CHANGE OF HEART / CHANGE OF HEART
イギリス出身の今どきメロディック・ロック・バンドが'98年に発表した1stアルバム。イギリスのメロディック系フェスティバル、THE
GODSの出演バンドとしても常連で、この手のバンドの中ではホープ的な位置付けにあると言ってもよいと思う。先に聴いていた2nd『CONTINUUM』がイマイチ体質に合わなかった(明るめの曲オンリーということと、ヴォーカリストの声質等)ので、大して期待せずに中古盤で入手したのだが、これはまあまあの内容だ。特にキーボードがプログレ・ハード風に活躍してくれるところが嬉しい。ベスト・トラックは(4)"When
It's Love"で、これは泣き…というか哀愁のメロディが効いている佳曲。他の曲は総じて「まあまあ」だが、(4)1曲でも買った価値があったと思う。ただし、2ndを聴いた時にも感じたことだが、このヴォーカルはあまり上手くない…というか、高音部で思ったところまで声が出きっていないという、声域の狭さが残念。メロディック系のロックにおいては、ヴォーカルの実力というのが大きく左右するのだなーということを改めて実感してしまう。1st、2ndを聴く限りでは、やはりまだまだマニア向けのバンドというところだろう。 (hatch)
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MILLION MILES AWAY / PASSION STREET
MEGAROCKなるマイナー・レーベルから'94年にリリースされたアメリカの6人組メロディック・ロックバンドのデビュー作。バンド名もいかにも「それ系」だが、BOSTONの『THIRD
STAGE』を思い切りチープにしたようなジャケットが何とも微笑ましい。ツイン・ギターにツイン・キーボード(1人はヴォーカルも兼任)という重厚な構成の割には薄っぺらいサウンドで、B級感満点の作品だ。ヴォーカルの音程も甘いし、テクニックも並で、すべてにおいて詰めの甘さを感じさせる内容となっている。リリース時期等も鑑みて、1ST
AVENUEやVIRGINIA VALUEといったB級メロディック・バンドに通ずるところが多く、よくある1枚といったところ。基本的にはJOURNEYフォロワーの1バンドと考えていいだろう。ラス曲の"Strangers"は一瞬THE
STORMの"I Wanna Be The One"を思わせるようなメロディが出てきて期待したが、歌メロは並。一番いいのは(3)"Samantha"かな。一応、特別すべき点としてはギタリストのメロディ・センスで、ギター・ソロではなかなか美味しいフレーズを披露してくれている。全体的には「LONG
ISLANDに在籍していました」と言われても違和感なさそうなタイプのバンドだ。'90Sメロディック・オマージュ的作品。 (hatch)
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RICK DANKO / RICK DANKO
77年、ザ・バンドの歌うベーシストのソロ1作目(って2作目は遺作だ;)。涙声で裏返っちゃうとこなんか最高で3人いるザ・バンドのヴォーカリストの中で一番好きだったりする。歌えるベーシストといえばジョン・ウェットンであり(強引)、見た目的に晩年(!)は見る影もなくなってしまったところも共通しているが…当時「ラスト・ワルツ」でロビーと画面を二分しているショットはどれも最高ですね。で、同映画で彼がスタジオを案内して最初の数十秒が流れるのがこのアルバムに入った"Sip
the Wine"で、これを最後まで聴きたくて買ってきたのだ。とりあえずA面ラストだしこの曲がハイライトだと思うけど、変な展開なんだよね。Aメロ→Bメロ→サビ→インスト、と行ったきり戻ってこないまま終わってしまうがなぜか4分45秒もっている。素晴らしい!
枯れたギターはロビーだと思っていましたが、今回クレジットを確認すると"Java
Blues"で弾いているだけ。これがまた見事に得意の奏法連発で、他の曲とは違うんだ!と主張しているような。こういうアルバムを楽しめるようになったのは年を取った特権だね、とにんまりしてワインをあけるのでした。 (Kyon
Anderson)
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