| 赤,青,黄の三原色があれば,大抵の色が出来ます。ですから,指導者によっては,「初心 者はなるべく12色くらいから始めて,混色の技術,即ち,どの色とどの色を混ぜたら,どん な色が出来るか,ということを覚えるべきだ」と言われる先生が多いと思います。 混色の技術を身につけることは,絵を描く上で欠かせないことですが,私は3色以上の混 色は避けるべきだ,という持論です。それは,特に初心者では,色を濁してしまう場合のほ うが多いからです。生の色ばかりで描くと,貼り絵のような絵になってしまいますが,かとい って,あまり混色し過ぎて描いた絵は,汚くなります。混色は「攻め込む」技法と相俟って 上手にやれば,とても美しい,自然な色の絵になります。特に透明水彩で描く場合は, 重ね塗りの技法は不可欠です。 |