外資系ホテルが多く進出している今日。老舗日本ホテルも切磋琢磨している模様。スイートルームを基本に「ホテルライフ」を楽しめるという観点から厳選。 INDEX |
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2009年春に丸の内に開業。予定より遅れながらスイートルームも完成し夏過ぎのグランドオープンとなる。東京駅に隣接する複合ビル内と言う事でまずはこじんまりした印象は仕方ないか。とは言ってもとにかくシャンデリア♪地下の車付けや一階のエントランスから、27階のフロントはもちろん、エレベーター内でも高天井から吊り下がる豪華なシャンデリア。至る所キラキラでまばゆいばかり。そして廊下で目をひくエキゾチックなアート達、2000点以上が展示されているという。37階「ホライゾン クラブ ラウンジ」でチェックイン。ここも狭くこじんまりしているが、重厚感あるふわふわのソファーや絨毯、オリエンタルモダンなインテリアデザインが大人っぽくて落ちつくわ。壁面にはトランクを模った棚にドリンク類、前には軽食が並ぶ。反対奥には会議室もある。客層は外国人のビジネスマン中心なので接客もクールで落ちついた感じ。異国情緒たっぷりなのも良い。 ![]() オープン当初から価格高が気になる点ではあったが、この円高でも余り価格は落とさず強気ブランド維持。36階の「シャングリラスイート(170m2)」50万、「エグゼクティブスイート(120m2)」20万がお勧めかな。クラブラウンジより更に豪華なオリエンタルな雰囲気でキラキラゴージャス。 リビングスペースは低めのソファーで落ち着いた空間。寝室窓際に書斎スペースと上手い間取り。大きな家具類、茶色とゴールドで纏めたファブリック、床は大理石とふかふか絨毯。シーリー社製ベッドはふかふか高さもあって大きめ。 天井高で吊り下がるクリアなシャンデリアはキュートでゴージャス。照明スタンドの足もどれもクリスタル使用で素敵。独立した感じのドレッシングルームもキラキラゴールドな感じで女性に嬉しい。そこにあるルーム香水なども良い。 ダイニングルームのテーブルは高さがあり大きな椅子が迫力。屏風も立っていてオリエンタルゴージャス。アメニティーはオリジナルのチョコとフルーツ、ミネラルウォーターは沢山あちこちに置いてあって便利。ミニバーや5種類の缶茶葉とエスプレッソマシンなど色々完璧に揃う。インルームダインングはかなり充実していて、クラブラウンジでの朝食は部屋食へと変更して貰えるのは嬉しい。「エグゼクティブスイート」のバスルームは、ガラス張りで寝室と一体風。丸見えの必要はないがスクリーンを開けた方が当然明るい。角部屋ではないので、外の景色を見せる為の苦肉の策と言ったとこかな。洗面台が一つしかないがトイレが二つある。 「シャングリラスイート」は全面ビアンコカラー大理石の広々豪華バスルームがお気に入り。ジャグジーバスとサウナ室つき、もちろん洗面台は2つ。 バスアメニティーは、新しくクリアなイメージの「ブルガリ」になっている。 寝室とリビングダイニングがしっかり別空間で、それぞれ用途区別しやすい造りが良かった。リッチな長期滞在にも良いと思うわ。そして最もビックリしたのはすっごく「静か」な事。丸の内・八重洲口という恐ろしく煩いはずの環境なのに物音がしない。他の部屋の音も廊下の声もしない。窓にはスクリーン・カーテン・遮光と3枚も重なって、すべてボタン一つの軽快なシステム。よって朝まで一度も目覚めず熟睡出来る。メインダイニング「ピャチェーレ」や「なだ万」なども入っているし、ルームサービルメニューも満足できる。不特定多数に人が出入りするような大型ホテルとは違って、ここは静かでプライバシーが保たれるNYの高級コンドミニアムのような雰囲気。 |
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オープンして数年、色々手を入れたり企画をしたりと努力の甲斐あって、随分と素晴らしいホテルになったわね。トータルで最も過ごしやすいホテルかもしれない。ビジネス使用のイメージが強いが、実はどちらかと言うと女性好みだと思うので、あえてプライベート使用をお勧め。相変わらずの、落ち着いたクールなアジアスタイル。茶系で統一されているも、さし色が落ち着いていながら主張があっていい。 ソファ類は日本伝統織物を使用していて、ハードな感じがする。ベッドやスリッパなどはフワフワで心地よい。スイートは100m2が3種類でイメージはほとんど変わりない、間取りや階数で値段が違うわ。その上は一気に250m2のプレジデンシャルスイートになってしまうから、結局いつも似たり寄ったりな感じで飽きてしまうのが残念。 上から、バスルームが広くトイレが2つあって私好みが「オリエンタルスイート」。リビングが広く主人好みは「ダイナスティスイート」。一番下の「マンダリンスイート」は間取り自体が独特。アメニティが充実しデザインも細部に気を使っていて、バスルーム全体がおしゃれでかなり機能的。 お気に入りはプレミアムな朝食。その中でも「ドンペリとキャビア」(笑) 連泊では正直飽きて来る似たメニューでも、これだけは毎日でもOK。 それと、ウェルカムアメニティで頂く定番の「モエとフルーツ」。午後チェックインして、ゆっくり日が落ちるのを眺めつつ頂く。 夜なら夜景を眺めつつ、イベリコとアスパラ、美味しい子羊などをシャンパンで頂くのもいい。色々星付きレストランが3つもあるしグルメにも力を入れてるのが楽しい。 豊富なインルームダイニングメニュー、充実のスパ、レイトチェックアウトなどなど・・・色々ホテルライフを楽しむ上級者には嬉しい企画満載。 |
仕事やイベントで急な宿泊が必要な場合は、場所的にココを選ぶ事が多いわ。老舗オータニでも大掛かりなリニューアルが行われ、綺麗な部屋が増えた。今ではどのホテルでも常識のエグゼクティブフロアを新設。ラウンジは「エグゼクティブハウス”禅”」とエキゾティックジャパンを演出。今では本館のこの「禅」しか使わない。黒を貴重にした和のクールな感じは、やはり外国の方を意識した作り。廊下のコンセプトはまさに墨絵の世界。竹のアロマなどエキゾチックで爽やか。 ちなみにこのエグゼクティブラウンジでは、ピエール・エルメの「幻のクロワッサン」が頂ける。薄く何層にも重なっているふわふわ生地、油っこさは皆無なのに甘いバター「エシレ」の香りがあふれてとても美味しい。これを食す為に宿泊するのもあり?な程。国内ではここのラウンジ(朝食)のみ個数限定、販売なし。色々揃ったスイート。黒を基調に今までとは違った和モダンなインテリアを配した造りに。まさに”禅”の世界。 ただし廊下も部屋も、天井低で全体的にこじんまり小さいのが残念・・とにかく狭い。1泊18万で70m2とは、いくら新しく設備が行き届いていても割りに合わない気がする?ここのコストパフォーマンスは「パリ価格」、正直致命的かも。どうせ高いなら贅沢に過ごしたいわって事で、私は「ガーデンスイート」にしかもう泊まらない(笑)主人の、ビジネス使用の一人泊まりでも、やはり50m2以上じゃないと狭い。オータニは予約時に広さと値段を確認しないと、 同じ「デラックスルーム」と言えど幅があるの。外資系ホテルにはあり得ない狭い部屋も、日本ブランドホテルには存在するのでご用心。アメニティはフェラガモで女性に嬉しい感じ。ホテル内には「久兵衛」「トゥールダルジャン」「ピエール・エルメ・パリ」もあるし、取り合えず便利には違いない。 |
大阪に行く時はやはり「リッツカールトン大阪」に宿泊する事が多い。見た目洗練の「リッツカールトン東京」も、実は中身(ソフト)は「大阪」とあまり変わらないイメージ。スタッフに失態はなく、ワガママにも笑顔で皆さん迅速対応するが、フレンドリーすぎて東京っぽくないかも。内装デザインは、「デザイン発信施設というコンセプト」という割には、昔なつかしアメリカ的西洋文化がスッキリ品良くなった感じ。クラシカルなインテリアを好む方にはかなり良いと思うわ。 何故かカジュアル感・・・大阪だけかと思いきやこの東京でも関西風でフレンドリーな雰囲気。カジュアルな家族連れのガヤガヤ感。45階のロービーに全てのレストランが集まっているので、宿泊者以外の一般の方も簡単に上がってきて気軽に入れる。 マンダリンやコンラッドは最初から、大人でシックな雰囲気だったから、これはもうコンセプトと立地の違い、割り切るしかないかもね。 リッカールトン東京では、120m2の「カールトンスイート」でも、他のホテルに比べると割安な設定だし、充実した設備と豊富なルームサービスを楽しんで、お部屋で静かに過ごしたい。とにかく、写真でもわかるはずだけど、この部屋からのパノラマは素晴らしい。クラブラウンジも広く綺麗だけどそんなに利用しない。 アメニティは3周年を過ぎるとブルガリからアスプレイに変わった。タオルは十分用意されててスリッパはフカフカ、シラー社製のオリジナルキングベッドも気持ち良いわ。クローゼットや引き出しも普通より3倍もある。更に欲を言うなら、このサイズの部屋ならトイレは二つあるといい。 |
首都高速道路・汐留ICより3分、銀座ICより5分という素晴らしい場所。なんと言っても景色が良い。当然ながらシティビューでなく、ベイビューを選択すべし。不況や震災の影響で、かなりお手頃感がある部屋もあるようなので、家族連れも最近は多く見かけてアットホームな雰囲気。ミシュラン星付のレストランなどもファミレスのようなカジュアル感。 さて、オススメは出張使いに最適な「ベイビュースイート」72m2。スイートとしてはかなり狭いが、スッキリとしたデザインと色使いがうまく調和している。動線面での造りが機能的なので狭さは思う程感じない。 そして37階エグゼクティブフロアの広いスイート130m2の「デラックスベイビュースイート(25万円程度)」、マンションのモデルのような雰囲気、アットホームで明るく広いのが良い。玄関もあるしクローゼットも広い。 ![]() 両部屋共に、お風呂に浮かべるアヒルちゃんや、ベットメイキングされた後に寝ているクマちゃんなどは、女心もキュート♪ ウェルカムのチョコもバスアメニティにも満足。 ちなみに、チェリ〜ちゃんは「ゴードン・ラムゼイ」の朝食と、ルームサービスの「チャイネブルー」がお気に入り。 ちなみに、ここのエグゼクティブラウンジは狭い。コンラッドお得意の暖炉風オブジェを中心に、落ち着いたブラウンのインテリア、刺し色で窓際は紫の椅子が並ぶ。オープンキッチン風の軽食スペースは明るく浮き立つ演出。でも特別開放感がある言う訳ではないから、ロビーラウンジ「トゥエンティエイト」の方がお勧め。 |
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銀座にある老舗と言えば「ホテル西洋銀座」。日本で初めてコンシェルジュ、バトラーサービスを取り入れ、日本のホテル文化を作ってきたと言える元祖西洋文化的ホテル。銀座の真ん中にあり、客室数わずか77という小規模だからこそのホスピタリティー、今こんな時代でも健在。 |
外資系ホテルが多く進出している今日。老舗日本ホテルも切磋琢磨している模様。スイートルームを基本に「ホテルライフ」を楽しめるという観点から厳選。 INDEX |
札幌における西洋文化の窓口として「北の迎賓館」を作ろうと、札幌市の財界や市民が企画協力して、昭和9年に作られたという「札幌グランドホテル」。札幌随一の格式と70余年の歴史誇る北海道ホテル業界の草分け的存在。と言う話で期待も膨らむが、札幌市内最も賑あう大通り沿いにある為、一階のレストランなどは一見ファミレス状態。大通りから横に入った正面玄関に車を着ける。ホテルロビーも豪華で広いけど、ツアー客や待ち合わせで色んな人々が座りこんでる。正直高級感はないわ。 車を降りると、若い女性ポーターが来て、こちらの名前を聞くなり足早に人込みを案内してくれる。エレベーターが到着、4階に降りると打って変わり静かで、黒が基調のぐっとモダンな雰囲気に。奥には扉があり「GRAND
IN GRAND」と表示。ここはホテルの中のホテルというコンセプトで、2006年東館を改装して設けたエグゼクティブフロア。扉の向こうはとても広々〜なラウンジで、かなり個性的な斬新デザインの空間。こちらでチェックイン・アウト、軽食からカクテルまで頂ける「グランド イン グランド」は、宿泊者だけの寛ぎスペースとなる。 まぁ、部屋に繋がる廊下も含めてかなり暗いので御年配の方は難しいかも?ニューオータニ東京のエグゼクティブフロア禅に似たイメージかしら。 そして何と言ってもお部屋。出来た当初は北海道で一番広い部屋と言われた162m2の「スーパースイート」。ウィンザーホテル洞爺に更に広い部屋が出来てしまった事から、札幌一広い部屋と言う事になってしまったらしい(笑) それよりも何よりも、このスーパースイートの良さは、他の部屋と違って北欧インテリアであるところ。最近流行りの北欧スタイル。京都・俵屋旅館や遊形の手作り感な職人家具ではなく、こちらはモダンなデサイナーズの家具。この部屋にはこだわりの北欧家具、そして最新の設備があるの。写真で見るよりかなり高級感があるし使い心地も良い。木の温もりとガラスや大理石を上手く融合させた造り。素材や建て付けは見る人が見ればわかる感じ。バスルームはビアンコカラーの総大理石で広々、アメニティはきちんと封が二重にされた新品物の「フィトメール」、しかも男女それぞれに豊富な種類が揃って満足。 冷蔵庫内はもちろん、数種類の未開封フル洋酒ボトルもバカラグラスと共に置かれ無料。大画面パソコンや高速カラープリンター(フォト用紙まである)が、書斎ルームに接続設置などなど至れり尽くせり。そして間取りが細長いので、片面全窓からの光は家具と合って心地いいわ。新緑の中に赤レンガの道庁が側に見えるのもいい。通常料金60万とさすがだが、一度使ってみると確かに癖になる部屋よ。 で、結局はサービスは?言う話になる。今回は全て女性スタッフ、柔らかく丁寧なサービスをして下さって、わがままな私達でも満足して過ごす事が出来た。実はこのホテルの女性コンシェルジュマネージャーは、2008年5月、日本コンシェルジュ協会の会長に就任された。なるほど、教育も行き届いてるという事ね。 |
ドラマ「華麗なる一族」で話題になった、三重県志摩市にある老舗の「志摩観光ホテル」。伊勢神宮から一時間程、伊勢・志摩地区で伝統と格式を誇るオーベルジュリゾートね。ミキモトを代表とする真珠の養殖でも有名な、海鮮豊かな海に浮かぶ賢島、その丘頂上、英虞湾を見下ろす絶景の位置よ。日本人の心を呼び起こす景色と香りがここにはあるわ。 そして2008年10月10日、志摩観光ホテル敷地内に、もうひとつの新しい「志摩観光ホテル ベイスイート」が誕生したのよ。今までの本館は「志摩観光ホテル クラシック」と呼ばれる事になったわ。その待望の新館はベイスイートと名付けられた通り、クラシックから少し離れた更に海沿いの高台に建てられた横長の五階建て。リゾート感覚でモダンカジュアルな装いよ。50室全てが100m2以上のスイートで、スパができる部屋も作られたわ。 そして今回、私達が宿泊したのは210m2のロイヤルスイート。客室最上階の海に一番近い角部屋なので、何より海と山と夕日、真珠の養殖や船が海面に輝く素晴らしい絶景を眼下にできるわ。秋らしいピンクから紫に暮れゆく空、涼しくなってくる風音、木々のざわめき・・・部屋を囲んだ広いテラスに置かれたソファ、そこに寝転んで絶景を眺める至福。「ベイスイート」のフロントロビーはまるでビジネスホテルかリゾートマンションかと思う程こじんまりしている。しかし奥には、カラフルでモダンな広いリビングがあり、そこでチェックインなどする、いわゆるクラブラウンジ風。大型のソファが沢山並んでいるわ。アジアンリゾートと言うよりは、ナチュラルモダンと言った感じかしら。一面のガラスの向こうには、水を浅く張ったアートなプールが涼しげで印象的な庭。 ホテル端のエレベーターを降り、横長〜い廊下一番奥の部屋に向かう。永遠11部屋を通りすぎ数百メートル歩く・・正直疲れるわ。お年寄りが多い志摩観光ホテルにしてはいかがかしら? そして部屋、段差のある玄関スペースは広々としてオットマンが置かれている。つまり驚いた事に靴を脱ぐ!左に寝室とセカンドリビング、正面にバスルーム。右に広々豪華なメインリビングで、奥には大きなダイニングテーブル、更に横にキッチンスペースまである。リビングの脇には和室・・・つまりマンションのような造り。まるで人のお宅にお邪魔しているか、億ションのモデルルーム。ある意味ホテルらしくない、生活感のある不思議なロイヤルスイート。この新館リゾートホテル、「第二の邸宅」がコンセプトという通り、連泊するのに向いている。 しかし、半分を占めるメインリビングや和室など、今ひとつ工夫不足な感じ。気が付くと寝室と繋がるセカンドリビングで、こじんまり過ごしていたと言う勿体ない結果。とは言っても何よりこの立地、部屋やバルコニーから望む、自然豊かな国立公園の密林と英虞湾は絶景。バスルームからも素晴らしい眺め。日が高いうちに湯舟に入って外を眺めるのがいい。アメニティは「クラランス」で、多種類用意されていて、女性にとっても嬉しい。こちらももれなく新設した流行のスパ、クラランスで満喫できるわ。 ちなにみルームサービスはオールディダイニングではないし、ホテル内レストランも昼間は開けていない。まだまだオープンして間もないホテル、色々改善の余地はあるかもしれない。 そうそう!この新しいベイスイート、もちろん景色や部屋だけではない。この進化した名門ホテルの新館には、進化したフレンチレストラン「ラ・メール」も出来た。 |
梅雨を避けるべく向かう先は、当然梅雨のない爽やかな北海道。北海道で最も過ごし易く新緑が美しい季節は今。あー何て清々しい♪食料自給率200の%の感動的な土地。となれば、今年はG8サミットで話題の洞爺湖へ行かなくては!福岡から千歳空港まで2時間半足らず、更に車で2時間弱。ほんと遥々なんだけど、ANAの新プレミアムシートでシャンパンを、車からは美しく豊かな自然を、長時間飽きる事なく過ごせるわ。 そしてもちろんお泊りは、高々と自然の中にそびえ立つ「ウィンザーホテル洞爺 リゾート&スパ」。日本における5回目のサミット会場として、来月は「北海道洞爺湖サミット」がここで行われるわ。そう、主要8カ国の首脳とEU委員長などが集まるというわけ。 よく写真などで見る広々なロビーはガラズ張りが印象的。正面玄関工事中は、ロビー反対側のゴルフ用の地下出入口を使用。内浦湾を望む雄大な自然、これもまた趣ある風情。エグゼクティブラウンジでチェックイン。アイボリーが基調の落ち着いた空間。窓の外はタンポポがびっしりで癒しの中、ゆっくりお茶が頂けるわ。 そして部屋、自然保護・環境問題がテーマとなれば、やっぱり「洞爺湖を含む大自然」を一望できなきゃ! という事で角部屋の「ウィンザースイート」。改装したばかりの真新しいインテリアはベージュを基調に落ちつた雰囲気。窓も全面大きいし、さぞ素晴らしい眺めが・・・?!ん?真っ白!到着時は洞爺湖から沸き上がる霧で辺りは真っ白。まるで飛行機内にいるような感覚。酔うわー、この分だと今夜は花火は見えないわね・・。眼下に日本百景が広がってるはず!なんだけど、これもまた自然の威力、貴重な体験。洞爺湖の神秘を見たわ。 部屋のバスルームからも洞爺湖が見下ろせるはずだったけれど、仕方ない・・と主人はホテル2階のスパへ。しかし意外にもよかったのが、数奇屋造りの温泉「山泉」。 綺麗に手入れされ、ロッカーなどもきちんとして安心。さすが洞爺湖温泉、景色を含め満足したようよ。それにしてもこの「ウィンザースイート」、106m2はないんじゃないの?的狭い印象。バルコニーや玄関アプローチまで入れるとそうなるのかしら? ダイニングが広めなので、ルームサービスには良かったけど。 ホテル内は、サミット用に色々手を入れてる最中で、何となく落ち着かない感じもあるかしら。そういえば来る道中も、山中だと言うのに沢山の警察官がいたわ。日本中から集められているとの事。このホテル自体、警備会社のセコムが系列だし、自然環境もだけど、セキュリティ万全がサミット開催のポイントなのね。 サミットを控えて、ホテル内の飲食店も色々変化があって注目してたわ。何を言ってもフランス料理「ミシェル・ブラス トーヤジャポン」は、当然の目玉として、他に吉兆なども入ったわ。寿司の久兵衛も入る予定だったけど結局白紙になった。そんな中、実は評判はベトナム料理「カローダイヤモンド」と言う話。今回はルームサービスでしか頂けなかったけど、美味しいスープフォーだった。 |
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クラブ・ラウンジでチェックインする。今はあちこちのホテルにも出来ているクラブランジ。ここが先駆者的な軽食サービスだろう。数回に分けて色んな軽食やドリンクが出される。ゆっくりシャンパーニュとアミューズを頂きながら、静かに上質の時間を過ごす。ただチェックアウト時や地元のフィットネス利用者が多い時間は慌しい。 そのせいか?と言ってはなんだけど、ここのクラブスイートは狭い。ホテル自体がさすがに古くなっており天井も低い。 「リッツカールトン東京」は新しいだけあって、数種類の広いスイートがあるので、クラブラウンジにこだわらずとも部屋で楽しめる。この大阪リッツでは、クラブフロア以外の一般フロアのスイートも、同じ広さで間取りも変わらない。ただ家具やメンテに違いはあるように思う。開放感あるクラブラウンジの事を考えると、ここではクラブフロアの部屋がお勧めかな。 今回のクラブスイート、家具類・ソファーなど、ややカジュアルな感もしないではないが、なかなかの雰囲気ではある。ルームサービスも時間帯で分けて充実しているし、1階のグルメショップも手頃間あって使い易い。全体的にいい意味で「昔ながらの日本のホテル」と言ったイメージか。 ホテル全体の接客もさすが大阪、表現しにくいがフレンドリーな感じ(笑) それでも気は利いているし、さすがサービスに定評があるリッツ大阪という所もある。 |
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のんびりと良い意味の「田舎らしさ」を満喫したら夕食の時間だ。広い和室に時間通りに配膳準備が進められていく。まずシャンパーニュで乾杯。地元の山菜料理が数種類大皿に盛られて出てくる。甘味・辛味などいかにも田舎のあばあちゃんの料理といった味わいだ。かなり品数は多いが素朴。メインディッシュは豊後牛・しゃも鍋・鴨鍋・すっぽん鍋などの中から選ぶ。 九州独特の甘味が強い料理に日本酒をお願いすると錫製酒器で出てきた。無骨な感じが雰囲気に合う。日本酒・焼酎は地産にこだわっている。 ワインはシャンパーニュ、白、赤ともに20種類以上の充実した品揃えで、旅館や和食店としてはかなり評価が高い。例えば和食に一番合わせやすいシャンパーニュは22種類。クリュッグやサロンなど定番にくわえ、エグリ・ウーリエ、フランソワーズ・ベデルなどRM(レコルタン・マニピュラン)なども。 赤もブルゴーニュの中から果実味のふくよかなタイプを中心に、ボルドーからはパヴィ、ラスカーズなど繊細でバランスのとれたタイプをもってくるなど、ワイン好きも納得のラインナップだろう(ただし、値付けは市価の2.5倍位、しかもサービス料別なため割高感あり)。 朝食は「フレンチトースト」や「生ハム」「チーズ」に「サラダ」など。全体的に優しい味わい。朝食は11時までお部屋に出して頂ける(チェックアウトは12時)。料理の総括としては、湯布院近辺の食材を利用した実直な田舎料理。「湯布院・御三家」の差をいろいろ語る人もいるが、基本的には大きな差はないだろう。玉の湯の特徴は、イギリスの塩・フロマージュブラン・シイタケペーストなど細かいこだわりや、「お好みで追加注文可」「数種類から選択」「おかわり可」という、量や好みに対する配慮が伺える点だろうか。「最高格の美味しさ」を追求する人が期待してくるとちょっと違うかもしれない。 地方料理は由布岳を臨む雄大な自然と、素朴な民家風の懐かしい旅館と共に楽しんでこそ価値がある。これから秋深まり紅葉が茂って一段と美しくなる季節。「田舎のおばあちゃん家」にオマージュする気持ちで湯布院に行くときっと楽しいだろう。 |
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長崎は佐世保、ハウステンボスの一番奥にある「迎賓館」。世界各国の賓客をもてなす為に作られたロイヤルゲストハウス。実はここ数年は、一般の方にも「限定」で宿泊できるようになってるの。最近は色んなプランもあって、随分敷居も低くなった。ホテル好きの私からすると、九州圏内で満足して宿泊できる唯一だと思っているわ。 以前も紹介した180m2のロイヤルスイートは、迎賓館の真ん中に配置された造りで、運河を絵のように見下ろす素晴らしい景色。4階の天皇両陛下もお泊りになったという部屋は、伊万里焼きなど更に調度品のグレードが高い。 ![]() この迎賓館の宿泊者に限っては、一般の入り口ではなく、真反対一番奥にあるウエストゲート側から入園するの。門には警備の方々がいて、あらかじめ伝えてある車のナンバーのみを入れてくれる。 ヨーロッパスタイルの、静かな美しい森に入っていく気分がいいわ。白亜の館が右手に浮かんで来る、これが迎賓館。入り口まで車を付けるとスタッフ達が出迎えてくれるわ。 実質2階が玄関となる迎賓館、1階にあるフレンチレストラン「エリタージュ」のウェイティングフロアとして、一般の方も案内されているわ。チェックイン中、エリタージュのスタッフがウェルカムドリンクを持って来てくれる。夜のディナーの打ち合わせなどするのが楽しい。そして部屋。すでに築15年という事もあり、半端に古い印象は仕方ないが、これからかえってクラシックな造りに馴染んでくるという期待がある。湿度の高い季節は置いておいて、今から秋風が吹く季節のここからの景色、海の風は素晴らしい。日本らしからぬ雰囲気はこのハウステンボスならでは。クルーズしたり、近郊をドライブしたり・・・バカンスを楽しむには良い拠点ね。 そして夜のディナーを「エリタージュ」で頂く。エレベーターでレストラン直結なのは、飲みすぎてベロベロになっても安心な距離(笑) ![]() 宿泊の楽しみはもう一つ、部屋での朝食。もちろんエリタージュから運ばれてくるわ。モーニングシャンパンとともに、焼きたてのパンや新鮮な野菜が嬉しい。 海や山に囲まれた自然豊富な環境にあるのに、きちんと整備されている。食事は新鮮取れたての素材だけではなく、技術ハイレベルなフレンチが頂けるわ。ここはある意味別世界、九州が誇るべきバカンスの島よ。 注: 残念ながら、ハウステンボスは、上柿元シェフとの提携をやめたよう。ボキューズ・ドールの日本代表に選ばれた佐々木シェフも、コンクールを来年平成21年初頭に控えた大事な時期に退職したとのこと。 上柿元シェフの料理、それを引き継ぐ佐々木シェフの料理を楽しみにしていた「ハウステンボス迎賓館」ファンを置き去りにした、極めて残念かつ不可解な結末といえるだろう。なお、ハウステンボスホテルの統括総料理長には、全日空ホテルからフランス人のローラン・ジャンマリー氏が就任している。現在はエリタージュは営業休止中.。 |