蛸殴総本山 '00.03.12 大阪HARD RAIN
さて、昨年8月以来、久しぶりに蛸殴総本山のライヴを見てまいりました。パワー・メタルのPOWERSQUAD、東京からはるばるやってきたギャルバンのaphasia、そして京都のEBONY
EYESのメンバー等によるOzzy Osbourneのコピー・バンドのCOPY
OSBOURNEに続いて、蛸殴のメンバーがステージに…しかし、Voの「総帥」グラハム井上の姿が見えない…。と思っていたら、ボクサーのリング・ガウンのようなものを羽織って総帥登場!!
そして、ガウンを脱ぐと、なんとグラハム井上の頭は金髪に…!!
会場が唖然とする中、イチモツにシリコンを埋めこんだという、姫路に実在する人物を歌ったという"シリコンボールZ"でライヴはスタート。MCで、現在レコーディング中でスケジュールがタイトであること、その中で前日頭をブリーチして頭がヒリヒリして痛いこと等々の現況(大半はどうでもいいようなこと)について述べつつ、"血染めのハブラシ"に続く流血三部作第二弾"赤い鼻水"、前述のEBONY
EYESのメンバーとのデュエット"男の道"(だったと思う)といった新曲に交えて、スキーヤーを徹底的におちょくり、糾弾する"白銀の覇者"と言った定番?曲を演奏していくうち、会場は前のみが異常に盛り上がりを見せてきました。
そして、「メタルをバカにする奴はどうする?!」というグラハムの問いに、ごく一部の客が「ケツぜめ!!」と返すことで始まった"メタルでケツぜめ"が、(いつものことだが)ハイライトとなりましたね。ここで、グラハムは昔日の西城秀樹のヤングマンよろしく、「M-E-T-A-L」と「メタル体操」をやったり、サビの部分を読経風に歌ったり、ロブ・ハルフォードの真似?をしてシャウトしてみたりしていました(これもいつものことだが)。で、そのロブ風シャウトの前説が傑作で、「ロブ・ハルフォードを知らない奴は、3月15日に発売されるメタリオンを読んで勉強しろ。久しぶりにロブが載っている」「ロブは、ハーレーに乗って登場する。(口で)ブォン…。ブォォォォン!!
会場がガス臭くなる(笑)。ブォォォォォォォォン!! プスン(爆笑)」といったあんばいでした。
そして、ライヴの最後は、グラハムが現在の日本の高齢化社会を憂えつつ、「是非昔の元気を取り戻して欲しい、と痴呆性老人を励ます曲だ!!」とのMCに導かれて始まった"走れボケ老人"(しかし、この曲、確かにイイ曲だが、TV出演時は演奏を丁重に断られたらしいし、FMではサビに「ピー」が入ったらしい。…って、当たり前やわな)で、めでたくライヴは終わりました。
と、ここまで書くとただのアホ・バンドのようですが、彼等の演奏力は特筆モノで、特にセクサーFなるDs氏は物凄い!!
結構このバンド、スラッシュ・ハードコア・ナンバーも多いのだが、それをダレさせずに、一気に聴かせてしまう点は、この人に負うところが大きいような気がします。
決して万人に薦められるバンドではないが、一見の価値はあろうかと思います。上記のDs氏だけでもね。
P.S. ライヴの最後に、グラハム井上はこう言ってステージを去りました。「俺達が蛸殴総本山だ!!
目に焼き付けろ! 胸に刻め! そして、語り継げ!! HEAVY METAAAAAAALLLLLLLLL!!!」やれやれ…。
(装甲列車)