BURNING BRIDGES / ARCH ENEMY
 ひたすら燃えます。これを聴いて暴れたくならない人は、こういう系統の曲を聴く資格は無い!と言い放ってしまいたいくらい。ギターのAmott兄弟は怒濤のようなリフを刻み、VoのJohanは喉が張り裂けて血が吹き出そうな勢いで叫びまくり、聴いているこちらのほうまで血管が切れそう。とにかく血が騒ぎます。どの曲が一番好き、なんて野暮なことは言えません。なんと素晴らしいアルバムでございましょう。ツイン・ギターの音、メロディ、緩急の変化、何を取ってもファンのツボをしっかり押さえています。「文句があるなら言ってみろ」と言わんばかりのAmott兄弟のプレイ、さすがの余裕と貫禄を感じます。彼らはブルータル・デスに属すのかメロデスに属すのか、細かいところは知りませんが、その系統をお好きなあなた、今すぐ買って聴いてください。あまりのカッコよさに涙が出ること間違いなしです。(ターシャ)


HATEBREEDER / CHILDREN OF BODOM
 始まった途端に全力疾走してくれる、嬉しいアルバムです。デス声っていうの? ブラック声っていうの? もう猫科の野獣のように吠えまくっていて、気分爽快にさせてくれます。Keyとギターの絡みが美しく、Voに負けることなく疾走しているし、Drも忙しそうにリズムを刻んでいてなんだか微笑ましい(?)。全曲だいたい同じようなスピ−ドで駆け抜けて行く感じですが、速いだけで誤魔化しているのではなく、なかなか楽曲がしっかりしています。私は4曲目の"Bed Of Razors"が好きですね。心もち他の曲よりテンポが緩やかかな?…って、聴く人によってはあまり変化はないかも。7曲目の"Wrath Within"もムチャムチャかっこいいです。全体的にギターのフレーズが印象的で、いい音出していますね。10曲目の"No Commands"が日本盤のボーナス・トラック。最近の日本盤って、ボーナス・トラックをおまけにつけるのが当たり前になってしまっているけど、こんなもの無くても買うのに。でも、このアルバムを台無しにするような曲ではなかったので、他の国より1曲多いことを素直に喜んでおきましょう。(ターシャ)


IN THE FLAMES OF BLACK ART / DARZAMAT
 ポーランド出身の3人組ゴシック・メタル・バンドの'97年頃にリリースされたアルバム。私が手にしているのは'99年になってリリースされたミニ・アルバムとのBOX SETになっているものです。ジャケットがエロですが、絵画風?あるいは中世風?な単色の写真なので、いやらしさはありません。おけけが見えていてもです@ Keyを中心にする、かなり大仰なシンフォニック・サウンドで、そこに男性デス声と、女性Voがのっかってくるというものです。女性Voは清純っぽくて、味わい深い声でいて、歌メロがとてもいいです。けっこう個性的なサウンドと言っていいのでしょう。インスト部分だけ聴いていると、元EMPERORのMORTIISの創り出すシンセ・サウンドにも似ているように感じます。'90年代の音楽じゃないですよ、これは。こんなバンドは決して表に出てこないと思います。暗い雰囲気の変なゴシック・メタルですから。でも完成度は高いです。私はとても気に入っています。(純生)


IN TBE OPIUM OF BLACK VEIL / DARZAMAT
 ポーランド出身の3人組ゴシック・メタル・バンドのミニ・アルバムです。'99年リリースかな?アルバムとのBOX SETになっていたやつです。アルバム同様に、ジャケットと内ジャケがエロで素晴らしいです(笑)。アルバム同様にシンフォニックで大仰なゴシック・メタルをやられています。重さはないですが、様々な楽器の音(ハープとか)、そして男女Voが代わる代わる入ってくるので、優雅な感じがしていいです。基本路線はアルバムと変わっていませんが、ちょっと楽曲が明るくなってきたかな。女性Voのフィーチュア度も上がったような気がします。(純生)


MANDYLION / THE GATHERING
 なんと美しい声でお歌いになるのでしょうAnneke嬢は。1曲目"Strange Machines"は部屋の灯りを消して、澄んだ月明かりの下でじっくり聴きたくなるような、なんとも言えない素晴らしい曲です。演奏隊はそれなりに重い音を出しているのですが、優しくて綺麗に感じられるのは、曲調とVoの歌唱力のせいでしょうか。3曲目と本編ラスト(そのあとに2曲のボーナス・トラックあり)に"In Motion"の#1と#2を持って来てあります。心憎い配置ですね。これらの曲も心洗われるような、傷口を癒してくれそうな、日本盤のアルバムに付いている帯に書かれているとおりの、全てを包んでくれそうな曲調です。精神的に疲れているかた、是非一度聴いてみてください。いいですよー、これは。(ターシャ)

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