いもうとについて。もうあちこちで書き回っているので、
いまさらまた妹の話?と思うかもしれませんが。
年子の妹がいる。「今日は妹とごはんに行くの」とか、「妹と待ち合わせで」とか、
「今日は妹の服を着てきた」(靴のサイズだけは合わないの。結構悔しい)とか言うと、
周りの人は「うらやましいなぁ」と言う。今でこそ「ウラヤマシイデショ?」と
思うけれど、昔はやっかいな妹だった。大体、まず親にかわいがられるのが妹で、
先に怒られるのが姉。勉強しろだの、早く帰れだの、うるさく言われるのも姉。
そしてそれを平然として受け止めている妹。でも、イヤな子、と思っていた
のは、中学の頃の話。高校に入ってからはおおむね仲良くやっている。
でも、冷静にお互いの依存度を考えてみると、絶対にわたしの気持ちのほうが 多い気がする。例えば、夜どんなに疲れていても「今から帰るから駅まで迎えに来て。」 と言われれば、行ってしまう。逆の場合「えーもうタクシーで帰ってきて。」と つれなく電話を切られてしまう。それでもまた次に、妹から迎えに来てコールがあれば、 仕方ないなぁ、の心境で行ってしまうわたしがいる。最近気がついた。これは 何も妹への依存や執着じゃなく、恋愛における付き合い方を端的に表しているのかも知れない。 恋人は必須、好きな人がいない状況なんて駄目!なわたしに対して、ひとりもいいわ、 結婚なんて当分したくない、なんて言って習い事(いまはフラワーアレンジメントと ソムリエ教室に行っている。その前は紅茶教室で、その前はフランス語だった。) や旅行ばかりしている妹。「結婚しましたハガキ」や招待状がシーズン毎に 数枚届く(この秋は結婚式に3回出るらしい)くせに、いまだ友達は1人しか 結婚していないわたしよりも将来を焦っていない妹。
まず自分ありき、なのはお互い同じだけれど、恋愛重視度が、決定的に違う気がする。 そして、こういう場合、どちらかというと、「恋なんてどっちでもいいわー」なんて 思っている方が、意外と、あっという間においしいところを持っていったりするものだ。 どちらが甘え役かと言われれば、普段はわたしだけれど、肝心なトコは妹が持っていく。 そして、実際の恋愛でも、わたしは甘えつつ実は姉っぽく、妹はさっぱりしつつ、 ひそかに甘え上手、というような具合なのだと思う。 いつか突然、電撃結婚でもされそうで、姉としてはちょっと心配なところ。
そういえば、わたしの好きな作家や歌手はみんな姉か妹がいる。江國さんも鷺沢さんも、 よしもとさんも、古内東子も、美穂ちゃんとYUKIちゃんは弟がいるけど、でも それぞれ姉妹もいる。わたしが姉妹だ、ということと、姉妹で育った人の作る 作品が好き、ということは、何も関係ないのかもしれないけれど、何となく あるような気がする。何がどうなのかはわからないけれど、それぞれが姉妹のことを 話していたり書いていたりすると、うんうん、そうそう、なんて、つい相槌を打ってしまうのです。
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