DARK LOVE POEMS / BLOODFLOWERZ
 ドイツの女性Vo擁するゴシック・メタル・バンドの'06年リリースのアルバム。聴くのは3枚目なのですが、ドイツのイメージが先行してしまい、ピコピコのイメージ。ですが、実際にはそんなことない。ちゃんとメタルしているのです。が、のりのりだったり、繊細さがなかったり、美しいメロディがなかったり、おねいさんのルックスがいまいちゴシック・メタルっぽくなかったりと、いろいろな理由からやっぱりゴシック・メタル色は希薄です。まあ、要するにあまり好みのタイプではないということか。おねいさんの歌声も可愛くもあるし、ちゃんと歌えているんだけどね。バグパイプ系が入ってくる曲や、ヴァイオリン入りの曲もあり。ピアノ入りの
"Dark Angel"が爽やかなメロディ、歌メロで名曲レベル。むむむ、この曲は普通っぽいけど、いい。


Свет Луны / SEA OF DESPAIR
 ロシアの男女Vo擁するゴシック・メタル・バンドの'10年リリースのアルバム。KATATONIA風のロシアのSEA OF DESPERATIONの新作を勘違いして買ってしまいました。女性Vo入りになったし、シンフォニックだし、ずいぶん音楽性が変わったなーと思ったら、違うバンドというオチでした; 6人組で、女性メンバーが3人もいて、とても華やかです。やっていることはアップ・テンポ主体のシンフォニック・ゴシック。地味にギターが弾きまくってます。そんなに個性的でもない。おねいさんよりも普通声の男性Voの方がメインで歌っていて、この人の声色がなんとも中性的で好き嫌いが分かれそうです。私は生理的に苦手かな。ゴシック・メタルっぽくないし。おねいさんはソプラノ声で清らかに歌ってくれるのがとてもいいので、全部彼女に歌ってほしいぐらい。歌詞はロシア語。(純生)




APHOTIC / NOVEMBERS DOOM
 アメリカのゴシック・メタル・バンドの'11年リリースの10作目でしょうか。かっこよく疾走したり、だらだらしたり。力強いデス声と艶っぽい普通声を歌い分けていて、なんかますますMY DYING BRIDEみたいになってきました。いや、いい意味で。もうちょっと変化とか、工夫も欲しい気もするけど、このスタイルを突き進むのもいいかも。オープニングの
"The Dark Host"が8分にも及ぶ名曲。ところどころの展開の起伏がいい。"What Could Have Been"にはゲスト参加の元THE GATHERING, 現AGUA DE ANNIQUEAnneke嬢が参加していて、ヴァイオリンとアコギをメインにした物悲しい曲をバックにして、美しい声で歌い上げてくれます。この歌声の抜群の安定感に震えすらしてしまいます。でも、こういった曲もいいけど、彼ら本来の力強い曲でもAnnekeの歌声は負けないと思うんだけどなあ。"Of Age and Origin"にはEDGE OF SANITYDan Swanoがゲスト参加して歌っています。普通声がそうかな。(純生)


'11.06.03 / It's So Easy