プライオリティ・・・?

人生のプライオリティは?何が一番大事?
最近、そんな話題が出ることが多い。というよりも、女同士で飲みに行くと だいたい話題に出る。 会社の女の人たち、わたしよりふたつみっつ年上の人たち、 は、やりたいことがとても明確で「まず自分がしっかり していないと恋愛はしたくない」なんて言葉が飛び出した。 さすがにみんながそうではなかったけれど、 恋愛をしているしていないに関わらず、 男の人に頼りたくない、自分の力で、生活の基盤をきちんと築きたい、 仕事は一生続けたいし、 そのために転職したり資格を目指したりしてるのよ、 という気持ちはみんな一様に持っていた。
ドラマ「アリー・myラブ」の中で、こんな台詞がある。 「友人は私をホープレスだと言うけれど、持っているのは希望だけなの。 中でも一番の希望は、誰かに感情的によりかかることなのよ。」 emotinal dependence、感情の依存。恋愛は依存すること?と聞かれて、 わたしはイエス、と答えてしまうけれど、アリーは「依存」の前に「感情」 が付いている。弁護士らしい、アリーらしい台詞だなぁと思ってしまう。 感情の支えは欲しいけれど、それは自分が自立した上でのこと、 生活まで依存しようなんて、考えもしないんだろう。 でも、ドラマの中でそんな彼女は異端児で、他の女性キャラは、感情ですら 依存なんてまっぴら、と思っているように見える。依存するなんて 大変よ、ごめんだわ。そんな感じ。

最近周りにいるのも、軒並み、依存はしたくないなぁ、というタイプ。 自分の生きがいの問題だそうだ。毎日張り合いがないもの、とさらっと 言ってしまう。「趣味が楽しくて」「彼氏はいてもいなくてもいいわ」 「結婚はどっちでもいいけれど、子供は欲しいな」「出産後も出来る仕事 だから転職した」「一生働きたいから、資格を取って転職を」などと言って、何かしら恋愛以外 に自分の大切なものを持っている。確かに、映画と旅行はわたしにとって大切だけれど、 仕事には生きがいは求めない。もちろん生活のためには働かなくては ならないけれど、結婚したら、専業主婦でも構わない。
このドラマでは「女は家で夫の帰りを待っているもんだ。 旦那が帰ってきてから妻の一日が始まる」なんていう男がいて 「男尊女卑のブタ」と呼ばれていた。さすがにこれは言いすぎだけれど、 結婚したら家庭に入って欲しいという男の人も、そうしたいと思う 女の子も、今でもたくさんいるはずなのに、何故か最近会う子たちは みんな仕事をしたい、という人たちで、なんとなく私ひとりがぽつねん、と 違う意見を持っていて、やっぱり今は、女も自立しないといけないのかな、なんて 思ったりもする。
確かに、離婚率が上がっている昨今、ある日突然離婚、なんて ことになったら、仕事をしていなかったら大変だ。でもそんなことを考えながら 結婚するなんてまっぴらだし・・・・。

こんな話をしていたら、「自分にとって一番大切なこと、自分でわかってるじゃない」 と言う子がいた。「それがどんなものであれ、何が一番大切か見えていない 人より、一歩前にいるんだよ。」 やっぱり自立するのが当たり前なのよね、と思っていたわたしに向けられた言葉。 人それぞれなんだからいいじゃない、と さらっと言われて、ちょっと驚いたり、嬉しかったりした。
でも、結局はそういうことだ。自分の欲しいもの、自分の描いてきた夢、それは 自分だけのもので、たとえ周りと意見が違っても、自分がそれでいいと思えば、 それでいいんだ。恋愛重視の自分には、きっとこれからも自信なんて 持てないし、心のどこかで、目標に向かってがんばっている人や 向上心を持った人(わたしにはこれが決定的に欠けているように思えてならない) に憧れを抱いてしまうと思うけれど、でも、仕事より恋愛が大切でも、それでもいいんだ。
周りに既婚者が全くいないので、こんなに考えすぎてしまうのかもしれない。 結婚したらしたで「つまんないー」とか言っているかもしれないし、 例えば今「いい年して親元で暮らして甘えてるだけじゃない」 (実際、言われたことがある。やっぱりちょっとグサッとくる)と言われたら 何も言えないけれど、とりあえず、甘えられる環境があるのだから、甘えておこう。 わたしの昔からの夢は「しあわせな結婚をする」だった。さすがに、結婚は ゴールじゃないということは判る歳になったけれど、それでも、いつか、というよりは 早く、その夢が叶う日がくるといいなと思う。



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