2006/05/13 

Nippon Kogaku NIKKOR-T 10.5cm/4  

 -東京都・八王子市・アヤメ- 

大阪時代、大阪駅前の地下の中古屋で精進したレンズです。ケース、フード、レンズキャップ付きで割と手頃な値段で転がっていました。

通称“マウンテンニッコール”と呼ばれる本レンズは、ニコンカメラ(S型)用の廉価版望遠レンズとして誕生し、後に一眼レフのニコンF用にマウントを変えた物が発売されました。当然廉価版ですから上位レンズの10.5cm/2.5よりも安かったのですが、現在に至っては、本レンズの独特のフォルムと希少性で取引価格が逆転しています。

写りのほうも、昔のレンズといって馬鹿に出来ないシャープさを持っており、焦点距離が105mmの望遠レンズの割に寄れて、花の写真にもぴったし。

絞りも廉価版のためプリセットになっており、マウント側に至ってはシンプルな構造。よってFマウントのカメラだと全て制限なく装着できてしまうので、地味ながら最強の105mm、もとい10.5cmのレンズかと思います。

このあたりの詳しいことは、佐藤治夫/大下孝一両氏著書の「ニッコール千夜一夜物語」朝日ソノラマを熟読願います。(^^)/°°

下の写真は、本レンズのボディー装着例です。写真1は、ほんの5年程まで小学校の運動会で父兄が持ち込む機材のベスト5に入る、ありきたりな組み合わせです。何せ廉価版のレンズですから、10軒家があったら5・6軒はあったと記憶します。

写真2は、最近の写真学校の学生が、課題の作品づくりで新宿界隈で最も見かける組み合わせですね。「カメラなんて高いんだから、家のカメラでも使いなさい!」「でも父ちゃん、時代はデジなんだよ。学校でもデジばっかしなんだよ」と親子の意見の折半を感じさせますね。(^^)/°°

  写真1

  写真2

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