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マディソンの障害児教育

自閉症児を連れてアメリカへ
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 日本にいる間に準備したこと

Written by Eriko on 10 December 1995

■全米自閉症協会マディソン支部にコンタクト

 NIFTY-Serve旧FEDHAN8番会議室の児童精神科医「夕霧さん」に紹介して頂いた全米自閉症協会マディソン支部長のドナさんに夫が手紙を書いた。ドナさんからは「マディソンに着いたら電話下さい。協会の情報を新住所に送ります。次のミーティングで会いましょう。お子さんの就学の会議の際、通訳の依頼をしておきます。」という返事が来た。

■手紙はAutistic Resource Specialistへ

 ドナさんが夫の手紙をAutistic resource specialist(日本にはこういう役職はないですね。特殊教育委員会自閉症係といったところでしょうか。)のジョエルに転送して下さったので、ジョエルさんから直ぐに手紙が届いた。
「着いたら電話下さい。お手伝いします。特殊教育担当の行政官(メアリー)にも話しておきました。なお就学のしくみは次のようになっているので、必要な記録等を準備して下さい。
 1)ホームスクールへの登録(Shorewood Hills School)
 2)校長に事情を説明
 3)校長が特殊教育委員会(ジョエルとメアリー)に連絡
 4)専門家によるAチームの結成と、日本から持参した各記録の吟味検討。
 5)追加の評価
 このプロセスはM-Team evaluationと呼ばれています。

なお、必要な記録は、(1)医師による診断書、(2)周産期からの生育歴、(3)教育歴、(4)学校の在学証明書、(5)学校の成績証明書、(6)予防接種歴の6点です。全て英訳して下さい。」
(普通児ヨピの転入には(4)、(5)、(6)だけが必要とされた。) 

■記録の作成

 生育歴、教育歴は長年お世話になっている心理の先生が、よく要点を押さえて、忙しい時間を裂いて英語で丁寧に書いて下さった。成績証明書は担任の先生に頼んで現在の様子をできるだけ具体的に、どんな指導をしてそれに対しテピがどのような様子であるか記述していただき、私が英訳した。両記録には、私が先生方に報告してきた家での実践も含まれていた。

■兵庫教育大・成田滋教授からの情報

 兵庫教育大の成田先生はMES自作教材集CD-ROM制作の中心人物。ウィスコンシン大学に在籍されていたことがあるのでマディソンに詳しく、ウィスコンシン州の障害児教育は手厚いことを教えて下さった。
 9月上旬に先生がマディソン出張した際に、電話で特殊教育担当の行政官Marlyn Franzenにテピのことを話してくださったとのこと。ありがとうございます!

■海外子女教育振興財団を通じて知った「スピークの会」

 スピークの会とは、ニューヨーク臨床教育父母の会のことで、代表はカニングハム久子さん。
 日本代表のOさんと話をした。彼女いわく、「米国は一時滞在者であろうが、外国人であろうが皆平等に教育を受けられる。積極的にたくさんの体験をしてください。Wisconsin州の情報はないのでぜひ教えて下さい。」
 彼女から紹介してもらった本「海外子女教育事情」カニングハム久子著がとても参考になった。

■その他

 家族でUS暮らしを体験した市内に住む女性3人と会って、引っ越しやU.S.Aでの生活に関する情報を収集した。



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