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目 次 |
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MICROPIC&MACROPIC |
中条 公 |
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〈30首詠〉 |
堀江良子 |
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〈15首詠〉 |
堀口栄 |
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時評 短詩型文学の衰退に |
田村奈織美 |
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〈作品T〉 |
山下和夫・仁歩きしの・細野悦子・宮澤Y・関根さつき・他 |
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ことばのページ(50) |
青木晶子 |
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現代短歌作品解析(99) |
山下和夫 |
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徒然抄(40)星の寿命 |
小野関浪夫 |
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〈作品U〉 |
石井孝・伊藤由美子・光山純子・小菅貴代子・他 |
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今日の一首 |
斎藤幸子・伊藤由美子 |
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〈5月集〉 |
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新古今和歌集(17) |
時緒翔子 |
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〈題詠〉緑 |
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「SOBAYA」余滴2 |
山下和夫 |
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今日の一首 |
吉川公朗・小原起久子 |
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横田峰子歌集『白き灯台』評 |
井上俊子・細野悦子・青木晶子・飯野千枝子・伊藤由美子 |
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〈10首詠〉 |
田村奈織美・茂木タケ・兵藤光江・石井恵美子 |
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空白 |
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空白の場所と必要性 |
関根さつき |
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使えるように学ぶ |
細野悦子 |
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空白の中に聞く |
反町光子 |
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広がる詩空間 |
石井ひろ |
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空白について |
吉田佳図子 |
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サークルの歌「鳥」 |
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招待席 |
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一月号作品評 |
井上俊子・佐藤佳子・福島洸 |
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合同歌集『あしおとU』 |
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ばうんど |
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新刊紹介 |
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編集後記 |
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表紙 |
若山節子 |
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ドメスティック・バイオレンスのニュース聞きつつ蓮根の穴の無音を切りぬ |
堀江良子 |
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《15首詠》 |
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黒糖の甘きが口に溶けてゆきてさみしきものも共に飲み込む |
堀口栄 |
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《今月の作品》 |
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いまひとたびを汝と打つとせばこの世にか黄泉にか鼓さくら夜にこそ |
山下和夫 |
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理由なき憤り胸に脹らませその気負いもて歳晩に向く |
仁歩きしの |
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積みあげてまた誘われ積むケルンその頂にひとひらの空 |
関根さつき |
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おむすびを割りて食べ合う花の下結ばれぬ者の武陵桃源 |
細野悦子 |
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人間以前の吾にあらずや屈まりて泉の水を呑みいる影は |
宮澤 Y |
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無用となりし新聞くくりおれば畳みし時間のかすかなる声 |
森 たま江 |
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それぞれの不幸な身の上売り物にしてアジの開きは戸板に並ぶ |
元井弘幸 |
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新聞の見開きに載る屋敷祭り 置き去りし里の祭りに出会う |
斎藤幸子 |
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白萩のこぼれし庭の石だたみふるさとに降る雪のごとくに |
崎田ユミ |
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白馬に乗りたる伯父の遺影あり戦後死ぬまで豚を育てし |
佐藤和子 |
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D・I・Yコーナーに求めし神棚組み立て吊ればはや神々し |
佐藤真理子 |
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夕あかり机の辺に残る束の間を友に無沙汰の手紙書き終う |
島野政枝 |
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かえる・うさぎ同じ背丈に描かれて野を走りゆくすすきなびかせ |
反町光子 |
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桐一葉ひらりと返り朝やけの向こうに古里見え隠れする |
西村英子 |
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立ち枯れし秋明菊の小さき実をほぐせば種は綿の真中に |
船岡与茂子 |
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草紅葉土の窪みを覆いたるそこより冬が微か動けり |
牧口静江 |
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たましひの透きとほるまで南無南無と空を見上ぐるみどりごである |
宮崎あゆみ |
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象は群を離れて死すとうわが骨は人住む地球より月にまくべし |
室岡仙太郎 |
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いつだってベストよりベター選り来しを今問われいる極月の闇 |
茂木益子 |
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満身光かかげ立つビルの谷底に一本のマッチの火こそ欲し今宵 |
本山秀子 |
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急ぎ書くドイツ綴りの宛先にとまどいて封筒二枚反古にす |
矢代康子 |
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実りなきひたくれないの柿紅葉季の流れに身は任すのみ |
横田峰子 |
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雪積る白樺林のデッサンに我が乗る赤きバスを走らす |
吉田悦子 |
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杉山の価値を聞くのは野暮なこと山はおおきな水のかたまり |
吉田佳図子 |
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秋風は白萩の花揺りこぼし英会話講座のチラシ運び来 |
吉田貞子 |
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こま下駄の音が聞こえる古書店の「一葉全集」の破れし背表紙 |
若山節子 |
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年末の慣ひとなりし 徒長枝に夫の残せる鉈ふりおろす |
板垣志津子 |
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黄金の銀杏並木を歩みつつ地に還りゆくをふと恋いいたる |
石川ひろ |
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対岸の焚火に動く人の影 彼岸はわれの佇つこの水辺 |
井上俊子 |
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久に会う親類に笑顔で話しおり仲良き振りの散歩のことなど |
江原幸子 |
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白月の鎌ゆらしては天に散る籠を逸れゆく児らの玉入れ |
遠藤キヨ |
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歳晩の紫陽花の枝に枯れ残る花がらの種慎みて盗む |
遠藤良子 |
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委任状を印をと二度も立ち戻り帰路に夕陽の赤きにあえり |
岡本富子 |
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総身を透きとおしゆく秋の陽に眠りて転ける小犬十匹 |
菊地 葩 |
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屈まりて芥まとめいるわが影をさらいてゆくか夕べの風は |
久保田トミ子 |
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逢ひたきとふ幾人の賀状読み返す一人暮らしの一人に非ず |
熊谷淑江 |
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吽形像のむずりと春へみじろげる瞬をおさめてブレているネガ |
小原起久子 |
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森影より吹き来たる風一面のコスモス畑に線引きてゆく |
田村奈織美 |
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山中に何を怒れるハリブキか鋭き針に袖の捕わる |
茂木タケ |
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林檎売りに来し若者がさやさやとふるさと訛り置いて帰れり |
兵藤光江 |
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乾きたる爪を立てたるところより冬の陽の香を放つ柑橘 |
石井恵美子 |
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地平線まで続く草原にノルマンディーの牛はゆったりと草を食む |
池田美智子 |
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菜の花の上に菜の花重ね咲き野辺に黄の香りただよう |
矢島由美子 |
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去年今年変りはあらず千両に千両の朱の実のたわわなり |
飯野千枝子 |
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ニューヨークに明朝出張するとう息子に亀甲柄の巾着渡す |
平井マサ子 |
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十一人産み給いたる母御前の老衰死とう天寿の笑くぼ |
吉川公朗 |
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ますます多様化の兆しを見せる定型詩、当然ながら短歌にも言える。多様化の中の社会の影響をいかに作品に表現するか。そこで言葉は自在に呼吸していることに気づく。その自在を切り取り創作しなければならない。「歌の中の空白は、意味とリズムを明確に切ることを視覚の上からも要請している場。その性格は空白の置かれている構文の位置によってさまざまなる性格を持つ」 山下和夫著『現代短歌作品解析V』より引用。 |
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