CRYSTAL EMOTIONS / MOON OF SORROW
オランダのゴシック・メタル・バンドの'93年リリースの2nd。地味で暗い雰囲気。だらだらしてます。曲によっては高揚感あり。ごりごりとしたヘヴィなギター・リフの曲もあり。アトモスフェリックなシンセ入り。ゴシック・メタルであるという先入観がなければ、プログレでもいいのかも。この時代にしてはデス・メタル要素はまるでないですし。普通声の男性Voがメインで歌っていて、ちょっとだけKey奏者のおねいさんも歌っています。特に気に入った曲はなし。先に聴いている3rd『A NEW DAWN』に比べるとちょっといまいちかなあ。(純生)
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STOP MY HEART / DARK PRINCESS/OLGA ROMANOVA
ロシアの女性Vo擁するゴシック・メタル・バンドの'06年リリースの2nd。1st『WITHOUT YOU』よりも更に赤毛のおねいさんが綺麗で映えていて、おねいさんのイメージを強調したジャケットも秀逸。サウンドは1stの延長線上。ゴシック・メタル的な暗さはほとんどなくて、からっと明るい。1stよりもゴシック・メタルからは離れている感じもします。3分台の曲が多くて、ちょっと淡白なのもそう感じる一因。Key奏者いるのに、後ろのほうで地味に使われているだけな程度なんですよね。オープニングの"Жестокая Игра"はかっこよく歌メロも印象的ですが、疾走曲。ロシア語の妖しさがいいですね。続くしっとりとした"Нас Больше Нет"もいいんですが、ゴシック・メタルというより、ハード・ロックのバラード曲という感じがします。上品なピアノのイントロが印象的な"No Pain"はロマンティック・ゴシック風で名曲レベル。(純生)
INTUISPECTION / BEYON D ILUSION
フランスの女性Vo擁するゴシック・メタル・バンドのデビュー・ミニ・アルバム『FIRST STEP TO THE SOURCE』に続く'06年リリースの1stフルレンス。おねいさんはTHE GATHERINGのAnneke嬢そっくりの歌い方です。力強く情感たっぷり。フォロワーであっても、この歌唱力は素晴らしいものがあります。優しく歌うところを、もっと力抜いてほしいなあという気もしますが。一方、楽曲の方は音が硬いのです。GがKeyを兼ねているせいか、シンセが入らないわけじゃないのですが、ギター・リフが特に荒っぽく聴こえてしまいます。ごりごりな曲が多いんです。でもでも必ずしもTHE
GATHERINGまんまになる必要はないわけで、充分にいいアルバムです。おねいさんの優しさと強さを堪能できる"Binary Me"。短い曲ですが、中近東メロディ入りの"Lumina"…音楽性の幅の広さを感じさせてくれて、今後の可能性に期待が持てちゃいます。アルバム中ではシンセが派手で、アップ・テンポの"Chrysalis"も大好き。いやいや他にもいい曲ばっかりですよ。今年のベスト・アルバムの1枚です。おねいさん、美形っぽいのに、ブックレットに写真がないのはもったいないですよー。(純生)