FORECAST EP / AKIN
 フランスの男女Vo擁するゴシック・メタル・バンドの'03年リリースの6曲入りミニ。新曲3曲と、MOONSPELLのカヴァー、それと1st『VERSE』収録曲の別ヴァージョンを収録。新曲は3曲とも、まあまあかな。1st収録曲の方が名曲レベルだった。ま、それでも、THE GATHERINGのAnnekeに似た声色のおねいさんの清涼感溢れるVoがいいです。ほんとAnnekeに似ていて、ドキっとしてしまう部分ありますね。"Opium"はわざわざMOONSPELLのカヴァーなんてクレジットしなくても、AKINを聴いているような人はみんな知っているから大丈夫ですよ!と言ってあげたい。選曲が渋いですよね。演奏部分には、お! MOONSPELL!と思うものの、おねいさんが爽やかに歌い上げると、まるで別の曲のようです。そこら辺が面白いかな。男性デス声が入るのがまたオリジナルとは違和感あっていいです。"Dreamland"のアコースティック、"To One In Paradise"のAlternative…と、1stの中でも名曲レベルをまた違ったヴァージョンで聴かせてくれるのはとても嬉しい。でも、オリジナル曲に比べると、歌メロ以外では、いじり過ぎているせいか、名曲ががたがたと崩れていき、良い思い出を壊されていくような…;  CD-ROMコンテンツも収録です。ライヴ映像も収録されているのですが、私のPCでは見ることが出来ず…。(純生)


ALLES LUGE / LACRIMOSA
 スイスのゴシック・メタル・バンドの'93年リリースの4曲入りシングル。バンドにとって初めてのシングルですね。まだおねいさんはいない時期です。タイトル・トラックはキャッチーでノリがいい曲。ギターもかなり全面に出ている。そのSANGUIS-MIXは、なんかこもった音像になっていて…なんだこりゃ的。バックに女性Voが聞こえる。これって、オーストリアのゴス・バンドSANGUIS ET CINISのメンバーによるミックスなんだろうなあ。"Diener Eines Geistes"も同じ路線のやたら元気な明るい曲。初期LACRIMOSAらしい暗さがまるでない。ラストの"Ruin"のみがひたすら暗く、盛り上がりもなく、淡々と終わっていく…。つまらない曲だか、こういう曲の方がLACRIMOSAらしいなあと思ってしまう。(純生)


HALFDECADANCE / STROMMOUSS HELD
 ポーランドのインダストリアル/ゴシック・メタル・バンドの'04年リリースの2nd。1st『BEHIND THE CURTAIN』AVANTGRADEからでしたが、本作は地元ポーランドのMETAL MINDから。1stのことは変態シンフォ・ゴシックという風に書き留めているのですが、本作は更にゴシック・メタルから離れて、インダストリアルに行ってしまったかなあ。だらだらし過ぎていて、ちょっと退屈さも漂います。後期SEPTIC FLESHを更にだらだらにして、だめだめにした感じ。そんな中、"Era Depression"のスケール感の大きいシンセのメロディには耳を引かれてしまうわけですが。"Restles Souls (...from the bruised nest)"は唯一緊張感漂うほど、インダストリアルな部分がきついという点では面白い。またVideo Clipが1曲収録されてます。建物の廃墟で、近未来的な格好をしたメンバーが演奏するというもの。妖しさはあるけど、もうちょいって感じ。6曲入りで、35分で充分かな。ま、かなりマニア向けなバンドだと思う。http://www.strommoussheld.com (純生)