TEARFALL / FORGIVE-ME-NOT

 ロシア出身の3人組ゴシック・メタル・バンドの'98年リリースのアルバム。これがなかなかいいです。のりのりのPARADISE LOSTタイプで、Voも低い普通声です。サウンドには荒削りなところがありますが、楽曲がどれもノリノリで軽快なのがいいです。どの曲も印象的というのもいい。"You And Me"なんて、HANOI ROCKSみたいなのりのりのロケンロールだし。なんて、みんな初めて感じがしないので、バンドとしての個性はいまいちなんでしょうね。"Neverland"のイントロで聞こえてくる独特のギターの音色にどきっとする。これ聴き覚えがあります。すぐに思い出しました。同じくロシア出身のGODS TOWERというドゥーム/フォーク・バンドが出していたギターの音色と一緒です。ロシア特有のものなのでしょうか。また、2曲では女性Voもばっちり入ってきます。ロシアのおねいさんも綺麗なのでしょうか?  (純生)


CHRONICLES OF HETHENESSE / FURTHEST SHORE

 フィンランド出身の6人組ヴァイキング・メタル・バンドの'99年リリースのアルバム。NO COLOURSレーベルのサンプラーにも収録されていました(余談ですが、ネットでバンド名を検索したら、I.S.E.のサイトで自分がレビューしているサンプラーが見つかったのです;)。このアルバムはSKALOIC ARTというドイツのレーベルからのリリースです。まずシンセによるイントロが非常に哀愁漂っていて、ぐぐっと気分が盛り上がらせてくれます。本編はくさくさな楽しいヴァイキング・メタルではなくて、ゆったりとした気分にさせてくれるようなヴァイキング・メタルです。Keyのメロディもとても映えていていいです。アトモスフェリックな雰囲気もあります。Voは普通声で、へろへろなオペラチックな感じ歌ったりもしています。どの曲もヴァイキング魂が炸裂していて、気に入りました。そのメロディにぞくぞくさせられる部分も多々あります。素晴らしいです。  (純生)


LAMENTS / GOTHIC SEX

 スペイン出身のLord Gothic(Male Vo, G, Programming)とLady Gothic(Female Vo, B, Programming)からなるゴシック・デュオの'97年リリースのアルバム。スプリットとかEPも出しているようですが、フル・アルバムとしては、これが2枚目になるみたいです。なんとなく、もっとゴスっぽいものを想像していたのですが、ちょっと違いました。かなりゴシック・メタルしています。ただ、ゴシック・デュオということでも共通のあるLACRIMOSAから、大仰なシンフォニックな部分を全てぬいた感じでもあります。ギターの奏でるメロディがいいっす。男女2人は白塗りしてます。メインで歌っているのはLord Gothicの方で、柔らかなデス声とゴシック声を歌いわけている感じ。緩やかで豊かなメロディの楽曲です。メロディが切々としていて印象的。4曲目の"Bloody Love"でやっと女声が入ってくる。のりのりのメロディがキャッチーな楽曲に、ふわふわソプラノVoがのってきて、かなりいい感じ。"Alone In The Dark"はピアノ入りのイントロからして、ぞくぞくとさせられてしまいます。この曲は掛け合いのようなデュエットで歌われてます。CD-ROMコンテンツもあって、短いながらも6,7曲のビデオ・クリップを見ることが出来ます。なかなか上品な作りです。ただし、ライヴはかなりエッチな感じでSMチックなショーをしているようです。わーい。 (純生)


RARITIES / GOTHIC SEX

 こちらは'99年リリースのアルバム。スタジオ曲5曲に、ライヴ5曲、カヴァー曲1曲収録です。スタジオ曲はどれも、のりのりでかっこいいです。よりメタリックになっている感じもします。相変わらずギターのメロディが印象的でいいです。それでいて、メランコリックな部分もあるのですから、こりゃいいバンドですよ。ライヴの方には『LAMENTS』アルバムからの曲も収録されていますが、また"Alone In The Dark"でいちいち感動している、自分がいます; へいへいへい!なんてかけ声もかかっちゃうぐらい、ライヴは盛り上がっている様子がわかります。悲鳴みたいな声援も聞こえてくるし。いいなあ。あとW.A.S.P."Wild Child"のカヴァーをやってます。オリジナルに忠実なアレンジでやっているのですが、メインを男性Voが歌って、サビのバック・コーラスの部分を女性Voが歌うという工夫が素晴らしいです。    (純生)


TOO COLD INSIDE / IN DARKNESS...

 ポルトガルのECLIPSEというレーベルから'97年にリリースされたポルトガル出身のゴシック・メタル・バンドのアルバム。Key入りで、アトモスフェリックな雰囲気を出している。Keyとピアノのメロディも映えていて、なかなかいい。楽曲も暗い中にも躍動感がある。Voはデス声。あっ速い曲になると、シンフォ・ブラックみたいな感じになる。かっこいいです。どの曲も静かで暗く美しいKeyによるイントロがついてます。  (純生)




Home