PROXIMA CENTAURI / ANCIENT
ノルウェーのブラック・メタル・バンドの'01年リリースのアルバム。このバンドも地道に頑張っていますね。かちっとして、メタリックな音像なのですが、ちりちりと寒々しいリフが鳴り響いております。オールド・スタイルのブラック・メタルな部分をも残しているのがいい。とはいえ、近年のアルバムと同じ路線で、特に変わったことをやっているわけじゃないです。メタリックな部分がちょっと後退しているようには感じたのと、シンフォニックな曲がちょっとあるかなー。Keyと女性Voを兼ねるDeadly
Kristin嬢はアルト声でところどころでちょっとだけ歌ってます。あっメインは男性ブラック声です。"Satan's Children"は重厚で遅くものりのりな曲(表現矛盾している?)で、HYPOCRISYっぽい雰囲気があります。カヴァーかと思って確認してしまった;
"Eyes Of The Dead"はシンフォニックなシンセがこのバンドにしては派手に入っているようです。そのメロディ、結構印象的で、気に入ってます。Deadly
Kristin嬢はソロ・プロジェクトもやっているみたいですね。興味あります。私が買ったのはMETAL
BLADE盤ですが、なんと日本盤も出ているんですね。ボーナス・トラックはIRON MAIDENの"PowerSlave"のカヴァーみたいです。いやーん、聴きたかったわーん。 (純生)
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MELANGE / ARTROSIS
ポーランドの女性Vo擁するゴシック・メタル・バンドの'02年リリースのアルバム。先にポーランド語盤を聴いていますが、これは英語盤です。ポーランド語での発音に慣れてしまっているせいか、英語で歌われるのはかなり違和感があります。おねいさんも歌いづらいのかもしれませんね。元々まったりした音楽性ですが、ポーランド語盤を聴いた時も感じた通り、やはりデジタルの音を更に導入していることで、ますますまったりしている感じ。これ1枚だけ聴くと、いいアルバムと思うけど、これまでのアルバムに比べるといまいちかなー。ラストのボーナス・トラック扱いのインスト曲"Impre Sjon"はやっぱりいい。 (純生)
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BEWARE THE HEAVENS / SINERGY
キンバリー・ゴス(元DIMMU BORGIR, THERION)、アレキシ・ライホ(CHILDREN OF BODOM)、イエスパー・ストロムブラード(IN
FLAMES)、シャーリー・ダンジェロ(ARCH ENEMY)、ロニー・ミリアノヴィッチ(DIONYSUS)という豪華ラインナップで制作されたSINERGYの1st。北欧メタルという言葉をHR/HMファンの間に浸透させた実力派が結集して作ったこともあり、極めて素晴らしい内容になっている。1曲目"Venomous Vixens"はLead Guitarを担当するアレキシ・ライホのペンによるものであるが、本業CHILDREN
OF BODOMの色を出しながらも旧きよき時代の正統派メタルを思い起こさせるようなクールさをもった作品に仕上がっている。スウェディッシュ・メロディック・メタルの守護神HAMMERFALL、元IN
FLAMESのメンバーとともに始動させたDIMENSION
ZERO、ノルウェイジャン・ブラック・メタルの新鋭GRIEVANCEなどなど…北欧メタルを語る上では決してはずすことができないほどの存在となったイエスパー・ストロムブラードによる2曲目"The Fourth World"はらしさがよく現れていて微笑ましいけれど、IN
FLAMESにブラック・メタル・フレーヴァーを少々加えた!?感じ。自分がこの世で最も尊敬する作曲家の一人であるロニー・ミリアノヴィッチが作曲した(3)"Born Unto Fire And Passion"はクラシック音楽をしっかりと学んだであろうロニーの豊かなセンスが炸裂している佳曲で、哀しいけれど美しいメロディに満たされたインストゥルメンタルは涙なしに聴くことができない!!
キンバリー・ゴスの気合のこもった歌唱が印象的な5曲目"Beware The Heavens"は個人的にSINERGY史上最高の作品であり、正統派/様式美メタルの新たなモデルとして末永く語り継がれて欲しい楽曲だ。間奏において聴かれるアレキシの華麗なギターソロは鳥肌モノなので、SINERGYを知らない人達には一聴することをつよく薦める。6曲目"Razor Blade Salvation"はバラード的な作品で、荘厳な雰囲気はブラックメタルに通じるところがありその手が好きな人にもアピールするかもしれない。疾走チューンを聴いた後は、"Razor Blade Salvation"のようなゆっくりとした癒し系の曲で一休み。CDのトータル演奏時間が短いということもあるが、メリハリがあって最後まで一気に聴きとおすことができる好盤なので、これからヘヴィ・メタルを聴いてみようかな考えている人にプッシュしたい。
(WINDIA)
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