THE WAY OF DEFENDER / ARAFEL
 ロシアのブラック/ヴァイキング・メタル・バンドの'03年リリースの1st。アコギの旋律、シンセによるシンフォニックな味付け、そして疾走、激烈で邪悪なVo…というのがオープニングの
"The Birth"の印象。Voの悪さを、ゆるいシンセが中和している感じ。もっとゆるゆるだと私のストライク・ゾーンなのですが、このぐらいの聞きやすさは王道過ぎて個性薄れる。ブレークして、おーおーおーという男声コーラスも印象的で、そこがヴァイキング・メタルを強調している。ま、全曲疾走曲なので、私の好みのヴァイキング・メタルではないですよ。どうしても同じような曲に聞こえてしまいますし。でも"On The Dark Way"のブレークして、笛をバックに男性Voが普通声で歌うパートなどは、すっかり頭に記憶されちゃいますけどね。同じパターンで"Requiem"でのヴァイオリンと男性Voもはまりますが。Video Clipを1曲収録してます。Voは顔も邪悪な感じでした; 中世の戦闘シーン?をバックに、歌ったり、演奏したりしております。なかなか頑張って曲の雰囲気を伝えようとしてますねー。http://arafel.musica.mustdie.ru/ (純生)


BLACK FIRELAND / ASGUARD
 なんとベラルーシのメロデスですよ。'03年リリース。辺境過ぎて、国についても調べてしまいましたよ。'90年にソビエト連邦から独立した国です。こんなところのメタルを聴くのは初めてです。公用語はペラルーシ語とロシア語で、前者で歌ってくれたら辺境メイニア的には最高!なのですが、期待を裏切り英語で歌ってますよ; ま、ロシア語とベラルーシ語の違いなんてきっとわからないだろうけども。で、Voはデス声でいて、疾走しながらメロディアスなメロディを奏でているメロデスをやってます。ギター弾きまくり。正統派メタルっぽさもあり。いきなりシンセがふわーと入ってくるような曲はいいなあとは思います。メロディがとても優しいです。
MANOWAR"Metal Warriors"のカヴァーをデス声でやっているのは微笑ましくて、にやりとしてしまいます。まあ、オリジナルの曲が良すぎですから。そのオリジナルを壊しにかかっている点は評価です。全体的には、まあそんなに個性的でもなく、ベラルーシということだけが記憶に残りそう。(純生)


REPHORMULA / EPHEL DUATH
 イタリアのアヴァンギャルドなシンフォニック・ブラック・メタル・バンドの1st
『PHORMULA』の再発盤。ジャケを変えて、5曲追加したアルバム。先にオリジナルを聴いていて、ちょっといまいちなんて感想を書いているのですが、本作は1stの再発とは気がつかないままに聴いて、むちゃくちゃいいじゃん!なんてはまってしまいましたよ(苦笑)。アグレッシヴで、デジタルで、スピーディーで、そして変なメロディを奏でていて、とても面白いです。変な音が交差する感じ。そしてアグレッシヴな反面、とてもゆるい可愛らしいメロディが鳴ってたりするところがいいのです。そして追加された5曲がまだいいです。2曲はリミックスで、よりデジタルなところが全面に出ております。3曲は'98年リリースのデモ・テープ『OPERA』からの楽曲。1stの曲よりも、シンセのゆるいメロディが全面に出ていて、とても和めます。シンセのメロディがとても豊かです。たとえ速い楽曲であっても。そして私は必然的にSUMMONINGを遠くに思い出すのですよ。他のアルバムも聴かなくてはね。http://www.ephelduath.net/ (純生)