弓道の本

  弓道関係の本で今迄僕が読んだ、もしくは手に取ってみた本について書いてみます。

弓道教本第一巻〜第三巻


財団法人 全日本弓道連盟編
第一巻〜第三巻 各1500円

  僕が一番最初に手に取った弓道関係の本は弓道教本の第一巻でした。高校の弓道部入部の時に全員が買いました。そして、手の内等射についての細かいことをもうちょっと調べたくて第二巻・第三巻と買いそろえました。
  第一巻は和弓について、基本体、八節、射礼、道具について基本的なことが書かれています。第二巻・第三巻は各先生方の個々の考え方や射技についての細かい点について述べられています。

弓道のすすめ


ベースボールマガジン社
片居木栄一 著
1400円

  超初心者向けの本。弓をはじめようかなという人におすすめ。弓道教本より平易な表現で書かれているので、非常に読みやすいです。帯の締め方まで書いてあります。ただ僕個人の意見としては、弓道教本の方が安いし、内容的にも価値が高いかと…。まぁ、個人の好みの問題ですけどね。
  一度買ったのですが、高校の弓道場においておいたら、いつのまにやら行方知れずに。持ってった人、射場に戻しておいてください。

詳説 弓道

カバーを捨てちゃいました…。
大修館書店
小笠原清信 白石暁 共著
2000円

  これはちょっと難しい本です。非常に科学的な考察が成されています。弓道を科学的にとらえた本で、精神面についてはあまり細かなことは書かれていません。ただ、これを読みこなすには文章だけでなく、実際に体を動かしてみないと納得できないかも知れません。どんな本も同じですけどね。「どの動作ではどの筋肉を使って…」など、詳細に書かれています。

統一見解集、弓礼・弓法問答集


財団法人 全日本弓道連盟
各500円

  射手達の疑問に先生方が答えている、Q&A形式の小冊子です。審査の入場についてや、矢渡しの介添えなど、実際にやってみるとぶつかりそうな疑問が、いっぱい説明されています。これはみなさん手に入れておくべきでしょう。そんなに高くありませんし。
  統一見解集の改訂増補版という形で弓礼・弓法問答集が出版されています。

弓道指導の理論と実際


不昧堂
入江康平 森俊男 編著
2800円

  この本は高校を卒業して後輩を見るようになってから、教えるのに役に立つかなと思って買いました。内容的には「学校体育等でどのようにして弓道を指導するか」につきます。射につまずいて解決法を探そうという方には全く関係のない本です(笑)
  弓道を知らなくて、弓道部の顧問になってしまった方などには読んでいただくと役に立つと思います。

弓道指導の手引き


財団法人 全日本弓道連盟
200円

  教本の第一巻を超圧縮するとこうなるのでしょうか。これ以上コメントの使用がありません。

介添え


財団法人 全日本弓道連盟
500円?

  僕がいた高校では夏の合宿で部長と副部長が矢渡しをします。その時に必要なので買いました。介添えってつらいですよねぇ。
  特に第二介添えは。価格が書かれていないので、正確なところはちょっと不明です。

克つための弓道


ベースボールマガジン社
村川平治 著
1600円

  この本はどちらかというと読み物的な傾向の強い本です。全日本優勝経験のある村川先生の自伝になるのでしょうか。技術書ではないですが、精神面等では非常に参考になるところが多いと思います。

紅葉重ね・離れの時機・弓具の見方と扱い方


遊戯社
浦上栄 著 浦上直 浦上博子 校註
2400円

  紅葉重ね、弓具の扱い方について書かれた本。手の内の研究のために買いました。ただ、浦上先生は日置流なので、斜面の手の内について書かれています。弓・矢について非常に詳しく解説が載っているので、一度目を通されることをおすすめします。

型の完成にむかって


言叢社
浦上博子 著
2300円

  これは非常にいい本です。僕は高校の時につけてしまった非常に悪い癖というか、射の病気があって、その解決法を模索している時にこの本に出会いました。そうしたら、この中にそれの解決法が書いてあったんですね。感動でした。以来、今のところその症状にはおちいってません。ありがたいことです。

現代の弓道


一光印刷所(自費出版?)
橋田栄次 著
1600円?

  この本最近に入れたのですが、非常にいい!高校生達には絶対に読ませたい一冊です。非常に簡潔に書かれていて読みやすく、僕も二日で読み切ってしまいました。ただ、出版社が書かれてないので、もしかしたら部数限定出版なのかも知れません。

射道芸術の探修


春秋社
武市義雄 著
2000円

  これも最近手に入れた本なのですが、非常に難しい本です。ただ、技術のみに走りがちな最近の弓道ですが、武道とは何であるか、弓道の神髄は何かなど、当てっこに走っている高校生や大学生には是非一度読んで欲しい一冊です。

射道-わが師の教え-


許k島工務店(自費出版)
北島芳雄 著
1800円

  この本は北島先生(範士八段・国立弓道連盟会長)が自分の師、阿波研造先生、安沢東宏先生、オイゲン・へリゲル先生について書かれたものです。後述の大射道をくだいて読みやすくしたような本です。

大射道


北島芳雄(自費出版)
安沢東宏 著
3800円

  ある意味弓道の究極について書かれている本だと思います。この本をよんでつくづく生前の阿波先生、安沢先生の射を見てみたかったと思いました。この手の本を読むときは極力字面でなく行間を読むようにしているのですが、難しい…。しかし、ある意味詰まっていた僕にはなにか突破口を与えてくれるような一冊でした。「詳説 弓道」とは対局の位置にある一冊なのかもしれません。

現代弓道小辞典(復刻版)


財団法人 全日本弓道連盟
春原平八郎 著
2040円

  弓道用語全般に関するリファレンスです.