2004年は全部で79本(内、飛行機で見たのが4本、リバイバルが1本)の新作映画を
見ました。前半49本後半30本で、数だけでなく、内容的にも前半の方が、好きだなぁと
思う映画が多かったです。
映画を見ている時間って、いろんなことを忘れて、スクリーンのなかの世界に入っていける、
至福の時間です。そんなしあわせな時間が、今年もまたたくさん持てますように。
さて、2004年のわたしのベスト10は・・・。
1.「ラブ・アクチュアリー」
見た時はまだ2月だったけれど、見終わった後、2004年の1位は絶対これだわー、
と思ってしまったほど好き。(そして1年経って振り返ってみてもやっぱり
1位はこれしかないわ、と思います。)ロンドンを舞台に、老若男女、
総勢19人のクリスマスまでの3週間を描いた物語。もうとにかく、
あったかくて気持ちよくて、ものすごく素敵な映画です。是非是非見てください。うん。
2.「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」
これもすごく楽しみにしていて、すごくよかったんだけど、
「ラブ・アクチュアリー」には勝てないわ。とうとう完結してしまったのね。
サムのがんばりも素晴らしいけど、
わたしはいたずらっ子のメリーとピピンが好きだなぁ。
3部作の最後を締めくくるにふさわしい、壮大なスケールの映画です。
ひたすら楽しめるし、長いのに全然飽きない、見ごたえある映画。
3.「ロスト・イン・トランスレーション」
アカデミー賞脚本賞。東京が舞台、
主役がスカーレット・ヨハンソンとビル・マーレー。
何かしたいのに、動き出したいのに、何をしたらいいのかわからない、
そういう心もとない気持ちって
すごくよくわかって、そんな感情をとても上手く表現しているスカーレットや、
彼女を優しく包むような
ビル、そして、監督ソフィア・コッポラが映し出す、ガーリッシュでとてもきれいな東京の街に、
心が少し軽くなる、そんな映画かな。
4.「幸せになるためのイタリア語講座」
デンマークで、イタリア語講座に通うちょっと冴えない男女の物語。
くさくさした日常を過ごしている人たちが、
講座を通じて出会い、少しずつ変わっていく、
少しずつ幸せを手繰り寄せる姿に気持ちがほんわかしてしまう、そんな映画。
ささくれ立った心が軽くなる気がします。
わたしがイタリア語を習い始めた要因のひとつがこの映画なの(単純?)。
5.「ぼくは怖くない」
イタリアの田舎の村に住む少年が、ある日村はずれの廃屋で、
監禁されている少年を発見し・・・、という、暗くて地味な物語なのだけれど、
ストーリーうんぬんよりも、演じた少年の素晴らしさと、映し出されるイタリアの
風景の美しさにやられてしまいます。金色に輝く草原と、
きらきらした、意志の強い、少年の澄んだ瞳。
ノスタルジックで、力強くて、ものすごく印象的だった。
とてもとても美しい映画です。
6.「真珠の耳飾りの少女」
すごく密度の濃い、濃厚な映画。オランダの画家フェルメールと、彼の描いた絵のモデルを
題材にしたフィクション。モデル役で、彼の使用人を演じたスカーレット・ヨハンソンがよくてねぇ。
細かな表情や、しぐさがいちいち雰囲気があってよかったわ。フェルメール役はコリン・ファース。
彼もまた、神経質な画家の役を好演してた。
7.「花とアリス」
高校1年生の花とアリスの恋と友情を描いた、岩井俊二監督の映画。映像がきれいで、
冬のくるくるマフラーや
春の桜や、雨のシーンやバレエのシーン、光がいっぱいで、どのシーンにも、やられた!って感じに
なっちゃう。そしてふたりの表情がとても豊かで、懐かしい学生時代を思い切り味わうことができる、
胸がきゅんきゅんする映画でした。好きだなー。
8.「シービスケット」
トビー・マクガイア演じる不運なジョッキーと、馬主(ジェフ・ブリッジズ)、
調教師(クリス・クーパー)を中心にした、再生がテーマ(多分)の映画。
まずはトビーくんに一票。傷つきながらも一生懸命な姿に涙。
彼らが懸命に夢を追いかける姿は、見る側にも勇気を与えてくれた。
スクリーンいっぱいにかける馬たちの迫力も、素晴らしかったし、気持ちが晴れるような、それでいて温かい
いい映画だった。
9.「モーターサイクル・ダイアリーズ」
ガエル・ガルシア・ベルナルくん主役の南米ロードムービー。南米の景色が美しくて、
ガエルくんたちの旅も紆余曲折で見ごたえがあって、彼らが変わっていく姿が見て取れました。
映し出される自然も、出てくる人々も、とても気持ちのいい映画です。
10.「トロイ」
これはもう、ブラピのかっこよさにつきます。彼の体、とっても美しくて、もちろん顔も美しくて、
そして演じたアキレスの役がまた、一匹狼で素敵なの。惚れ惚れしました。彼のための10位だわ。
お話もね、スケールが大きくて楽しめました。ギリシャの海も綺麗だったわ。
番外編:「モンスター」
なんと言っても、シャーリーズ・セロンの演技がすごくて、だから彼女に番外編。
映画自体は救いようのない話で、後味も悪いけれど、この作品にかけたセロン嬢の心意気が
ひしひしと感じられて、女優魂ってこういうことを言うんだろうな、って思ってしまいました。
脱帽。リッチ嬢も相変わらずの快演だったわ。
好きなジャンルは、と聞かれたら、素敵なラブストーリーやラブコメ、かっこいい男が出てる映画、
映像が綺麗な映画、と答えるわたし。
上の10本のうち、大きく分けてもこのみっつに入らないのって・・・フロドだけ??
でも、スケールの大きい映画も好きなのよねー。星が3個以上つくのはたいていこれらのジャンルです。
そんなわたしのトップ10。1位はこれ以外思いつかなかったくらい、大好きな映画です。
気持ちがほかほかするような。4位までと、9、10位はこの順だけど、5〜8位は順不同かな。
どれも大好き。
そして、2004年の旬は、やっぱりスカーレット・ヨハンソンかなぁ。かわいいよね!
今年もまた、たくさんたくさんあったかい素敵な映画が見られますように。
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