントランスは、大階段に赤い絨毯。上がって突き当たりにデスク、ここがフロントになるわ。小規模ホテルならではだが、伝統と品格を感じる楚々とした雰囲気に、癒しに似た安らぎを覚える。ゆとりある落ち着いたチェックイン。

エレベーターを通り過ぎてティーラウンジに寄る。ラウンジには宿泊客以外の紳士淑女が寛いでいる。落ち着いた大人の社交場的雰囲気は今では珍しい気もする。このホテルは、旅行者だけでなく、都内在住者が週末の休息に宿泊利用するという、昔ながらの馴染み客も多いの。

クラシカルなインテリアは、ホテルの歴史と手入れの良さで、重厚感と品の良さがいわゆる理想的な洋館スタイル。日本で洋館風だとどこか空々しい感じがするが、ここに関してはそれがないの。光と空間の割合がいい、時間にも馴染んでいる。
お茶を待つ間に、ティーポットを温めるクリスタルの台座が来る。ハートが集まったようなデザインが可愛い。

そして「銀座スイートルーム」、110m2だけど広く感じる間取り。入ってトイレとクローゼット、越えて窓際に丸テーブルのダイニング。書斎デスクを挟んで奥にリビング。今時薄型テレビではないのは、こちらとウィンザーホテル位かな・・設備投資を求む。
コストパフォーマンスにも優れているので、長期滞在や出張にも使える。しかし、経営母体が変わった今、とにかく古すぎる設備をどうできるかが、生き残りの課題になるかも。








リッツカールトン高級ホテル情報(その他

外資系ホテルが多く進出している今日。老舗日本ホテルも切磋琢磨している模様。スイートルームを基本に「ホテルライフ」を楽しめるという観点から厳選 INDEX






 札幌グランドホテル   札幌市中央区北1条西4丁目  011-261-3311
妻 札幌における西洋文化の窓口として「北の迎賓館」を作ろうと、札幌市の財界や市民が企画協力して、昭和9年に作られたという「札幌グランドホテル」。札幌随一の格式と70余年の歴史誇る北海道ホテル業界の草分け的存在。
と言う話で期待も膨らむが、札幌市内最も賑あう大通り沿いにある為、一階のレストランなどは一見ファミレス状態。大通りから横に入った正面玄関に車を着ける。ホテルロビーも豪華で広いけど、ツアー客や待ち合わせで色んな人々が座りこんでる。正直高級感はないわ。
車を降りると、若い女性ポーターが来て、こちらの名前を聞くなり足早に人込みを案内してくれる。エレベーターが到着、4階に降りると打って変わり静かで、黒が基調のぐっとモダンな雰囲気に。奥には扉があり「GRAND IN GRAND」と表示。ここはホテルの中のホテルというコンセプトで、2006年東館を改装して設けたエグゼクティブフロア。

扉の向こうはとても広々〜なラウンジで、かなり個性的な斬新デザインの空間。こちらでチェックイン・アウト、軽食からカクテルまで頂ける「グランド イン グランド」は、宿泊者だけの寛ぎスペースとなる。
まぁ、部屋に繋がる廊下も含めてかなり暗いので御年配の方は難しいかも?ニューオータニ東京のエグゼクティブフロア禅に似たイメージかしら。

そして何と言ってもお部屋。出来た当初は北海道で一番広い部屋と言われた162m2の「スーパースイート」。ウィンザーホテル洞爺に更に広い部屋が出来てしまった事から、札幌一広い部屋と言う事になってしまったらしい(笑)
それよりも何よりも、このスーパースイートの良さは、他の部屋と違って北欧インテリアであるところ。最近流行りの北欧スタイル。京都・俵屋旅館や遊形の手作り感な職人家具ではなく、こちらはモダンなデサイナーズの家具。この部屋にはこだわりの北欧家具、そして最新の設備があるの。写真で見るよりかなり高級感があるし使い心地も良い。木の温もりとガラスや大理石を上手く融合させた造り。素材や建て付けは見る人が見ればわかる感じ。

バスルームはビアンコカラーの総大理石で広々、アメニティはきちんと封が二重にされた新品物の「フィトメール」、しかも男女それぞれに豊富な種類が揃って満足。
冷蔵庫内はもちろん、数種類の未開封フル洋酒ボトルもバカラグラスと共に置かれ無料。大画面パソコンや高速カラープリンター(フォト用紙まである)が、書斎ルームに接続設置などなど至れり尽くせり。そして間取りが細長いので、片面全窓からの光は家具と合って心地いいわ。新緑の中に赤レンガの道庁が側に見えるのもいい。通常料金60万とさすがだが、一度使ってみると確かに癖になる部屋よ。

で、結局はサービスは?言う話になる。今回は全て女性スタッフ、柔らかく丁寧なサービスをして下さって、わがままな私達でも満足して過ごす事が出来た。実はこのホテルの女性コンシェルジュマネージャーは、2008年5月、日本コンシェルジュ協会の会長に就任された。なるほど、教育も行き届いてるという事ね。





 志摩観光ホテル ベイスイート    三重県志摩市阿児町賢島 0120-88-0310 
妻 ドラマ「華麗なる一族」で話題になった、三重県志摩市にある老舗の「志摩観光ホテル」。伊勢神宮から一時間程、伊勢・志摩地区で伝統と格式を誇るオーベルジュリゾートね。
ミキモトを代表とする真珠の養殖でも有名な、海鮮豊かな海に浮かぶ賢島、その丘頂上、英虞湾を見下ろす絶景の位置よ。日本人の心を呼び起こす景色と香りがここにはあるわ。
そして2008年10月10日、志摩観光ホテル敷地内に、もうひとつの新しい「志摩観光ホテル ベイスイート」が誕生したのよ。今までの本館は「志摩観光ホテル クラシック」と呼ばれる事になったわ。その待望の新館はベイスイートと名付けられた通り、クラシックから少し離れた更に海沿いの高台に建てられた横長の五階建て。リゾート感覚でモダンカジュアルな装いよ。50室全てが100m2以上のスイートで、スパができる部屋も作られたわ。

そして今回、私達が宿泊したのは210m2のロイヤルスイート。客室最上階の海に一番近い角部屋なので、何より海と山と夕日、真珠の養殖や船が海面に輝く素晴らしい絶景を眼下にできるわ。秋らしいピンクから紫に暮れゆく空、涼しくなってくる風音、木々のざわめき・・・部屋を囲んだ広いテラスに置かれたソファ、そこに寝転んで絶景を眺める至福。
「ベイスイート」のフロントロビーはまるでビジネスホテルかリゾートマンションかと思う程こじんまりしている。しかし奥には、カラフルでモダンな広いリビングがあり、そこでチェックインなどする、いわゆるクラブラウンジ風。大型のソファが沢山並んでいるわ。アジアンリゾートと言うよりは、ナチュラルモダンと言った感じかしら。一面のガラスの向こうには、水を浅く張ったアートなプールが涼しげで印象的な庭。

ホテル端のエレベーターを降り、横長〜い廊下一番奥の部屋に向かう。永遠11部屋を通りすぎ数百メートル歩く・・正直疲れるわ。お年寄りが多い志摩観光ホテルにしてはいかがかしら?
そして部屋、段差のある玄関スペースは広々としてオットマンが置かれている。つまり驚いた事に靴を脱ぐ!左に寝室とセカンドリビング、正面にバスルーム。右に広々豪華なメインリビングで、奥には大きなダイニングテーブル、更に横にキッチンスペースまである。リビングの脇には和室・・・つまりマンションのような造り。まるで人のお宅にお邪魔しているか、億ションのモデルルーム。ある意味ホテルらしくない、生活感のある不思議なロイヤルスイート。この新館リゾートホテル、「第二の邸宅」がコンセプトという通り、連泊するのに向いている。
しかし、半分を占めるメインリビングや和室など、今ひとつ工夫不足な感じ。気が付くと寝室と繋がるセカンドリビングで、こじんまり過ごしていたと言う勿体ない結果。

とは言っても何よりこの立地、部屋やバルコニーから望む、自然豊かな国立公園の密林と英虞湾は絶景。バスルームからも素晴らしい眺め。日が高いうちに湯舟に入って外を眺めるのがいい。アメニティは「クラランス」で、多種類用意されていて、女性にとっても嬉しい。こちらももれなく新設した流行のスパ、クラランスで満喫できるわ。
ちなにみルームサービスはオールディダイニングではないし、ホテル内レストランも昼間は開けていない。まだまだオープンして間もないホテル、色々改善の余地はあるかもしれない。
そうそう!この新しいベイスイート、もちろん景色や部屋だけではない。この進化した名門ホテルの新館には、進化したフレンチレストラン「ラ・メール」も出来た。

「リヴァロ家の食卓」 お伊勢参り志摩観光ホテルベイスイートの新しい「ラ・メール」





 ウィンザーホテル洞爺 リゾート&スパ   北海道虻田郡洞爺湖町字清水  0142-73-1111 
妻 洞爺湖梅雨を避けるべく向かう先は、当然梅雨のない爽やかな北海道。北海道で最も過ごし易く新緑が美しい季節は今。あー何て清々しい♪食料自給率200の%の感動的な土地。となれば、今年はG8サミットで話題の洞爺湖へ行かなくては!

福岡から千歳空港まで2時間半足らず、更に車で2時間弱。ほんと遥々なんだけど、ANAの新プレミアムシートでシャンパンを、車からは美しく豊かな自然を、長時間飽きる事なく過ごせるわ。
そしてもちろんお泊りは、高々と自然の中にそびえ立つ「ウィンザーホテル洞爺 リゾート&スパ」。日本における5回目のサミット会場として、来月は「北海道洞爺湖サミット」がここで行われるわ。そう、主要8カ国の首脳とEU委員長などが集まるというわけ。

ウィンザーホテル洞爺よく写真などで見る広々なロビーはガラズ張りが印象的。正面玄関工事中は、ロビー反対側のゴルフ用の地下出入口を使用。内浦湾を望む雄大な自然、これもまた趣ある風情。
エグゼクティブラウンジでチェックイン。アイボリーが基調の落ち着いた空間。窓の外はタンポポがびっしりで癒しの中、ゆっくりお茶が頂けるわ。
そして部屋、自然保護・環境問題がテーマとなれば、やっぱり「洞爺湖を含む大自然」を一望できなきゃ!エグゼクティブラウンジという事で角部屋の「ウィンザースイート」。改装したばかりの真新しいインテリアはベージュを基調に落ちつた雰囲気。窓も全面大きいし、さぞ素晴らしい眺めが・・・?!ん?真っ白!

到着時は洞爺湖から沸き上がる霧で辺りは真っ白。まるで飛行機内にいるような感覚。酔うわー、この分だと今夜は花火は見えないわね・・。眼下に日本百景が広がってるはず!なんだけど、これもまた自然の威力、貴重な体験。洞爺湖の神秘を見たわ。
部屋のバスルームからも洞爺湖が見下ろせるはずだったけれど、仕方ない・・と主人はホテル2階のスパへ。しかし意外にもよかったのが、数奇屋造りの温泉「山泉」。ウィンザースイート綺麗に手入れされ、ロッカーなどもきちんとして安心。さすが洞爺湖温泉、景色を含め満足したようよ。

それにしてもこの「ウィンザースイート」、106m2はないんじゃないの?的狭い印象。バルコニーや玄関アプローチまで入れるとそうなるのかしら? ダイニングが広めなので、ルームサービスには良かったけど。
ホテル内は、サミット用に色々手を入れてる最中で、何となく落ち着かない感じもあるかしら。そういえば来る道中も、山中だと言うのに沢山の警察官がいたわ。日本中から集められているとの事。このホテル自体、警備会社のセコムが系列だし、自然環境もだけど、セキュリティ万全がサミット開催のポイントなのね。

ホテル内飲食店サミットを控えて、ホテル内の飲食店も色々変化があって注目してたわ。何を言ってもフランス料理「ミシェル・ブラス トーヤジャポン」は、当然の目玉として、他に吉兆なども入ったわ。寿司の久兵衛も入る予定だったけど結局白紙になった。
そんな中、実は評判はベトナム料理「カローダイヤモンド」と言う話。今回はルームサービスでしか頂けなかったけど、美味しいスープフォーだった。

「リヴァロ家の食卓」 フレンチ「ミシェル・ブラス トーヤ ジャポン」








 リッツカールトン大阪   大阪市北区梅田2丁目5-25  06-6343-7001
妻

大阪を代表するホテルと言えばここね。車が付けられるエントランスやフロント、レセプションロビーのクラシックで豪華な雰囲気はここの特徴的な所。人々の気持ちを高揚させる良い雰囲気だわ。

ホテル規模のイベント企画演出には、なかなかどこも敵わないわ。とくにクリスマスなどの季節はそうね。プリザーブドローズが1200個もはめ込まれた真っ赤なクリスマスツリーなど、ホテル中豪華に飾られたツリーが沢山だったりする。
レストランやホームパーティーも賑やかでいいけど、ホテルを有効的に活用するのもいいわね。

主人 クラブ・ラウンジでチェックインする。今はあちこちのホテルにも出来ているクラブランジ。ここが先駆者的な軽食サービスだろう。数回に分けて色んな軽食やドリンクが出される。
ゆっくりシャンパーニュとアミューズを頂きながら、静かに上質の時間を過ごす。ただチェックアウト時や地元のフィットネス利用者が多い時間は慌しい。

そのせいか?と言ってはなんだけど、ここのクラブスイートは狭い。ホテル自体がさすがに古くなっており天井も低い。
「リッツカールトン東京」は新しいだけあって、数種類の広いスイートがあるので、クラブラウンジにこだわらずとも部屋で楽しめる。
この大阪リッツでは、クラブフロア以外の一般フロアのスイートも、同じ広さで間取りも変わらない。ただ家具やメンテに違いはあるように思う。開放感あるクラブラウンジの事を考えると、ここではクラブフロアの部屋がお勧めかな。

今回のクラブスイート、家具類・ソファーなど、ややカジュアルな感もしないではないが、なかなかの雰囲気ではある。ルームサービスも時間帯で分けて充実しているし、1階のグルメショップも手頃間あって使い易い。全体的にいい意味で「昔ながらの日本のホテル」と言ったイメージか。
ホテル全体の接客もさすが大阪、表現しにくいがフレンドリーな感じ(笑) それでも気は利いているし、さすがサービスに定評があるリッツ大阪という所もある。





 由布院 玉の湯   大分県由布市湯布院町湯の坪  0977-84-2158
妻

福岡から車で2時間程の定番避暑地と言えば大分・湯布院。御三家「玉の湯」、1時のチェックインは誰ともかぶる事なくフロントのカフェスペースでゆっくりお茶を頂けて嬉しい。案内や配膳など色々と担当者は違うが、女性スタッフは皆さん優しく穏やかな雰囲気で癒される。小さなロビーを出た所に談話室。3000坪らしい敷地、自然はありのままな風情の様に見えるが、視界やバランス、色調など実はかなり計算された構想なのだろう。

18部屋の内15棟の離れがあり、一番広い部屋「むらさき」へ。売店やニコル側の通路、奥まで案内されたその離れは「和室12畳+洋室10畳+リビング」の間取り、2人で一泊12万円弱と言うとこかな。
広くて手入れされた座敷(和室12畳)。縁側に緑豊かな庭が広がっていて開放的。床の間に野花が活けてあるのも素朴さあっていい。
奥にはその庭に面して小さめのリビング。ソファーテーブルに大きなガラスの向こうはウッドデッキで、カフェテーブルとパラソルが設置してある。伸び伸びと自然が青々茂る庭に、このカフェスペースは爽やかな演出となっているわ。

寝室(洋室10畳)はリビングとバスルームに隣接し、同様のデザインで全て木作り温かいナチュラルなロッジ風?癒しの空間。ツインベッドは木製ベッドに布団敷き状態で固い。テレビ横のメイクアップスペースが広くて女性には嬉しい。嬉しい点でもう一つ、部屋全体の清潔さもそうだがバスルームが広くて洗面台も光りが差し込み明るく綺麗。自然の庭をガラス越しに、香り豊かな檜風呂から眺めるというワイルド感がある風呂場。水回りを中心に掃除系は、正直他の御三家より優れている。ちなみにアメニティは、イギリスの「モルトンブラウン」でボディクリームはない。この広い部屋には端と端に2つトイレがあるのも便利。

 主人 のんびりと良い意味の「田舎らしさ」を満喫したら夕食の時間だ。広い和室に時間通りに配膳準備が進められていく。まずシャンパーニュで乾杯。
地元の山菜料理が数種類大皿に盛られて出てくる。甘味・辛味などいかにも田舎のあばあちゃんの料理といった味わいだ。かなり品数は多いが素朴。メインディッシュは豊後牛・しゃも鍋・鴨鍋・すっぽん鍋などの中から選ぶ。

九州独特の甘味が強い料理に日本酒をお願いすると錫製酒器で出てきた。無骨な感じが雰囲気に合う。日本酒・焼酎は地産にこだわっている。
ワインはシャンパーニュ、白、赤ともに20種類以上の充実した品揃えで、旅館や和食店としてはかなり評価が高い。例えば和食に一番合わせやすいシャンパーニュは22種類。クリュッグやサロンなど定番にくわえ、エグリ・ウーリエ、フランソワーズ・ベデルなどRM(レコルタン・マニピュラン)なども。
赤もブルゴーニュの中から果実味のふくよかなタイプを中心に、ボルドーからはパヴィ、ラスカーズなど繊細でバランスのとれたタイプをもってくるなど、ワイン好きも納得のラインナップだろう(ただし、値付けは市価の2.5倍位、しかもサービス料別なため割高感あり)。

朝食は「フレンチトースト」や「生ハム」「チーズ」に「サラダ」など。全体的に優しい味わい。朝食は11時までお部屋に出して頂ける(チェックアウトは12時)。

料理の総括としては、湯布院近辺の食材を利用した実直な田舎料理。「湯布院・御三家」の差をいろいろ語る人もいるが、基本的には大きな差はないだろう。玉の湯の特徴は、イギリスの塩・フロマージュブラン・シイタケペーストなど細かいこだわりや、「お好みで追加注文可」「数種類から選択」「おかわり可」という、量や好みに対する配慮が伺える点だろうか。「最高格の美味しさ」を追求する人が期待してくるとちょっと違うかもしれない。

地方料理は由布岳を臨む雄大な自然と、素朴な民家風の懐かしい旅館と共に楽しんでこそ価値がある。これから秋深まり紅葉が茂って一段と美しくなる季節。「田舎のおばあちゃん家」にオマージュする気持ちで湯布院に行くときっと楽しいだろう。





 界 ASO   大分県玖珠郡九重町湯坪瀬の本628-6  0967-44-1000
妻

福岡から2時間半、大分と熊本の境にあたる瀬の本高原にある「界ASO」。黒川温泉からは15分程度、湯布院から1時間の場所。九州の温泉宿の中でも最も高価格で温泉らしからぬホテル的雰囲気が話題の宿。敷地は8000坪らしいが建物施設自体は大きく感じない。一時期は雑誌メディアなどにやたら露出していたので、見る景色に格別な感動はないが、確かに温泉というよりはコンパクトなリゾート施設といった感じ。
森林の香りそよぐ中、綺麗に整備された敷地内通路には草花や池、適度に距離を置く離れが12棟、急な斜面を上手く利用して建ててある。目前には九重の山並みが素晴らしい。

宿泊した離れの部屋、実は期待以上に良い造りと雰囲気。広いBタイプ(78平米/13万程度)の部屋。本館から離れる景色の良い部屋は、急な傾斜故往復が辛いかもしれない。そんな時は移動用カートを呼ぶ事をお勧めするわ。
自然を上手く取り込んだ間取りで戸建てならでは広く感じる。ゆとりあるリビングに大きなソファ、山小屋風高天井。深い茶色を基調にしたシックでシンプルなインテリア。こじんまりしたベッドルームは計算された窓位置で、眠るのに最適な状態。その横テラス沿いには和室もある。暖房換気設備も問題なし。
何より気に入ったのは、ウッドテラスに大きな「かけながしの露天風呂」、木漏れ日と緑が水面に映ってキラキラ美しい。それに繋がるように広い内風呂もあり、清潔で便利で快適。アメニティは「REN」。

確かに別荘なら、これ位のコンパクトさと癒し系だがモダンな木造が理想。余計な物は一切ない、まさに森の中に佇む理想的なシンプル設計。携帯電話の電波が出にくいのも許せる俗世を離れる幸せ。ちなみにネット環境(ケーブル・回線)や冷蔵庫のビールやジュースなどは無料。

食事に関して言うと我が家的には正直難しい。まず部屋食ではなく食堂に向かう必要があるしね。2009年10月から新料理長でメニューも色々変わったようだけど、基本カジュアルな和食ダイニング。刺身・八寸など華やかなプレゼンテーションでも味的には印象に残らない。ワインの品揃えや企画も面白いが料理には合わない。そんなダイニングでの食事には時間制限もあるのか急かされる感がした。スタッフは全体的に若くマニュアル思考で、経営元が派遣会社だけあって客の管理誘導もきっとマニュアル化されてる?!心がこもるともっと良いのだけど。

「関東からの客が多い」をウリにしているが、確かに近場九州圏内では余りここの知名度は高くはない。福岡から由布院に年に2度程訪れる人は少なくないが、そろそろ由布院や黒川は飽きたと言う人にはちょうど良い、プライベート向き温泉リゾートかもしれない。自然に囲まれた部屋に篭って、風の音と木々達に包まれ癒されるのが何よりご馳走になるかも。





番外

妻 長崎は佐世保、ハウステンボスの一番奥にある「迎賓館」。世界各国の賓客をもてなす為に作られたロイヤルゲストハウス。
実はここ数年は、一般の方にも「限定」で宿泊できるようになってるの。最近は色んなプランもあって、随分敷居も低くなった。ホテル好きの私からすると、九州圏内で満足して宿泊できる唯一だと思っているわ。

以前も紹介した180m2のロイヤルスイートは、迎賓館の真ん中に配置された造りで、運河を絵のように見下ろす素晴らしい景色。4階の天皇両陛下もお泊りになったという部屋は、伊万里焼きなど更に調度品のグレードが高い。

この迎賓館の宿泊者に限っては、一般の入り口ではなく、真反対一番奥にあるウエストゲート側から入園するの。門には警備の方々がいて、あらかじめ伝えてある車のナンバーのみを入れてくれる。
ヨーロッパスタイルの、静かな美しい森に入っていく気分がいいわ。白亜の館が右手に浮かんで来る、これが迎賓館。入り口まで車を付けるとスタッフ達が出迎えてくれるわ。

実質2階が玄関となる迎賓館、1階にあるフレンチレストラン「エリタージュ」のウェイティングフロアとして、一般の方も案内されているわ。チェックイン中、エリタージュのスタッフがウェルカムドリンクを持って来てくれる。夜のディナーの打ち合わせなどするのが楽しい。

そして部屋。すでに築15年という事もあり、半端に古い印象は仕方ないが、これからかえってクラシックな造りに馴染んでくるという期待がある。湿度の高い季節は置いておいて、今から秋風が吹く季節のここからの景色、海の風は素晴らしい。日本らしからぬ雰囲気はこのハウステンボスならでは。クルーズしたり、近郊をドライブしたり・・・バカンスを楽しむには良い拠点ね。

そして夜のディナーを「エリタージュ」で頂く。エレベーターでレストラン直結なのは、飲みすぎてベロベロになっても安心な距離(笑)
宿泊の楽しみはもう一つ、部屋での朝食。もちろんエリタージュから運ばれてくるわ。モーニングシャンパンとともに、焼きたてのパンや新鮮な野菜が嬉しい。

海や山に囲まれた自然豊富な環境にあるのに、きちんと整備されている。食事は新鮮取れたての素材だけではなく、技術ハイレベルなフレンチが頂けるわ。ここはある意味別世界、九州が誇るべきバカンスの島よ。

注:  残念ながら、ハウステンボスは、上柿元シェフとの提携をやめたよう。ボキューズ・ドールの日本代表に選ばれた佐々木シェフも、コンクールを来年平成21年初頭に控えた大事な時期に退職したとのこと。
上柿元シェフの料理、それを引き継ぐ佐々木シェフの料理を楽しみにしていた「ハウステンボス迎賓館」ファンを置き去りにした、極めて残念かつ不可解な結末といえるだろう。
なお、ハウステンボスホテルの統括総料理長には、全日空ホテルからフランス人のローラン・ジャンマリー氏が就任している。現在はエリタージュは営業休止中.。


「リヴァロ家の食卓」 最高級フレンチ「エリタージュ」 
イルカを探して佐世保クルーズ

 ハウステンボス 迎賓館  長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1  0956-27-0001