GRAPHITE / CLOSTERKELLER
 ポーランドの女性Vo擁するゴシック・メタル・バンドの'03年リリースのアルバム。デジパック仕様のポーランド語盤です。ボーナス・トラック2曲追加みたいです。イギリス語盤なんてのも出ているみたいですよ。初期のゴシック・ロック色の強かったサウンドから、今はすっかりゴシック・メタルなサウンドになったけども、アルバム毎に大きな変化はないのです。なので、マンネリ化しているかも。おねいさんが少し太い声色で、そしてポーランド語で歌っているので、ソプラノ声至上主義の人には新鮮かもしれないけども、抵抗もあるかも。ルックスもすっかりおばさんになってしまったし…。ソプラノ声でいい雰囲気のまま歌ってくれる曲もあるんですけどね。サウンドはシンセ入りで、ギターはそんなに弾きまくってません。適度に明るく、適度に暗い。まったりとアトモスフェリックなサウンド。『FLOE』の頃のMOONLIGHTに似ているかも。印象的な曲多いのですが、名曲というほどでもないかな。彼らのアルバムの中ではいいほうだと思うけど。(純生)


DESIDERATA / MADDER MORTEM
 ノルウェーの女性Vo擁するゴシック・メタル・バンドの'06年リリースの4th。前作の3rd
『DEADLANDS』と同じ路線です。アグレッシヴでヘヴィな音像。疾走もしちゃう。でも、メロデスでもデス・メタルでもないし、やっぱりゴシック・メタルなんです。あまり美しさもないし、曲の展開は普通じゃない感じ。プログレとか言っちゃっていいのかな。その体形も迫力あるけども、歌唱も迫力あるおねいさん。力強くも歌ってくれるけども、優しくも歌ってくれます。"My Name Is Silence"はヘヴィで速い曲。ギターもうねってます。おねいさんの流れるような歌メロが素敵です。"Evasions"は彼らの曲にしては珍しく、繊細で美しいメロディの曲。おねいさんもとってもソフトに歌ってくれます。途中から力入った展開に切り替わりますけど。なかなか気に入りました。少なくとも前作よりは。でもでも、あまりにもぐにゃぐにゃなプログレ的なので、後半は飽きてきます。(純生)


WRAP YOUR TROUBLES IN DREAMS / THE 69 EYES
 フィンランドのゴシック・メタル・バンドの'97年リリースの3rd。オープニングの
BLONDIE"Call Me"のカヴァーがかっこよすぎますよ。アレンジがオリジナルよりも派手派手です。そして、この曲ではゴシック・ヴォイスで歌っているんですよ。まだ完全にロケンロールなヴォーカル・スタイルも残っていますけど。そして、この曲ではプロデューサーを担当しているSTRATOVARIUSTimo Tolkkiがギター・ソロも弾いています。しかし、本作は他の曲が"Call Me"に喰われてしまったかのように、普通すぎてつまらない; 普通にロックンロールな曲です; 低音で歌っている曲はないです。でも、1st『BUMP 'N' GRIND』に比べると、全体的に声色が低くなっている感じ。おっと2ndは未だ聴いてません。バック・ヴォーカルとしてHIMVilleが参加していますけど…どの曲のどのあたりでしょうかね; てゆうか、本作からずーっとアルバム毎に参加しているようです。(純生)


'06.08.15 / It's So Easy