BLACK FLAMES / FINNUGOR
 ハンガリーのブラック・メタル・バンドの'02年リリースのアルバム。地味に暗くシンフォニックな感じ。男性Voはぎゃーぎゃー叫んだり、ゴシック・メタルっぽく渋い声で歌ったり。デジタルな音も控え目に入ってきてます。ドラムはマシーンみたいです。正直、いいところを探すのが大変なのですが、中盤の"Greatest Myth Of Magic"はとても印象的なシンセのメロディで、ぷち名曲レベルにしたいかもしれません。この曲なんかは完全にゴシック・メタルです。あっゴシック・メタル扱いにしちゃいましょうか? そうすると俄然愛着が沸いてきます! 頑張れ、ハンガリーの変なゴシック・メタル・バンド!http://www.finnugor.ini.hu/   (純生)


SENYAAN / FORGOTTEN SILENCE
 チェコのゴシック・メタル・バンドの'98年リリースの2枚組アルバム。サウンドは何でもありという感じで、曲展開も唐突で普通じゃないし、プログレッシヴ・ゴシックとかカテゴライズされているみたいです。10分以上の長い曲をやってたりします。1番長いのは22分。"Chapter 1"から"7"までの7曲がメインで、その間に短い曲とかが入ってます。メインは男性デス声Voですが、とてもいい歌メロで歌ってくれる女性Voもいます。以前にくれより前のリリースの黒いジャケのアルバム『THOTS』を聴いているが、正直いまいち。でも、このアルバムは大化けしてます。白いジャケットのイメージもあり、サウンドもとてもクリーンな感じ。女性Voのアカペラによるハーモニーがとても美しい"The White Roses"はEnyaにインスパイアされた曲とかで、Enya"China Roses"の一部分のカヴァーも導入されています。"Chapter 7 - The Strange Being"が一番好きな曲で、女性Voが明るく歌うこの曲は、ゴシック・メタルでもメタルでもなくて、普通のポップスみたいな感じ。でも変な曲展開が待ち受けていたり、モダン・ジャズっぽいサウンドも変。またクレジットを見て分かったのですが、オープニングの"Once Upon A Time"と2枚目のラストの"We, the Strange Beings..."はTom Waitsにインスパイアされた曲だそうです。今年のベスト・アルバムの1枚にしたい。      (純生)


GONE WITH THE SIN / HIM
 フィンランドのロマンティック・ゴシック。'02年リリースの2ndからの5曲入りシングルです。シングルのBOX SETでも聴いていますが、それより以前に買ったものの感想を未だ書いてませんでした。タイトル曲は彼ららしいバラード。心に染みます。Album VersionRadio EditOrchestra Versionを聴くことが出来ます。気になるのはOrchestra Versionで、弦楽器が上品に生音っぽく鳴り響いています。"For You"はアコギ・ヴァージョンを収録。Voの巧さとなよなよっとした歌唱がより際立ってます; "Bury Me Deep Inside"はライヴ。女の子がきゃーきゃー言ってます。   (純生)


PARADIGMA DIGITIZED / KATAR
 ロシアのインダストリアル・ポルノ・ブラックのアルバム。ポルノな部分は歌詞はどうだか分かりませんが、音的には何もなくて、ジャケットやブックレットで女性同士でキスをしている写真によるものです(CDの面では乳首噛んでます;)。で、ブラック・メタルというか、音的にはアバンギャルドなインダストリアル・ゴシックでもいいわけで、ピコピコした電子音と民族音楽のフルートみたいな音(といっても、これもきっとシンセ)と共にシンセ満載のゴシック・メタルをやられている感じ。男性Voはがなるように歌ってます。音はごちゃごちゃにはなっておらずに、分かりやすいメロディアスと感じる音も出していて、とても印象的になり、いい曲ばかりです。妖しい民族音楽っぽい部分もあり。単純明快に面白い! なかなか気に入りました。  (純生)


TRIBUTE TO UNS SELBST / KNORKATOR
 もう初めて聴いてからしばらく経つのですが、やっと大好きなバンドのことを書きます。ドイツの3人組変態ゴス・バンドです。'00年リリースのアルバム。いろいろなことをやっているのが変態です。ジャケットが変で、ブックレットでメンバーが脱いでいたりしているのも変態です; こんな変態は嫌いですけど。ドイツ語で歌っていて、ゴス/インダストリアルが基本で、メインで歌うのはゴスっぽい力強い男性Vo、そこに男女混声のクワイヤが入ったり、力強いのりのりのゴスだったりします。で、ソプラノ女性Voも大活躍なのですが、かなり素晴らしいのですよ。"Weg Nach Unten - Campingmicks"は特に名曲レベルで、歌メロの切なさにぞくぞくしちゃいます。しかしですよ、日本語のサイトで彼らの紹介がされているページで読んだのですが、それは男性メンバーの一人が歌っているんだそうですよ; 韓国のブラック・メタルSAD LEGENDもそうでしたよね; うむー。こんなところでまた変態ぶりを発揮されてしまうとはね。http://www.knorkator.de/
http://knorkator.hp.infoseek.co.jp/Knorkator/knorkatorindex.html  (純生)