国会の審議録などをみると、鳥獣の保護の強化を内容とする大改正法案が、平成16年度〜平成17年度の通常国会に提出される予定になっているようです。現在、環境省では、この抜本的な法改正の内容を検討するために「野生鳥獣保護管理検討会」を設置しています。検討会の検討結果(報告書)は、平成16年の秋頃にとりまとめられるとのことです。
野生生物の研究者や自然保護団体なども、法改正の内容については非常に高い関心を持っているようで、野生生物保護法制定を目指すネットワークなどでは、環境省に対して法改正に盛り込むべき事項を積極的に提言しています。
平成16年度〜17年度の通常国会上程に向けて、鳥獣保護・狩猟制度の抜本的な改正の検討
@概要
環境省は、鳥獣法の抜本的な改正を実施すると国会で約束。改正ポイントは、次の2本柱となる可能性が大きい。
○野生生物の保護の強化(野生生物保護法の制定など)
○狩猟規制の強化(狩猟の場の限定、スポーツハンティング(趣味としての狩猟)の差別化、有害鳥獣駆除の実施方法の改善等)
なお、具体的な内容は、平成11年度の法改正時の附帯決議、今回の法改正の附帯決議が基礎となると思われる。
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⇒附帯決議 |
Aタイムスケジュール
環境省では、現在、検討会を組織して、改正内容などを検討中。報告書は平成16年の秋頃にとりまとめられる予定。法改正案の国会上程は、平成16年12月〜平成17年12月?。
※法改正の手順
平成11年度の法改正の流れどおりの手順が踏まれるとすると、この検討会の報告書が出された後に、審議会が何回か開催されて報告書(答申)が出され、そして、法改正案が作られて国会に提出されることになりそうです。
「検討会 → 審議会 → (法案検討) → 国会」ということです。
このように考えると、改正法案の中身が決まるのは、まだまだ先のように思われます。しかし、平成11年度の年度の法改正では、検討会の報告書と審議会の報告書はほぼ同じような中身でしたので、検討会の報告書が出た時点で、法改正のだいたいの骨格が決められると理解しておいた方がよいのかもしれません。
「検討会&法案検討 → 審議会 → 国会」ということでしょうか。
つまり、平成16年の秋頃に出される検討会の報告書に要注目!ということになります。 |