
| 自画像とは自分を描いた絵をいいます。と言っても自分を描くには鏡で描くより仕方があり ません。ここに描いたのは鉛筆画ですが,彩色すればなおいいでしょう。自画像は人物画 の良い勉強になります。第一,モデルにお礼をする必要がありません。 やりかたは,なるべく大きい鏡を使ってください。そして,途中で一服ということもありますか ら,鏡の鼻の位置にマジックで印をつけておきます。いつも鼻の位置は合わせて描いて下 さい。 慣れてきたらクロッキーの練習もいいと思います。自分を描くのですから,時間などに制約 されることなく,自由に取り組むことができます。(ただし,光線の変化には気を付けましょ う。室内で描く絵はなるべく北向きの部屋を選びましょう。) 画材の項でも書いたように,消しゴムは使わないようにしましょう。よくテレビで,法廷の被 告の表情をクロッキー(淡彩)したものを放映していますが,よく見ると,大分要らない線が あります。しかし,それにも拘わらず,被告の表情は見事に表現されています。勿論プロが 描いたものですが,それでも消しゴムなど使う余裕などないのに,ちゃんと表現できるので す。 全体像をしっかり掴んでいれば,少々の無駄な線など気にならなくなります。 |