OCEAN DYNAMICS / DOL AMMAD
 ギリシャの19人組み(笑)のゴシック・メタル・バンドの'06年リリースの2nd。1st
『STAR TALES』から3人増えています(笑)。まあ、ゲスト・ヴォーカルのDC Cooper(SILENT FORCE)も含めてです。クワイヤ隊が男女14人と大所帯ですから。で、1stはゴシック・メタルっぽくもあったのですが、疾走曲なんかはもろにメロスピみたいなところもあったりもして。まあ、バックの演奏は普通にメタルという感じだし。でも、本作はじっくりと聴かせるような遅い曲主体です。メロスピ+デジタル+クワイヤという1stの音楽性から少し方向展開しているかも。シンフォニック+クワイヤという感じ。デジタル音もあるけども、ちょっと減退。でも、ばかばかしいまでに派手さがなくなってしまって、悪く言うと地味ですよ。中盤には疾走曲やデジタル音炸裂曲もあるんですけども…名曲という感じはしません。その点は正直がっかりかなあ。(純生)


THIS ENDLESS NIGHT INSIDE / THANATOS
 おそらくアメリカの暗黒フォーク・バンドの'92年頃のリリースのアルバム。
PROJEKTレーベルだったので、買ってみました。ジャケットは女性の写真なのですが、普通に男性Voものでした; 73分で21曲というたっぷりの内容です。とてもシンプルなフォークです。暗さもあるんですけども、これがドイツ辺りのバンドだともっと暗いのですが、アメリカのバンドなせいか、どうしてもBob Dylan的なほのぼのとした雰囲気が漂っています。偏見かもしれないですが。なので正直暗黒フォークってほどでもないです。BLUE OYSTER CULT"(Don't Fear) The Reaper"をフォーク調でそしてだらだらとしたアレンジで、そして音程外して歌っているカヴァーはなかなか面白いです(笑)。(純生)


THE LOST BOYS / THE 69 EYES
 フィンランドのゴシック・メタル・バンドの'04年リリースの
『DEVILS』アルバムからの2曲入りシングル。タイトル・トラックはVideo Clipにもなったロケンロール色が強い、かちっとして、かっこいい曲です。低い声色の艶っぽいVoは相変わらず素敵なものの、ゴシック・メタルっぽさは希薄です。"Pitchblack"はアルバム未収録曲のようです。ギター・リフがヘヴィですが、ミディアム・テンポで、アトモスフェリックなシンセもいい感じで、なかなかいい曲ではないでしょうか。もちろんこちらの方がゴシック・メタルしています。(純生)


'07.05.28 / It's So Easy