(9)<br> 踊る距離 & 路地裏の魔女(34)煙雨焚く & 踊る偶然<br> & 踊るカウンター & 踊るラップあたいの慰安 & 路地裏の魔女(21)上弦の月<br> & アクエリアス & 真夏のメリーXマス & 日本発 (9)
踊る距離 & 路地裏の魔女(34)煙雨焚く & 踊る偶然
& 踊るカウンター & 踊るラップあたいの慰安
& 路地裏の魔女(21)上弦の月
& アクエリアス & 真夏のメリーXマス & 日本発




踊る距離  
@「どこかで聞いた事あるような無いような近所の奇襲業界人です
…じゃあの家です今朝は さて行きましょうか・…
  あっ お母さんですか〜っ 業界テレビです・…
本人いないの〜〜 いるんでしょ〜ちょっくら上がらせてもらいます」
「いゃ〜〜〜んっ 未だ化粧してないの〜っ」
「えへっ 御用だ〜御用だ〜 業界人自主捜査だぁあ」
「…ちょっ ちょっっ待ってぇ〜〜〜」
「ようし是が化粧台だな どれどれ…ふ〜んっふむふむっ」
「事務所から聞いてないわよっ あれぇ〜〜」 「…はいっはいっ もう諦めて往生際悪いねぇ」
「何もないわよっ …ちょっちょっ待ってぇ それ安物っ いゃ〜んっ」
「安物でもキチンと使いこなしているのね良いよ…何このスプーン…
そうなの…よ〜うしっ 法に触れるものは置いてなかったね 合格よっ」
「ほっ ・…」

A「では次の娘さんが料理していてくれたプリンセスのブランチはドレどれ」
「・…だめだめスプーンの持込は・… はいっ 是を使ってねっ」
「・…ふ〜んっ ・・… 美味っ 是美味いねぇ」
「様々根菜と様々緑黄色野菜の・…なるほどフリーズンねっ」
「・・……」
「・…はい素直で宜しい・…ここのチルドルームに前夜一人分ずつと言うか
一袋ずつ冷凍室から移して置くのねっ ・…」
「そして電子レンジで・…一分半」
「冷凍前の料理が上手いと・…チ〜ンッとしても美味いのねっ合掌っ」
「パチパチパチッ・…」
「座布団一枚なんてっ番組が違うでしょ・…」

B奇襲レポーターの放送の終わりに
レポーター「やっぱりスープは距離次第よねぇ〜」
スタジオ「婿殿には二世帯住宅でも悪かないですねぇ〜」
レポーター「温かいスープを階下の親元へ届けるですのね」
婿「はいっ家は内階段方式にしていますけど」
レポーター「いゃ〜雨の日だから傘を貸す金融のような
孝行な お婿さんのいる二世帯住宅からのレポートでした」
婿「いゃ〜傘のいらない内階段なんだけど〜」
「・・……え〜っ ・…視聴者の参考に成る成る
『スープの冷めない距離なら悪い事も出来ないの時間でした』」

C番組終了後のアシスタント・ディレクターが主役の撤収タイム
ファースト・アシスタント・ディレクターが軽く声を掛けている
「・…それでも毎朝の料理運びも大変でしょう」
若作りの2階の業界人の中年娘「いえいえっこちらへスープが届くのですよ」
レポーター「え゛〜〜」電波が繋がったままのスタジオ「・・・・・・」
中年娘「だってぇ〜料理は親の方が上手でぇ美味いのですもの ねぇあなた〜」
婿「ええ〜 持って来〜いっ 持って来〜いっの三世帯は内階段ってこれって当然じゃないんすっかっ
  世代が多い分 美味い料理の種類も多い なんか変ですか 我が家スープの冷めない距離ってっ」

チーフ・プロデューサー
「番組終了していて良かった…撤収中のオフレコ発言だけを集めて番組組むか…
しかし案外 視聴者は見飽きているだろう」
















後書:解!決!ハリマオ〜の如く突然正義の使者が面白く現れるTVも悪くはないであろう('08/12記'09/11前掲載)

余談:当時の長崎市長を暗殺した確信犯の暴力団に極刑を望まない市長に
平和の祭典五輪の場に長崎を提供すると言われても不安がる人達がいるだろう 又
追い出すだけでは移転先に迷惑を掛けるだけだから足を洗う極道には人道を以って接し
  一人一人の能力に合わせた生き方を支援してやるくらいの事を思慮できる可能性の次の市長ならば小さな力でも
貸しても良いだろう併せて鞆の浦橋梁問題にはトンネルでの解決もあるのだが石頭の一つ覚えか橋だ橋だ橋だの
広島(県と市を別と見ない世界)への五輪招致運動にも無理がある青少年育成や暴力団に市政問題は無いのか
歴史も大切だが未来を見据える今は重要だ…特に意味があったのか今では記憶から消え掛かかる洞爺湖サミット
当時長崎サミット招致の掛け声を発していた者としても無念だったが其れは其れとして北海道が新知事に成れば
2度目の札幌五輪招致を呼びかけてみたいものだ応援団長は国を越え冬季の天使が夏季に飛んでもいいであろう・・
転んでも あの飛びっきりの笑顔で世界を自然に納得させたゴールド・メダリストのジャネット・リン一家と
其仲間なら何と素敵だろう想像して見よう・・…五輪ゆえ選(よ)り早いもの勝ちである

平和運動とて政治宣伝化と混乱と取られる被爆国五輪招致に全米第2の票田団体のベテランズから米Topが
一期で御仕舞いと言われては露Topと一緒に世界をリードする核兵器の現実的削減すら後の木阿弥となる
…未来へしか進まない人類の進化の過程で起き始めた時の勢いから半金を受け取った米Topが
どのような思いで あろうとも待ち受ける近未来に残金を受け取る露Topの気持ちは楽であろう
日本外相アフガン時に彼方此方の奇襲発言の距離感の無さは自主?自粛?どこ吹く風と蛙の面に水掛
等と夢か現か・…
                                   ('09/10/11記)

一首:バーミアーンよ 平和部隊の魂は 大和歴とJFKなり

蛇足:表に裏に苦労人達の足を引っ張る連中がいる特に多い業界もあると言われる
'20迄に核兵器廃絶等と非現実的空想論を打上げて笑われ始めたら次の打上げ次の打上げと濁し方の虚しさ…
崩土森峪湖上の橋梁や湾干拓で海流止重体海やジュゴンの沖を殺そうとするなど無思慮に我は如何かと自問すると
自身の昔に大使館の点在する区域の医師から「外傷に因らない是ほどの危険な眼球出血に至る忍耐の限界越え」と
指摘される事もあり古の首かせ手鎖の奴隷の気持を理解出来るくらいの経験者として人の道は心得ているが
言葉も厚化粧な連中に本来予算以前に心の橋が架かっている筈の山村・島村・商店村等を襖の虎にしてはいないかと言おう
しかし人は勘違いもする例えば技術的は政治的より優先の地番沖縄県名護市飛び地尖閣諸島魚釣島辺野古2…等も
で言葉が枯葉落ち葉とならぬように小心の我は疲れも溜まった故に当分は遠慮者らしく黙ろう    夢の世界へ
                                                      ('09/10/17記)

一首:素晴らしき 天より高く バブルの塔(下の句は各位勝手はならぬ)



















































  ;'、 路地裏の魔女(34)煙雨焚く ;'、
(再掲載)

@霧に煙り小雨にしとつく裏通り
大きなビニールを開き雨合羽にし者
自分で編んだ蓑(みの)をかぶりし者 軍用コートを着し者
粗末な帽子だけをかぶりし者 何もかぶらず服が濡れるままの者
数百名の集団は各自それぞれの身なりに手にはそれぞれの武器
或る方向へ音も無く歩いている目はギラギラと怒りにかられ・…

A前日 何千もある互助市民の或る小塊
「もう我慢できん何が党の指導だ何が勝利だ・…偉そうに
こんな夢も希望も無い現実に食えない言葉と無慈悲な鉄拳か」
「支援物資を勝手に食ったり横流ししているのは誰だ 犯人は
判っているのだ」「何もかも口封じするのは無理さ」…
「何が今更 食えない核を…世界の核は減らす流れと知っているさ
外国人の国家誘拐の事だって麻薬や偽札や偽煙草や偽時計や…何でも」
数人で話し合っている内の一人が「しっ静かに…」と
小さな鉱石ラジオのイヤーホーンに集中する「…時は今だ」
皆の目が一斉に輝く「オーッ」「静かにっ静かな声でっ」「…ォーッ」

街外れから一瞬に飛び火し急激に連帯膨張する怒りの各群
近くの通りを擦れ違う幾千台もの自転車から中継転信される微弱地表波…

B暗い停電の数時間後 前を通り過ぎる人々の塊に驚く公保部隊詰署員
慌てて軍部隊へ有線電話をかけようとするも通じぬ為に無線で連絡を
試みるも無線機も不通…暫くしてパトロールから戻って来た自動車が急ぎ
軍駐屯地へ走る…「もう一度言ってくれ」「ですから暴動が発生しまして」
「…どんな」「徒党を組んで通りを歩いていました」「で何処から来て何処へ
向かったのだ」「ですから何処から来たのか判りませんが友好国大使館街の
方面へ向かいました」「目は大丈夫か栄養は足りているのか…お前の誕生
階層は…うーん そりゃ大変だな…政治指導員が今日は会議で出かけられ
ておるから…うーん…連絡してみよう…暫く待っといてくれよ」「……」

其の頃 大使館員が少なくない友好国大使館への焼き討ちが既に始まった

最近まで怪しい出入りが続いていた大型別荘を取り巻く数万の怒りの群集

C数日前 国交の無い国のBS放送を見終わって窓から身を投げようとする男…
TVからは『…有力国会議員が国家機密漏洩容疑で逮捕されたのは…』…

領空境界を国籍不明のステルス機が既に哨戒を始めていた…

近隣諸国の在留外国人達も既に非難準備を進めていた…

其の同日の駅近くの冷えこむ所々壊れかけた倉庫街
夕暮れ時の寒さに拾って来た新聞を倉庫横の軒下に敷いて
空腹の為に眠りに入れぬ子供が…足蹴にされ その痛みに
雨の様な涙を流し悲鳴にも似た声で泣きじゃくっていると
少し開いた倉庫の扉から もう一人の軍精鋭隊員が出て来て
「おいっお前 最近物資が早く無くなると思ったら…
お前が やったのだろう白状しろ…なにーっ抵抗するか
…なっ何っお前 銅将様の写真が載った新聞を寝床に敷いて
・…お前は・…思想再教育だ・…」「いゃ撲殺死刑だ・…」と何時の
間にか取り巻いた無慈悲な軍部隊へ物言わぬ怒る視線群の心の限界
遠巻きの視線群の誰かが小声で囁(ささや)いた
「どちらにつくか二釈択一…」
隣の見知らぬ通行人が怒りに震える声で呟(つぶや)いた
「…自身が持つ 心の答えは ずっと前から決まっている」















1、雨がふります 雨がふる♪
  遊びにゆきたし 傘はなし
  紅緒(べにお)の木履(かっこ)も緒が切れた

2、雨がふります 雨がふる♪
  いやでもお家(うち)で遊びましょう
  千代紙おりましょう たたみましょう

3、雨がふります 雨がふる♪
  けんけん小雉子(こきじ)が今 啼(な)いた
  小雉子も寒かろ 寂しかろ(さびしかろ)

4、雨がふります 雨がふる♪
  お人形寝かせど まだ止(や)まぬ
  お線香(せんこう)花火も みな焚(た)いた

5、雨がふります 雨がふる♪
  昼もふるふる 夜もふる
  雨がふります 雨がふる

             雨(詞/北原白秋)






一首:ああ煙る 彩色も消ゆ 雨の中 だがしかと在る 緑の光


後書:是は夢か現か明日の戯曲か…何をか言わん    ('06/10記)












































O0o 特別コラム o0O

天使の分け前:自身の損ばかりに嘆く事なかれ
旅人に果実樹の実りの分け前をとの教えを広める恩心方あり
して果物専門生産者が損をするのではなく久しく忘れていた新鮮な実りを思い出し
逆に果物を欲す人が増えて職業生産者の売上に貢献し自然のビタミン摂取で人生の旅人が
心も潤う始末・…柔軟な心は農業復古へも誘(いざな)う・…農業の遂に杜氏あり
氏曰く酒樽には気化し減る事も計算すべし是 天使の分け前と申す・…海外の大規模農業に
絶対敵わぬから米作は減反で酔い酔いと戯(たわ)ける人達あり・…規模経営だけで計算すると
日本から第1次産業は消滅する 例え休耕田を集めた集合農だけでも規模に限界見るは容易である
されど本来の日本式農家を思い起こすと其処には専門農作物以外に家族全員で家畜を飼い
自家用畑を持ち里山の恵みや自家用稲田の余剰生産を天使の分け前の如く町場に住む親戚姻戚
友人知人に送り決して大規模な連続した黒字を望めなくとも家族に必要な
教育を無理なく受けさせる事の出来る絶え間無い町村往来環境の汎用農家の姿があった
(農業復古に対して漁業復古もあり近年の密漁や根こそぎ漁に禁漁区域の拡大で増殖漁業は
対処して来たが限界がある 綺麗な下水町や植林川上より釣や潮干狩りで漁村への客を増やす
天使の分け前的方法を考えると其処には魚食文化の継承に汎用漁業者の姿が見える)
自家用を超えた余剰米穀販売の汎用農家に支えられた集合穀物生産者を感じられる人には
天使の分け前を貰う事が可能であろう・…他にも人を化かさない里山の狸 人を襲わない
奥山の熊やエテ公は天使の分け前の御蔭・…大小様々な公園や街路の果実樹木を植樹した人
管理する人には残りし果実の配分以外にも更なる天使の分け前あり春には花の香りを知り
夏は木陰に戦を感じ晩秋に枯葉堆肥の敷道を闊歩し枯木の季節にはエコエネルギーを教えられる
  繋がる思慮的緑の縁(えにし)に希望あり                        

戦(そよぎ):微風(そよかぜ)に木漏れ日が揺らぐ様/戦(そよ)ぐ木の葉の音の例えあり('08/7/20記)

一首:そんけいは やすくてうまい 米の味 八十八手 時も掛かろう









































%%%% 踊る偶然 %%%%
(再掲載)

@帰宅し広間のソファーに腰を下す夫婦と客人

客人「先輩 今夜は御馳走に成りました」
主人「いや如何(どう)致しまして」
婦人「貴方っ何か軽く飲みますか…」
主人「…じゃあ一寸一服してから休もうか」
婦人「じゃ用意する迄テレビでも観ていて下さい」
主人「ほいよ…君っシャワーは客間のシャワーを使ってね」
客人「如何も…んっ先輩っ…爆発事件すか」
主人「う……こりゃぁ……」
客人「…酷いなぁ」

A数時間前の日本映画産業イタリア支局

主人「偶然今夜は前任者の送別の食事会だから
君の歓迎会も兼ねて一緒に食事しようか…」
客人「いや先輩に御迷惑で無ければ 喜んで」
主人「それにしても立ち寄っても良いかって
今朝 突然 電話 受けた時にはビックリしたよ」
客人「すいませんローマを素通りするのも気がひけて」
主人「そいで態々欧州横断中に飛行機を停車させた訳ね」
客人「…はははははっ面白いっ」
主人「相変らずだね芸術家は…それとも学者か…」
客人「あのーあちらの方は…」
主人「ああっ来たの…僕の奥さんね…
隣りの秘書さんは さっき会ったね」
客人「はっ初めまして…ボンジョルノです」

B自動車の中

客人「如何して秘書さんは帰られたのですか」
主人「そりゃこう言う夕食会のメンバー定員は抑えなければ
いかんからね 経費節減さ…高度成長期は終ったのさ」
客人「すんません割り込んじゃって」
婦人「気になさらないで何ごとも臨機応変よね貴方」
主人「そうそう…それに君が来たから今夜は
スペイン広場角の魚料理の店に予約してあるのさ」
客人「凄いな もしかして あの有名な店ですか」
婦人「そうよ早めに駐車してからスペイン広場の階段を
少し散歩しましょうか…食事前だからジェラートは駄目よ」
主人「まっ元々今日は此方のローマカソリックでは魚を食べる日と
決っているらしいから郷にいれば郷に従えで支局近くの
レストランの魚料理が少々美味い店に変更に成った訳だから
此方も好都合さ どうせ1度は行きたい店だからね それにしても
何か今日は混んでいるな このまま真っ直ぐ行けば良いのだが
…彼女が居てくれたら この先の抜け道でも教えて貰えたのにな」
客人「やっぱり僕より秘書さんの方が存在の意味が有ったな…
おんや…先輩っ其の横道を指す標識は…スペインと書いて
ありますが まさか飛行機用の交通標識じゃないっすよね…」
主人「早くっ言ってよ…今何時…んーっ じゃ偶にゃ冒険して
この路地裏を…飛んでみますか…むひっ」

C数時間後 自宅広間のテレビに見入る夫婦と客人

主人「……間一髪だったな…あの路を…あの本通りを
通っていれば…あの渋滞のノロノロ運転の最中に
うちの車も巻き込まれていたかも知れんな…」
一瞬みんなに ひやりと風が吹き凍りつく広間の空気
客人「…す・ん・ま・せ・ん僕が来なきゃこんな危険な目に
遭わずに済んだのに…」
婦人「気にする事は無いですよ」
客人「…でも僕が今日来た偶然が無ければスペイン広場への
路を通る偶然も無かったでしょうし…爆弾テロに遭遇する
偶然も無かった訳ですし…3回偶然が重なれば偶然じゃ
無いと言いますから…」
主人「馬鹿だねぇ爆弾テロには直接遭遇しなかったのだし
本通りの偶然は脇道を通る偶然で相殺されているし
君が来てくれた御蔭で美味しい魚レストランで食事も出来たし
其れで偶然を必然と思わなくても良いのだよ…でしょ」
客人「しかし何か魚の骨が喉に刺さっているいるような感じが」
主人「そりゃ其れでイイのさ今夜は…
この町は やりきれない悲しみと怒りで静かな眠りに就くのが
  真っ当な事・・・・・・・・異教徒の我々も一緒さ」

翌日の客人 国境を越えた都市への空路
煙草を買おうとポケットの中を まさぐると硬貨の中に
食糧と農業機構記念の刻印が入ったものが混ざっていた
ふと様々な人々の営みが光と影の運不運に広がる眼下に
思いを馳せる…ローマへ入る前の欧州の とある観光街路での
ささやかな出来事を思い出していた…
ブリキのコップを前に首をすくめて行き交う人々の足先を追う
青い瞳…横を通り過ぎる寸前に其の少女の透通るような白い肌
の踝(くるぶし)が何か泥にでも汚れているのに気付き
ポケットからとっさに硬貨を探り出して掌で相当の金額を
確かめてから恥かし乍も直接少女の手に2枚を渡した 1枚は
遠くない所から此方を盗み見しているかもしれない親役に
取られるのだろうから もう1枚は見付からないで自分で
使って呉れればと願い…もしかして神様は自分の一歩引いた
行為にサイコロを振ったのかも知れないと考えたら
骨がスーッと抜けて行く気がした
「…アルデベルチオ」





何程の事あろう我が胸のざわめき
  星の瞬く間(ま)に 人生(ひと)が長旅(たび)を終う♪

受けし光の包みに終(つい)の棲家を得ん
煌(きら)めく星座に少女は一人ではない♪
       (ホルスト/組曲「惑星」ジュピター賛歌の誘因にて)


一首:出遭いたる虚しき我の向うには 優しく包む天の広がり




郷にいれば郷に従え : 相手の文化に敬意を払う事で有るが
非人道的で不自由非民主的なものには閂(かんぬき)を強引に
壊してでも開けるが21世紀の紳士淑女間の本音と成っている
後書 : 現在 神の名を無断使用のテロも やや消え始めているが
ふた昔しより前当時の暴発事件はマフィア系や毛沢東主義者系
強盗団の恐喝等含め各地で既に頻発…して嫌な風を受け乍
客人は以後 暗き時にも人が魂を忘れず確率で偶然必然を別く
('06/2/15記)















____ 踊るカウンター____

@世界が どうなろうと遊び疲れる迄 時を忘れた街…
ビルとビルの間の空が白みかけ頃やっと我に帰るを知る人々…
十字路から遠くない店の全面ガラス製の扉を開けて客が入って来る

客「ここいい」
バーテン「どうぞどうど…遅いですね」
客「もう陽は登って御座るよテケテンッてねっ…朝飯できる」
バーテン「こりゃどうも24時間営業のこちとら徹夜でござんして
遅い早いはお客様次第テケテンッ」
客「じゃ何時もの目覚まし珈琲とカウンターの裏に隠してある
お茶漬け…」
バーテン「へへ〜っ…で今日は御1人ですか其れとも此れから
通りの彼の独映連の事務所へですか」
客「いいや近くの天空の帆引き網ホテルで孤軍奮闘徹夜して
ビジネスサービス係りの翻訳タイピストを一晩中てこずらしたよ…
奉仕活動は疲れるね〜ふっ彼は どうせ他の誰かに起こされるさ…」

Aバーテンの頭上のTVに外国ニュースが何時もの様に音無で映っている

バー「貴方の様に格好良く様々な外国人と仕事をしてみたいですよ」
客「…出来るさ やってみればいい…ただし私のは儲けの出る仕事では
ないし誰かの指示でボランティアしている訳でもないから全部自分で
持ち出しだよ…まっ知っての通り殆どは夜遅くまで酒飲んだり
明け方近くまで馬鹿話しをしているだけ…他になし」
バー「言葉が無いと言うより…言葉が出来ないですよ」
客「言葉なんて誰でも出来るさ必要ならね…始めが20代なら半年で
話せる様になるさ30代なら何年も掛るけどね…」
バー「数ヶ国語は…」
客「慣れですよ…何年か数カ国の外国人と話していれば何とか成る
勿論自分の生活の糧の仕事をし乍ですよ…それに東京に住んでいれば
殆ど相手が日本語を話す様にも成って来るし・・但し注意しなけりゃね
特に ここいらは色々な人間が色々な難題を持って やって来る無情無防の
街だから宗教と思想以外で誰にも対応可能な知識が有れば もし独自理論の
3つ4つ持っていれば…しかし映画や漫画の世界とは全然違う地味なものよ」
バー「クールでイイじゃないですか」
客「見かけだけクールに見えて殆どが各自自分の存在理由を履違えている」
バー「やばそうでも何でもイイから関わってみたいすよ…
でも先立つものが…交友関係にも限界があるますし…是っ」
客「頂きま〜す…私に関わっとる」目の前に置かれたお茶漬けをすする男

B客の背後の腰から上のガラスの壁に朝の光が入り始める

客「……其れが総てでも無いでしょう お金で知識は身に付きませんよ」
バー「でも其れが総てって処も多くないですか一事が万事
元々お金持ちとか そう言った人達って我々より
出来る事って多くないですか…はいっ珈琲苦い奴…」
客「…うっ苦いな確かに…でも お金だけでオリジナルは買えませんよ」
バー「苦すぎましたかミルクを多めに…」
客「いいよ此れで…僕もね子供の頃 親父が貧乏くじを引いたから
其れなりの苦労をしてね…何とか古風な文化人のハシックレとして
生きていんのよ…言うなれば貧乏二世の意地にも似た頑張りって奴ね」
バー「でも其れは普通じゃ無いっすよ一般的に世間では二世オーナー
二世政治家 えーっと兎に角 安直な騒がせ二世…」
客「まあまあ…落ち着いてねっ…うーんとっ
天に地に万世一系を繋がねば成らない約束の家柄
  二世で繋ぐべき伝統芸術の家柄 二世で繋ぐ方が良い農家商家などが
有るが…まあまあっ待って…うー逆に二世が多くなると同時に好まざる
口先的成り上がりな人物が増えるので二世で繋ぐ家柄が少ない方が
良いとされる政治家の家族などが有る特に苦労知らずの甘〜い二世が
ちょっと待って…グビッ…とても苦くて目覚ましに成りますな…で
甘い二世が多い国には其の業界にも業界以外にも其の不公平感を餌に
増殖する色々な脱法不道徳が跋扈するからね 機会主義的表皮な
フェイントを舞うだけの浮世に成るからね…そうなりゃ何か
違う世界に入り込んだようだと外国人に言われる事も有るね
…眉間にシワが寄っているよ…もし もしも世界中のよしみを通じて
独自の超民間プロジェクトでも持っていれば多くの外国人にも
希望の道を知るのだろうけど…」
バー「…やっぱり お金持の理論だ…ねたむ者も多いんじゃないすか」
客「汗水たらした勤労の孜孜#が自由の金で旅をしたりした…ねたまれる
筋合いは無いのだがね…新聞有るっ…どもっ…コラムかぁ」目を通す男

Cカウンター周りがリキュールからソフトドリンク系に換わっている

バー「…でも日本の政治家は二世が非常に多くないですか…だから其れに
比例して奇妙な実体政経組織や思想的ど浪花節的の詭弁が増えると
言うのは嫌なほど理解しましたよ…だから世の中 何か不条理的…」
客「変なんだよね日本の何と言うか…外国で名門の出と言われる政治家
には捕虜収容所脱走から生き延びたチャーチル首相とか日本軍に撃ち落と
されて九死に一生を得たブッシュ大統領とか ああっ其の二世の子供も
会社経営に失敗し酒浸りの毎日から脱出し今はもう知事に成ったのかな
(当時のWブッシュ氏)…大地主のガンジーも伊達に苦労していないね
マハトマと呼ばれてからも苦労したしね 例えるのも失礼に成るかも
知れないが今上陛下の少年時代には第二次世界大戦戦争続投組と終戦から
の出直し組の内乱的序曲に巻き込まれそうに成ったのを 御自身が感じ
乗り切ったから今の平和な日本が有るのだろうね…まっ選挙苦労と言う
苦労は学生の勉強疲れと同じで苦労の内には入らねどテケテンッ
だから二世さん他 安直安易さん お疲れさんかテケテンッ」
バー「いつも乍スキッと目が覚めますね」
客「そりゃマスター殿 お互い様ですな貴方様の珈琲の御蔭半分も有り…
先立つ物とか親の肩書きとかも運不運 何もなけりゃ其れだけ
登り甲斐も有るさ他人に劣等感とかじゃ本物のチカラも出ないですな
しかし世の中 現実には安直安易な言動が益々増え混沌混同故に報われなく
とて目立たぬ裏方の血と汗が頑張る人も……一寸TVの音 出して呉れる」
TVの音量を上げ画面を見入る2人
  ベルリンの壁に群集がハンマーを振り下ろしている
バー「…へーっ…これで鉄のカーテンは無くなったとハッキリしましたね」
客「無くなったさ…欧州での世代に渡る離別家族の悲劇は…
…さっ…そろそろ雑音の多い電話機と壁に盗聴器でも付けられていそうな
ボロアパートへ戻るとするか…二世論にしても好意的な人達ばかりだと
良いのだが…Remember,to let her in your hart,
♪Then you can start to make it beter
Hey jude,do'nt beafraid♪…でもマスタ〜我々は良きカウンター
パートかもね これからもソフトなドリンクを宜しく〜」
ハッと気付き固まった顔が笑顔に戻るバーテン「…パートは2も3も
未だ未だなんでしょう…鮨村さん」
客「・・・・・・・・ハハハッ期待される程の事は しとらんよ」

何気ない日の何気ない日々の入替時 支払いを済まし
男が睡魔に耐えて喧騒のラッシュ前 地下鉄駅の階段を小走りに下り
次へのステップを歩み始めた朝靄(あさもや)の比較的静かな六本木の状景








一首:ベル鳴らせ 今が時だと 応援歌 勇気をふるえ泣くより笑へ
一句:公然と 私物化するに 苦味なし?(下の句詠み一首にするも可)
一句:一分咲き 蕾は少し 頑張った(下の句詠み一首にするも可)



#孜孜(しし):頑張る人
後書:男は少年時代 半年続け病気休学した事が独自理論発想の原点に
成ったのか生まれつきのもので有ったのか…頑張りだけでは無い事は確か
あの頃プロジェクトを抱えている故か男は通過点毎に米英露等の
大使館を訪ねた時 其々にホッと安心感を憶えたのは皮肉にも大使館の
外が余りにも無防備だったからで有ろう其れに既に圧力により私生活
すら支えてくれたスポンサーからも手を引かれていたが判官びいき
気質の国民性によりライフワークの為の民間融資として史上最高額の
低利コメットメントを今も持ち乍も個人では相当の貧乏で有るのは当然と
世界市民日本人としての自身の信念に従った為に本物の毒を盛られた事も
有り突然 眼・耳・鼻・口から出血を伴い現場付近の医院へ駆け込んだ事も
有ったが生れつきの特異体質と幼少の頃よりの幾多の大病へ使用す薬で
或種の抗体が出来た所為も有り今も生きている只 記憶の途切れが有った
が其れは伝統的記録魔の性格が助けてくれた…運不運 何が幸いするか
分らぬもので有る して超民間プロジェクトとプロセスを同時に卑怯な
手段で踏みにじろうとする類から身をかわし乍の兵糧攻め対策は
少々疲れはするだろうが今は待機中らしい…因みに幾度幾度も片隅に
追い立てられ不死鳥のように甦っては来た男 現在も悪い噂を立てられ
聞耳を立てられ尾行される日常茶飯事に時折その下衆どもに鏡を向けるが
元々心薄き普遍の価値観を持たぬ類なのだろう効目は全く無いらしい
…で誰であろうと掲示前の盗み見す類に浄土真宗門徒の小生は意欲減退す
('05/10記)
余談:あの頃経済的視点で極一部の世界を覗くとJapan as No,1と時には
ハゲワシと呼ばれ乍も投資で米国の不景気を支え日本のバブル崩壊で
日米の資産を今度は米国のハゲタカファンドと呼ばれる企業達等に目減り
したままの転売を余儀なくされた…あの頃 男は小声でしか警鐘を鳴らせ
なかった事を反省す もっとも大声を出せる状態ではなかった事は先に書く
男を追い立てた お調子者の類が跋扈する日本だが視点を戻せば何時迄も
思いやり軍事予算では無かろう確実に半減期からゼロ査定へ向かへと
資金と此処はクロスカウンターと言うべきか言わざるべきか思考す
だけでも隅に追いやられた我が身の お人好しを馬鹿と自ら笑う











### 踊るラップあたいの慰安 ###
(再掲載)

あたいが小姐と呼ばれていた頃の事さ
女達ゃ裸足で外人部隊に付いていったものさ
処で あんた何時までW一杯で粘ってんのさ
酒場の掟を知らないのかい

何だよぉあたいらを見下すんじゃないよ
あたいらの仕事は文明の発祥と同じく古いのよ
砂漠のオアシスでもカスバの裸電灯の向こうにも屋台の椅子にも
あたいらの涙と血潮の思いが散るのさ

そうさ4000年の古い歴史を生き抜いて来たのさ
あたいらには あたいらの慰安の思い出も有り
だけど 一夜の恋ならと あんたの足音だけに別れを言うのさ
そうさ朝が来れば酔いもさめた他人だからね

今だって威張り腐ってる面々は我が指導者の教えだ
我が国の法は人民の為だ人身売買は無いのだと言う
世界で一番の多くの あたいらを誇る国の誇りなんざ
誰も何も話さないものさ分ってるくせに




(この歌は何かのブラックユーモアで歌う事なかれ
昔 色々な戦争が有ったノンポリや自由と民主主義者の
若者達は正義の戦いと不正義な妥協の間で忍び難きを忍び和歌を詠い
ワルツを歌う如くフォークソングの「風に吹かれて」
「花はどこに言った」や「ドナドナ」そして この「パフ」等を
世界中の若者達と唄いつなぎ耐える代わりとした)

一句: なに思う なにが出来るか 薄情け
一句: 卑下するな 大物ぶるより まし哉


  後書:この項以前に掲示板に書き記したものを詞に纏めただけで有る
で架空の異次元空間か脂肪太りで消滅する恐竜かスリムに進化する恐竜か
時間の概念に思いを馳せ願わくば各自噛み締め乍 陽気に口ずさむべし
('05/1記)











_ _ _ 路地裏の魔女(21)上弦の月 _ _ _

@五島沖の角力灘から野母崎迄を哨戒遊弋中の米潜水艦
半月の月明かりでも美しく輝く海原は薄らと朝靄に変り
朝靄が消え始めても制空権も取り まさか水中迄特攻機が
突っ込んでは来ないだろうと戦争の真只中でも艦内には
放送中の日本のラジオ音楽をBGMと目覚まし代わりに
ノンビリと流していた・・・♪名も知らぬ遠き島より
流れ寄る椰子の実ひとつ故郷の岸を離れて・・・

A岬 北側を迂回しようとした時 潜望鏡の先に停泊中の
巨大船影を見る哨戒員「副長 きょ巨大な戦艦発見・・」
副長「・・艦長を呼べ・・ぞっとするな・・」
艦長「・・エンジン停止 戦闘モードに入る」
目を凝らして副長にも再確認させる「距離3海里 此方も
見付ったかも知れません逃げの態勢で艦尾の魚雷だけで
やりますか現在 波は穏やかですよ」
艦長「いや全門だ ようし此の侭 艦のケツを あの巨艦へ
向けるぞ急げ」 副長「面舵一杯・・静かに・・速やかに・・」
艦長「沈めれば英雄勲章ものだぞ・・副長 ・・やるぞ」
副長「魚雷全門用意」 艦長「魚雷前4門の方向舵15度角と
30度角とに左右で固定 後門は直進に固定 装填せよ」
副長「魚雷装填完了 魚雷口開きました」
艦長「よし今だ前門ファイヤー・・後門ファイヤー・・逃げるぞ・・」
副長「全門発射確認 急速潜行・・」 ソナー手「・・5・4・3・2・1・0
・1・2・・25・26・27・28・29・30・・爆発音が返りません」 艦長「・・・」
副長「・・まさか あの巨艦の下を通り抜けましたか・・馬鹿な・・」
艦長「まさか我が軍でも開発が困難な魚雷ネットを張巡らした
船体なのか・・なにかそら恐ろしい相手だ・・」

B反撃をかわす為 海底で静かにしている潜水艦
ソナー手「3時方向よりエンジン音・・爆雷も凄い大量です・・」
艦長「やって来るぞ全員 静かに確りしがみ付いていろよ」
爆雷の余りにも長く続く発射音と水面へ落ちる投下音が近付く
「ポンッ ポンッ ポンッ ポンッ パシッパシッパシッパシッ
パシッパシッパシッパシッバシッバシッバシッパンッパンッ・・」
ソナー手「計測不能 連続する爆発音の反響有り」 「ズーンッズーンッ」
ソナー手「・・ふーっ・・通り過ぎたようです」 艦長「・・被害状況は」
副長「総員無事です其れにしても凄かったですな新型爆雷でしょうか」
ソナー手「・・宜しいで有りますか」 副長「宜しい・・」
ソナー手「爆発音がまるで地底の底から響く感じなのです・・怖いです」
副長「・・艦長」 艦長「日本軍にもまだ強大な戦艦や強力な
大量の新型兵器を製造する能力が残っているようだ・・哨戒攻撃作戦中
の我々が逃げ延びられたら緊急報告だ・・・逃げただけでも英雄だな
この難しい状況下では・・」 副長「こんな危険な海域より我々を
助けて呉れたのです艦長は我々米国の英雄です・・・」・・・

C時代が過ぎた とある丘の中腹の旧館の居間
「・・と言う話しばい そん時の潜水艦の頭上ば通ったとは戦艦ば
守る日本の駆逐艦でん海防艦でんなかったとよ ・・たんに
焼玉エンジンの漁船が竹竿で海面ば打ち鳴らし乍 鰯の追込み漁
ば しょったとさ そん頃でん誰でん食うていかんば いけんけんね
ばってん米国の潜水艦は自分が日本軍に追込まれよった・・と
勘違いしとったらしか・・・そいに海底炭鉱の発破の爆発音ば聴いた事
なかったとやろね間違ゆっとは無理なか端島はどっから見ても軍艦よ
今も幽霊軍艦に見ゆっもんね・・・コンクリートで出来とる島の周りは
海面下の浅瀬が砂浜に成っとる所が有るけん魚雷が砂に のめり
込んで爆発せんかった・・と まことしやかにな噂話が出とったね
戦争の終ってから直ぐ進駐軍から聞いた話して聞いたばい・・」
「それで聞きたいのだけど長崎に原爆を落としたのは日本が まだ
巨大兵器やら大量新型兵器の製造能力を持っていると米が思っていた
って言う話しは本当でしょうか・・広島の事も・・他の大空襲の事も・・・」
「そぎゃん馬鹿な目標の小倉が曇っとったけん長崎に来ただけ・・
待たんね水面下で予測された其の後の冷戦の鞘当の序曲の為とか空や
水中からの日本軍の猛烈な特攻に対抗する為とか・・結果論ばってん・・
あと足りん重水素さえ揃えばとドイツからイ号潜水艦で輸送の途中
シンガポール沖で沈められんかったら仁科型原爆が米より早かったか
と・・うんにゃ・・本当の事は其ん時の・・現場情報は参謀にも各自能力の
違いが有っけんね よう解からん・・将来記録を閲覧したぐらいで
誠が解かるとは思えん・・軍事もボタンの掛け違いの有っとやろけん」
「それなら 其の幻の巨大兵器を怖れてと言う事は有り得ますね」
「そうたい当らずも遠からず・・じゃなか当っても爆発せん・・やろか」
「・・是は軍艦島が残した・・誠の・・幽霊話なのかも知れないですね・・」
「・・今更こい以上話せば不謹慎と間違わるっとが浮き沈み激しき世さ」





一首:見得ずとも かげん知るらむ 月は丸 (下の句は各位ご随意に)


後書:此処に登場する端島(はしま)は長崎港外炭鉱の入口として
端の岩礁が発見されたものを政府より岩崎弥太郎が買取り是が
三菱グループの発祥と基礎を築く第2次大戦では正に要塞炭鉱の
浮沈軍艦で在った現在も其の姿は異様な巨大軍艦そのものである
只 其の岩礁の石炭が剥き出しになった場所を発見し最初に使用すは
幕末の北太平洋上で捕鯨をしていた米国の機帆船で有ったが其の後は
歴史の歩み的 引継ぎを忘れ横柄に流され続けて歴史の皮肉を生む・・・
眺望の足は長崎港より定期船で高島(たかしま)行きか野母(のも)行き
のバスが有る勿論 端島は現在無人島にて取材と釣以外の上陸は危険
('04/3記)
余興25:一般市民の比ではないが原爆投下作戦基地のテニアン島ヘ
運送の任に就いた重巡インデアナポリスが東京大空襲等へのグアム
とサイパンの作戦基地の輸送艦がイ号潜水艦に撃沈され多くの水兵
が海のモズクと成るも戦乱の常で有るが米軍最高官の長崎祈念日へ
の出席を被爆二世の1人として許可しようぞクイズに答えられたら
米某航空博物館長等が鍋釜 好きとの噂は本当?入場者もゲイ好き?
特別番外:第2次世界大戦後テロが続発しなかったのは
昭和陛下の玉音放送が有ったればこそと知る者は知る
して米国のイラクでの大規模な戦闘終結宣言の応礼は
アラブ人でもクルド人でもなくシーア派指導者でも
スンニ派指導者でもなく全国民象徴で有り得る新国王
によるイラク側よりの誇り高き終戦の放送が選挙前に
必須とは立憲君主制と共和国制の役割を知る者は知る

番外句:だから言ふ 鍋釜唱ふ 反戦歌
番外首:だから言ふ 心を裂けば 煩戦か 老師1人死して残す波

♪・・・うねりの波の人の世に はかなく生きる野の花よ
                       「長崎の鐘」より











''''アクエリアス''''


@少し昔 コンゴ国境に近いジャングルの中に開けたガボンの大きな村
巡察の為現地事業に同行中の本部特別派遣官ニ-ツは地面に這いつくばり
顔を擦り付けるようにして土の中をそっと掻き分けて・・・・彼の直ぐ側には
寿命が尽きてもキラキラ輝く無数の黄金虫とその周りにはモゾモゾ元気に
這い回っている黄金虫の幼虫だらけで足の踏み場も無くなっていた・・
呆れ返って遠巻きにしている現地スタッフの脚のすき間から一人たたずむ
痩せ細った少年が見えた 目を凝らしてみると死んだまま立っているの
ではないかと精気が感じられない・・ニーツは付けていたゴム手袋を外し
作業台の上に乗せているバックの中から昼食用のサンドウィッチの包と
水筒を取り出し現地スタッフが急いで置いた椅子に座るその少年へ渡した
「ユックリ噛みしめて食べよう ほらっこういうふうにね」
ニーツは大型サンドウィッチ4個の内1つを食べて見せた
  薄っすらと涙を浮かべ乍らも必死に微笑み返そうとする少年に
「いいから食べよう・・食べよう」と
ニーツは無表情を装いつつ水筒の水をコップに注いだ

A少年の名はキボ 数日前の事である
キボと幼い弟キバは あてどもなく この村近くの大道をフラフラと
歩いていた・・村へ向かう車列の中には たまたまニーツも乗っていた
のだが旅の疲れでウトウトとしていて二人に気付かず車列は彼等の横を
通り過ぎて行った しばらくしてキボが後ろを振り向くと水売りの水瓶に
着いた滴を ナメル仕草をし乍ら水瓶の前に腰を落そうとしているキバが
いた 怒った水売りはキバを足げにしようとすると
  すかさずキボは残ったチカラを絞り出すように「やめろー やめてくれー
ブアナ許して下さい ご免なさい ご免なさい 弟なんだ ご免なさい ・・・・
ヴーっ・・ごめんなさい さ・い・ご・の水なんだ・・・・」
と言葉にならない声を発した
キボの余りの形相に水売りは呆然としている
キバは うずくまるようにその場にユックリ倒れ込んだ
・・争いに続いた飢饉 難民で子供以外の縁者がいない両親は遠くの村で
突発した複合眠り病に侵され 前月二人の子供に見取られている事も
分からぬまま殆ど同時に他界した 3人の妹は両親の死のずっと以前
病名も分らず手当ても受けられずにアッと言う間に続けて息絶えた
そして とうとうたった一人の家族 弟のキバは栄養失調で・・・・死んだ
「ヴォー ヴォー ホーッ ホーッ ヴォー ヴォー」猿の鳴き声が聞えて来る
ジャングルの上に広がる満天の星座を車窓の外に見える画面に見立て
その一点を見詰め乍ら話を聞いたニーツの脳裏りで
キボが道端の小さなキバが眠る土まんじゅうに素手でチカラなく
土をかけているシーンが幾度となく繰り返されていた

B幼虫を掘り出した広場の朝「ドッドッドドドッドドドドドド・・・・」
エンジン音が耳をつんざく井戸掘りを始めたボーリング機の真ん中の
パイプが天から突き刺さる様に地中に向かってギーギーギーッと
チカラ強くユックリと回りはじめた・・
村おさの息子が ニーツの所ヘやって来る
「ブアナ リーブルビル支局から電話です」「エーッ何もっと大きな声で・・」
「イェッサー ブアナ リーブルビルから電話ですよーっ」
「分かった掛け直すと伝えといてくれないか・・」「イェッサー ブアナ」
「・・あーっちょっと私にブアナの呼び方は止めてほしい
それに私は君の軍隊の上官でもなければ名誉ある立場にもないし
それ程年寄でもない 君と同じくらいの年頃だよ だからサーと使わないで
くれないか・・出来りゃウィかシーかヤーの方がいいけど・・」
「ウィウィナイスガイ」と言って村おさの息子は小走りに母屋の方へ
戻って行く 「まーいーか・・」ニーツが作業台の上の灰皿を取って
腰のポケットの中から出した煙草に火を着けようとすると
一部始終 様子を見ていたキボがニーツの頭を突然たたく「バシッ」
「痛てっ・・なっ何っ」「・・これ」「・・・・」「・・・・」「ヒュ〜・・ツエツェ蝿か・・」
「・・・・」「怖いな・・頭に虫除けスプレーし忘れたか」「・・・・」「有難うキボ」
・・村おさの家の電話室「・・・・そうだって仕事が遅れたのは私のせいだ・・
・・だから幼虫を掘り起こしていたと言っただろう・・・・嫌なんだ
ボーリング地点だからと芋虫をつぶすなんてのは・・・・分かった分かった
遅れた分の予算オーバー分の埋め合わせは・・後から何とかするから・・・・
何時って・・・・後から後から・・・・そう・・・・あっそれから・・明日から数日
休暇を取るから・・・・うーんっ4〜5日でいいから・・・・・分かった分かった
休暇後直ぐ戻るよ・・そう・・あっ又通信の状態が悪くなって来た・・宜しく」
電話を終えたニーツは村おさの部屋の入口の枠柱をたたいた・・

Cとても小さいが強い木材でしっかり建てられた骨組みにシュロの葉で
ふいた屋根 その屋根から直接ぶら下がっている看板には英語で
"ビートルズアート&アクア"の絵文字 その上にフランス語とイタリア語
で小さく"永遠なるキボとその家族の店"と書かれている
鼻歌混じりの村おさの息子も手伝ってくれての開店準備中だったが
早くも町からやって来た最初の客「良いねぇ・・その絵は いくら・・ふーん・・
じゃ貰おうかな・・これも やはりビートルの羽で描いているの」
「そうですブアナ・・でも出来たてだから注意して下さい・・糊がまだ
完全には乾いていないです」「そぅ・・でも綺麗だね・・黄金虫かな」
「ウィウィ ナイスガイのビートルです」
丁度その時 店の前の通りを白いステッカーが張ってあるポンコツ車が
世界本部の幹部へ移動の為のニ-ツを乗せて土煙を上げ乍ら簡易飛行場の
方へ去って行く 彼は来た時と同じに後ろのシートで疲れ果ててウトウト
としている「・・主よキボを守りたまえ・・ZZ z z zzzzzzzz ・・・・・」
・・笑顔の客は「そう・・それと水を一杯貰おうか・・幾ら・・」
キボの目線はF.A.Oのステッカーの上の車窓の後姿を追い乍ら水瓶から
注いだ滴が幾筋も滴れるグッと冷えたコップ一杯の水を差しだし
「いつでも安全で自由に飲める世界一美味しいこの村の水はサービスです」
キボは胸を張って噛みしめるように・・言った
すると ずっとずっとこらえていたものが とうとうハジケ客をそっちのけ
「ぅっぅうおぉぉぉぉぉ」と大泣きしながら離れ行く車を追った
「うっうっ・・ニーツゥゥ別れも言わず帰るのか うっうっ ううっ
ううっ さようならー さようならー
・・ニーツにアッラーのご加護を・・」・・










一首:人々の 背丈に合せ アイデアる 売る物が有る 買う物が有る
狂歌汎声:蜘蛛の糸 お調子者は 皆同じ  道徳戻れ 景気も戻る
 
*ビートル:カブト虫・クワガタ・カミキリ虫・はんみょう・おさ虫
・ふんころがし・てんとう虫・かめ虫・黄金虫等六足甲虫の総称
後書:言った言わない気にするTVカメラか記者会見 目に脂耳垢臍のゴマ
下品な擦り合い百歩譲って誰も見なかった事にするは可能 合法的景品交
換所と遊技場 誰も別経営と思わぬが百歩譲って目を瞑るは可能 今では
誰も知る法の不作為政教一致 百歩譲りても誰も政教分離と思うは不可能
卑怯な逆恨みが怖くて誰も本音を見せないだけ・・NGOも政治も・・も ピン
から桐 地球には色々な人がいる日本にも海外にも 赤十字(赤新月)社・UN・
諸NPO・諸NGO等正に今も世界の何処かで誰かが頑張り仁に生きている
('02/5更新)

追記:残念乍ら相変わらず掲示前の原稿漏洩が認められる・・虫にも色々有
る 愉快な虫・病原媒介虫・意外と要注意 都会の側溝へ出入りする小さな虫




真夏のメリーXマス  
( 再掲載 )


南米チンボテの街外れ 路地裏のバラック

「パッパー陰日なた屋さんの屋上にクリスマスツリーが飾られたよ」
「ああ見たよ ツリーのトップが星じゃなく 陰日なた屋の看板になってるやつね
明日も早いから早く寝よう サラも学校がある曜日だろう スカート繕っといた
からね 扇風機も修理しといたから回していいよ寝たら切っとくから おやすみ」
「学校に毎日行けるといいのになー 明日学校帰りにお駄賃貰える子守りが
有りますように ファアー おやすみパッパー」


ケーキ屋の前

「オラ サラ」
「オッラー パッパー ケパッソー」
「今日は仕事にありつけたよそれにベネルクスと北欧人の視察者通訳だった
のでチップはずんで貰って お陰でサラが一番食べたがっていた雪の
ケーキ・アイスクリームケーキだよ しかもイブの残り物だからって安くして
くれたよカカオもそっとポケットに入れてくれたし今日はいいニュースだけ
だな えっへん サラの方は何かある」
「いいニュースは 巡回神父様から特別な日だからってお砂糖を貰った事」
「そりゃいいニュースだ 礼は言ったかい」
「シー パッパー」
「次に 嫌なニュースは」
「陰日なた屋の関係者と言う人が来てパッパ宛ての手紙を置いて行った事」
「確かに嫌なニュースだ どれどれ・・(家賃滞納に付き退去勧告致します)・・」
「パッパー 何て書いてあるの」
「・・・・何でもない・・・・さあ高級マンションの我が家に帰ろう・・ケーキだっ」
「うんっケーキだっ 高級マンションでね えへッ」


路地裏近くの大通り

横断路を渡るサラとパパ
向こうから陰日なた屋の車が突っ走って来る
目の前の見知らぬ子供が撥ねられそうになる
「キキキキキキッキー」
「・・・・アッ危ない」
「パッパッ」
そのまま走り去る車
「ダイジョウブ大丈夫何とも無い・・君は怪我しなかったかい」
子供のすそを叩いてやるパパとサラ
「ウゥッ ウェーンッ ウエーン」
「大丈夫・・一寸擦り剥いたね・・歩けるね ほらママとパパが待ってるよ」
「有難うございます何とお礼を申上げて良いやら貴方は息子の命の恩人です」
「それより直ぐ病院へ行ったがいい なんとも無い事を早く確認して下さい」
「えっ・・ はいっ・・・・ お名前だけでも・・・・」
「急いだ方がいいです 早く早く」
「・・仕方がない・・有り難うございました」
「バタンッ ビッビッー ムーチョグラァサス アディヨスアミィーゴ アミーガ」
路肩に停めてあった小型車に乗り込んで其の場を去るファミリー
「・・・・・・・・」
「パッパー さっきの暴走車 陰日なた屋の車に見えたけど」
「・・・・・・・・・・・・」
「ケーキだいなしだね 保冷剤もグシャグシャこれじゃ"冷蔵庫無しでも大丈夫"
のキャッチフレーズもだいなしだね」
「サラすまないね」
「ううん 気にしない気にしない」


小さな祭壇前の板切れのテーブル

手彫りの像に祈る父子
「(・・ケーキをだめにしたくない気持が一瞬の躊躇を招き あの子供に怪我を
させました お許しを・・)」
「(・・様ケーキは我慢しますので召されたママを一目でいいですから返して
下さい御願いします)」
すぅっー と裸電球が消える
「又停電か・・サラいつもの所のローソクを取って来てくれ」
「シー パッパー 今夜だけはローソクの方がいいよ」」
真っ暗闇の中 手慣れたように火を着けるサラ
「さあ今夜はイブだ本物の肉入りのジャポネウドンとパン代わりに
クイーンズビスケットそれから特別に砂糖入りのチョコレートだぞ
  パパはワインの代わりに取っといたラム酒だ・・我が家の総ての食料だ」
「うわっー凄いご馳走だ 砂糖入りのチョコレート 飲もっ飲もっ・・美味しいー」
晩餐が終わる頃 陰日なた屋屋上に旋風が吹いていた ツリートップの大看板の
ネオンがバチバチ撥罰と音を立てて消え其の暗い大看板が大きく揺れる
「ヒュー ビュー ヒュー ビュー」
大看板の揺れに吊られてクリスマスツリーが屋上から滑り落ちる様に浮く
  「ギギッギギギギギー  ズンッ」
と 路地裏サラのバラック近くに駐車中の陰日なた屋の車上へ乗っかると
其の重みで車はグシヤ愚者
「何だろうパッパー ツリーよ」
「ウワー凄い・・・・クリスマスツリーだ」
夜霧に沈む街の外れに煌煌と光る巨大なクリスマスツリーが出現する
大看板が外れ いつの間にか誰かがツリーに登ってトップを星に変えていた
「神様からの特別なプレゼントだよサラ」
「・・・・うんっ とっても綺麗なツリー 素敵ー パッパー」
「ローソクを消そう風も出ているし火の用心だ 何と言っても明るいよ」
そこに天空よりゆっくりと真っ直ぐに降りて来る一筋の光 明る過ぎて
大人には見えない光 其の星に当たり街中を急に駆け回ったかと思うと
バラックの天井に開いた穴より部屋に入って来る
「どうした サラ」
「・・・・誰か居る」
「・・・・・・・・」
暫し何かを惜しむかの様に語らう父子
柱時計無き家にも12時は等しくやって来た
眠り込んだ父子に寄り添う"時の言霊" サラの髪を優しく撫でている
「ママーもうアイスケーキ食べられないよ お腹一杯だよ うわーこれが雪ねっ
一度観て見たかったんだ 気持いいー 冷たーい 」
天井の穴よりサラサラと小粒のアラレが父子の顔に降っている
アンデスの山々に眠っていた夏雪の精が
総て今夜はこの街に集まって来たのか
  サラサラ サラサラ サラサラ サラサラ
 サラサラ サラサラ サラサラ
  満天の星の下 何も無かったかの様に街は
薄っすらと真夏の霰に覆われてゆく・・
聖夜である
・・・・・・・・
「メリークリスマス 今夜はゆっくりとお話ししましょう サラ 貴方・・・・」・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・








一句 : いずこにや 国の明日を 知る者は
一句 : 本物は 未だ生まれず 民本音
  


* 本文外・・・・・・あれから二十何年経ったろう・・・・時は等しいから 正教の
ボリッが名付け親でカソリック・国教会・神道・チベット仏教・ユダヤ教・回教・
ヒンズー等勿論メソディストの友も仲間とする浄土真宗のミィーオが宗教を
越えた企画者兼推進者で魔法のテーマパークが出来たら其の事業純利の
一部が親の齢に成っているはずのサラの・今でも多くいる世界中のサラへ
廻り回って届くようにしますから 満天の星に祈って もう暫らくもう暫らく・・
陰湿妨害はありますがこちらも頑張ってます命懸けの約束ですから・・・・
神を恐れぬ者 無神教者ゃ経済宗教屋政治宗教屋等の思い込み者未だ有り
石頭の心を開くにはもう少し時間が必要です・・親無し施設無も一方の現実
* ミィーオ曰く「 神様どうしは仲が善い・・問題は神に無断で神の名を使う奴」
* かみさま嘆く「 今 言霊も怒っている 軽軽に魂無き言動の思い違い者を」
('01/5記)




コラム日本発・新進化論  
 「ツンツン ツンツン」鳩が窓を叩く
朝食の残り物のパンをちぎって投げる
その中の片足の無い一羽が私の手の甲に
乗って「クウクウ クウ食う」と催促する・・
最初の手術の為に仕事を持ち込み乍らの入院
だったが 其の日から其の鳩に思いを巡らしてみた
人間の食糧の対象に成っていたと考えられる太古の
河原鳩それがいつの日か戦いの通信手段として使役
鳩に即ち伝書鳩に改良されたのは いつの事だった
ろう境内に住む土鳩は河原鳩から伝書鳩からどうい
う進化をたどって来たのだろう しかしこの片足の
鳩は自身の半生の中でも相当な進化を遂げて来たに
違いない病院隣の大学構内に伸びる高木に巣くう鳩
達に誰か心無き悪戯をしたのだろうか 無分別に捨
てられた水辺の釣り糸に足を捕られたのだろうかと
考えると 親鳩の保護下 最初は人に餌を貰い誰に
でも馴親しんでいただろう が足を無くしてからは
人は恐怖其の物だったかも知れない そしていつの
日か再び人間を信じられる様に成ったのである
見舞いに来てくれた書生の一人に其の事を話すと
面白がったので それをきっかけに入院の慰めにと
思考を巡らし 鳩ならぬ人間のハートアンドマイン
ドの行く末を新進化論(小概論)として立上た 以後
同じく私人として見舞いに来てくれた在日外交官達
や内外の教え子友人知人達にも見舞いのお礼に貧乏
な私と鳩の件で新進化論を話したら好評だった・・・・
あれから十数年たつが21世紀を見据えて再び述べて
おくキーワードは歴史のうねりと個体の生涯である
原始人は腹が空く事は即ち動植物を得る事と同意語
だった 自分が生きるだけの為に目の前の食糧を採
る 強い動物を見ると逃げる事も憶え 家族単位の
生活では簡単に逃げられない事もあって防御用の武
器を手にしたであろう もっと安心して暮らす為に
集落を形作り食糧の得やすい所を武器と共に移動し
人族同士での殴り殺し合いも生き抜く術で感慨無し
"くに"が出来最初は堀を廻らし尊の下防御の平安が
あったろう しかし理由の如何せん領地の拡大の為
戦争と呼ばれるものが始まり 国堺が出来てからは
権謀術策も加わり 戦いは殴り合いから切り合いへ
狼煙 伝書鳩 早馬 くぐつ間者 統一国家では
長槍 火攻め 水攻め 火縄 大砲と束の間の平安
陸地での疲弊をよそに世界の海では今も続く海賊戦
近代に入っても国土 食糧 血族等の為と目的は
多様化し 武器も総合火力へと変化するも
ハートアンドマインドは力が総て戦力が総てである
中世のころより記録に残る騒ぎたて何かを取る後に
戦争のパターンは今も一部に続いているが戦力即総
てのパターンはベトナム戦争を途中で切り上げた頃
より変化し人道に対する罪のある無しが開戦理由の
第一になった 人間は有史以来土地の為食糧の為等
の理由で殺し合いをしてきたのである 自国の存亡
の為ならどの国でも"チカラ"が総てであったしかし
世界の賢人達が冷戦の終結を本気で願い語り始めた
頃より人間の個体の生涯や半生の進化が歴史のうね
りと連動し始めたのである まるであの片足の鳩が
最初に窓を叩いたのと同じである進化は何処ででも
始まっていたのである 其の後のノルウェーの森の
出来事は世界に知らされた一例である 又進化を阻
止しようとする者達も退化する者達もまだまだ居る
のも現実である当分は警察力としての軍事力は必要
が 人間の進化は間違いなく続いている NPOの進出
もそうだ 確かに戦争 科学の進歩 平安の連続が
今迄の人間の歴史である だが食糧の進歩に目を向
けて見よう 最近言われている遺伝子組替え植物で
ある 其の植物が人間の未来への進化を決定づける
  それは現在はまだまだ動物性蛋白質に頼らなければ
生存出来ない人間だが 21世紀のある時期から全て
の人間が植物性蛋白質 例えば血の滴る様な植物性
ステーキを食する事が出来るようになるとどうだろ
う大戦はなくなって行くだろうと予測可能だ 地域
戦も先細りだろうと しかし其の後の未来はどうだ
ろう有史以来の人間同士の殺し合いがなくなるのか
それには人の遺伝子が持っている闘争本能をどうす
るかである 人が動物を自分の食糧の為殺傷しなく
てもいい状態が続くと遺伝子は自ずから一気の進化
を果たすのである 勿論個々の不測の犯罪は別であ
るが人類全体の食糧の為の殺傷の終了宣言は21世紀
中頃から後半にかけてあり運が良ければ寿命尽きる
前に私も世界で最も平和に知力を持って総合的に尽
くした国の一つである立憲君主国日本でそれを聞け
るかもしれない それから世界の牧畜業に与える影
響だが人間に残された唯一の枯渇しないエネルギー
マインドが有るので心配御無用 酸素供給源の森を
残しての世界の農地はまだまだ不足している牧草地
は最高の穀物農地に変わりうる ハートとマインド
と科学のバランスがとれた時はである 世界の科学
者農業従事者穀物会社及び賢人達の更なる努力に
期待して日々前進しよう着実にゆっくりと急ぐのだ
他の進行中及びこれから始まるプロジェクトと
併せると相当な平安への準備に成るに違いない
新進化論は心進化論でもあり未来は明るいと

時効に成ったから言うんですが御免なさい
病院だけでは鳩に餌をやってはいけません
可愛いからついやるが
衛生上危険です
御免なさい
要注意*今も無断便乗・盗作が目に余る
現世の閻魔の存在に注意されたし
付け焼き刃は己だけでなく地獄の大悲運に落ちる
・・・ ・・・ ・・・ ('99/8更新)

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尚この四コマ小説集内のコラム 未来物 戯曲以外の実録四コマを
各キーワードで繋ぐと複数の長編小説や超時代巨編に成るが
バックsりのものが必ず有る様にしているので其れが
再掲載された時に読者がコピーペーストしていたものと
組み合わせて見ると其処に現れる・・頑張れ
一朝一夕の読み切りも繋ぐべし・・
して優秀な読者は優秀な作者でも有る
(掲示板よりと有る分は当然メモ代わりの自筆の掲示板よりの意)
(四コマは起承転結ではなく一瞬の仁道機微を心の洗濯を四節で表現)
& 疲れている人を見たら伝えて下さい この元気の出るHPの事を!!!!



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