THE NEW ATHENS ETHOS / AESMA DAEVA
 アメリカの女性Vo擁するゴシック・メタル・バンドの'03年リリースのアルバム。聴くのは3枚目ぐらい。これまで聴いてきたアルバムと路線は同じで、バックはごりごり言っていて、結構デス・メタルなのに、そこにシンセとオペラチックなソプラノ女性Voが入ります。AMARANとかALASと方向性は同じかも。こっちの方がもっと、宗教的で雰囲気ものっぽくて、マニア受けするタイプだと思いますが。オープニングの8分にも及ぶ"The Origin Of The Muse"がちょっとした名曲レベルかも。ごりごりした無骨で無粋なギターと、いい雰囲気の他の音との違和感がいいところです。チープな感じもするんですけどね; "Artemis"のとても優雅なメロディ、そして歌メロもとても好きです。しかし、アルバム全部で76分もあるので、もともとだらだらした音楽なのに、それに拍車をかけています。途中からは結構きついです。17分なんて曲もあるし。(純生)


SKOGSFLOT / BARKA VALL
 フィンランドのトラッド・メタル・バンドの'00年リリースのアルバム。楽器のクレジットが現地語で書いてあるのでよく分からないのですが、北欧の方で使われるフィドルっぽい楽器、ホイッスルっぽい楽器入り、ドラム入り、ギター控えめ。軽快で踊れるケルトっぽいメロディを奏でています。更に素晴らしいのは、声色が違う2人の女性Voを擁しているところです。2人とも美形っぽいのに、ちゃんとした写真がないのがとても残念です。オフィシャル・サイトのはありましたが…一人になってしまってます。一人はふわふわのソプラノ声で、もう一人はもうちょっと低い声で力強く歌ってます。2人のVoが上手くデュエット状態になっていて、とてもいい感じです。更に歌詞もフィンランドの言葉みたいなので、発音が英語と違うのがいいですよね。メタルなLION MUSICからのリリースですが、これは純然なトラッド・バンドのサウンドとしてもいいかもしれません。トラッドっぽくないエレキ・ギターも曲によっては入ってきますけどね。それと、メタル側のバンドだと思って聴いたので、トラッド度の高さに喜んでいるのであって、トラッド側のバンドだと思って聴いていたら、ちょっと喜びも下がっていたかも。それから、どの曲もそれなりに印象的でいい曲ばかりです。シークレット・トラックはキャッチーな曲でトラッドの雰囲気なし。きっと誰かのカヴァーなのだと思う。分からないのがちょっともどかしいです。http://www.barkavall.com/  (純生)

FROM ASHES & DUST / GALADRIEL
 スロバキアの男女Vo擁するゴシック・メタル・バンドの'02年リリースの4th。初めて聴くのですが、このバンド、'04年までに5枚のフル・アルバムをリリースしています。こんなに素晴らしいのに、そして1stから女性Voがいるのに、これまで聴いてこなかったのはとても不覚です。残り4枚を聴くまでは死ねません。生きる楽しみが見つかりました。のりのりな遅いメロデスっぽい曲調をシンセでシンフォニックに装飾しています。シンセはVoのおねいさんが兼ねてます。ちょっとおばさんっぽいルックスですが、上品っぽくて好き。そして肝心の歌声はふわふわソプラノ声なので、とても満足です。メインは男性デスVoで、おねいさんのフーチュア度はデス声よりは下ですけど。"Dark Erotica"が名曲レベルです。アップ・テンポのいけいけな曲調ですが、優雅なシンセとギターの奏でるメロディがいいし、なによりもおねいさんの高揚感ある歌メロが素晴らしいです。めろめろです。バラード調の"The Remembrance"はドラマティックなところ、そして淡々としておねいさんの歌メロがまたいい曲。後半3曲は短い曲とはいえ、インストなのがもったいないなー。でもラストにはBLIND GUARDIAN"The Bard's Song - The Hobot"のカヴァー収録。オリジナルも微かに覚えているかな。デス声と女性Voのデュエット状態がなんか優雅な仕上がりになってます。…メンバーの一人、HELLOWEENのTシャツ着ているものなー; しかし、残念なのは動画のクレジットがされていて、うわ動くのか!と喜んだものの、実際にはファイルが収録されてません。ひどいよ! http://www.galadriel.sk/ (純生)